弘前の夢


カテゴリー: テキスト日記, | 投稿日: | 投稿者:

今日の昼、どうしても眠くて仕方がなくて、昼寝をした。
そうしたら抗鬱剤の副作用かもしれないいつもの悪夢、全身が痺れる夢を見た。
痺れながら私は、青森県の弘前駅に居た。夜のまだ早い時間。あたりは暗かった。
といっても夢の中の弘前駅は、改装前の山形駅に似ていたような気がした。

その弘前駅の窓口で、私は駅員さんに質問する。
「今夜のあけぼの、空席ありますか?」
駅員さんは、今夜は満席です、と答えた。

それで私は仕方ないなと思いながら、駅前を歩いて宿を探すことにした。ビジネスホテルくらいはあるだろう、と。駅の目の前に民宿があった。それで、ここでもいいかなと思ったけれど、ここは駅前の一等地で高いだろうから、少し歩いてみることにした。
駅前広場から向かって右手に延びて行く道を歩くと、そこは寂れていた。それでこちらは表通りじゃないんだなということで引き返して、駅前広場から左手に伸びて行く道を歩いた。するとそこは昭和の商店街のような雰囲気で、民宿も何件かありそうだった。

その間ずっと私は全身がじわじわと痺れていた訳だが、ふと気がつくとあたりは明るくなっていて、私は再び弘前駅に居た。それでここの時空は普通じゃない、何かおかしいと思って駅の時計を見てみると、針式の時計が10時10分頃を示しているのに、デジタル時計は8:56の数字を示していた。いつの間にか私は翌日の時空に来ていたのだ。それで私は再び駅の窓口に向かい、駅員さんに尋ねてみた。「今日のあけぼのは空いてますか?」と。駅員さんは、今夜は満席です、と答えた。

私はこの時空は正常ではない、そもそも今、何月何日なんだ、と思って、それで、駅前の本屋(平屋建て)の店頭で時刻表を探した。そうしたら、時刻表だと思った本は何かの雑誌て、その最終ページが時刻表の広告になっているというものだった。その近くに小型の時刻表があったので手に取って見ると、その時刻表の奇妙さに驚いた。その時刻表は「宝塚・神戸中心の時刻表」だった。なぜ弘前でこんな時刻表を売っているのだ?と思ったが、手に取って見ると東北の列車の時刻も主な列車は載っているようだった。その時刻表は「3月号」とあった。ということは今は1月頃か?と考えた。

私は再び宿を探すことにした。駅前の民宿は、昨夜(の時空)では気づかなかったけれど、三角形をした、日比谷野音のような奇妙な建物だった。ここにしなくてよかったと思った。それから商店街を奥の方まで歩いて行くと、やたら品数の多い八百屋などがあった。さらに進むと床屋が軒を並べている一角に出た。一体ここは何なんだと思っていたら、目が覚めた。

今思うと、弘前って、新青森まで行ってそこから新幹線に乗れば、半日で帰って来れるんですね、でも夢の中の私は、まだ新幹線が盛岡までしか出来てなくて、盛岡から東京まで3時間半かかって、まあそれでも一日あれば帰って来れる訳ですけど、何だか一日では帰って来れない場所というイメージがあったみたいです。