さて.
今回,色々な意味で
一番印象に残ったのは,この展示だ
最近,どーも元気がないよーな気が
しないでもない
インテルは
なんと,「世界最初のマイクロプロセッサ」
4004,から,現行のPentium IIIまでの
「歴史」を,展示していた
それがメインという訳ではなかったけれど,
World PC EXPOだよ?
それも「2000」だよ?
何で,今,また?
こういう展示会で「過去の業績」なんて
見に来る人など居るわけないのだし
何で,また?
でも,私は正直言って,
この展示こそが,一番,
色々な意味で,面白かった
「4004」あたりは未知の世界だが,
その少し後の「8080」あたりになると,
少しは「聞き慣れた名前」である
インテル最初の16ビットCPU「8086」で,
初期のMS−DOSの使い方を教わったのは
私にとっての「奈良時代」,
大学に通っていた頃の記憶がよみがえる
「80286」は,私が最初に買ったPCに使われていた
画像処理など夢のまた夢だったが,
そこから始めた何かが
今,Webの仕事などに繋がっているのは事実だ
「386」は,今でも使っているノート型のCPUで,
これは1993年,(当時の)念願がかなって
学校の事務員になった年
「486」でWindowsに触れ
インテルにとっての大ヒット商品である「Pentium」は,
私にとっては,画像処理から
やがて写真へと至る道へと漕ぎ出した
運命の小舟のようなものだった
そしてPentium III.
このWebsiteを作り,
画像処理に使い,
私にとっての基幹機になっている
インテル製CPUの移ろいは,
私自身の移ろいと
重ねて振り返ることが
出来てしまうのだ
しかし,それにしても……
最新の展示会であるはずの
World PC EXPOで,
回顧に浸るとは……
「20世紀最後の展示会」ということで,
これもまた一興ということに
いたしておきましょうか
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