まいにちを過ごしていると、
だんだん絵がかきたくなってくる。

まあ、そのうち描くのだろう。

朝、おじいちゃんのところへ行くと
ベッドから起き上がってテレビを見ていた。
おかゆを食べたそうだ。
服薬はまだだったので、少し手伝ってのんでもらう。

トイレを磨いて、換気をして帰る。
さっくりと終わる。
雑談も少しした。

一階に降りてきたら、おばあちゃんが、時計を見ながら私に
「今、何時？」と言う。
三日の日曜日、朝の８時半だよ、と私がいう。
「何が何だか分からなくて、とうとうおかしくなったのかと思った。」
と、おばあちゃんは言って、しばらく怪訝そうな顔をしていた。

私は朝、アラームで起きられるのに、
歯磨きが出来ない。
午後になって、やっと磨けた。

５キロくらいやせて、今度クリニック行った時に、先生に
「やせました？」と言ってもらいたい。
そのために食欲も潰している。
水分は摂っている。
とにかく、くまが目の下の、ひどくて
まぶたは茶色で、落ち窪んでいる。

夕方、おじいちゃんの薬チェックに行く。
おむつ交換。トイレ掃除。洗面台そうじ。
わりとさくっと終わる。
お昼は焼きそばだったらしい。
ヤクルトに似たドリンクが５本置いてあった。飲み過ぎや！

いつもおじいちゃんの足のむくみをみて
少しもんで、ひざ下を下から上へなでるようにしていると、
だんだん
血行がよくなってくる。
手や顔は血色がいいのに、足は赤黒い。爪の色も悪い。
なんでだろう。

最近はおもやから家に帰って来ると、とても落ち着く。
そして音楽をずっと聴いている。

もう疲れて、うまく字は打てない。目がかすむ。二重に見える。
おやすみなさい。

　今日からおじいちゃんの服薬係は私だ。
朝８時に行くと、おじいちゃんは寝ていた。
起こして話を聞くと、もう朝食をとって、薬も飲んだと言う。
すばやい。すばしっこい。
ちなみに朝は、「金ちゃんヌードル」だそうだ。

昼間も様子を見に行ったら、電気と暖房をこうこうとつけ、
テレビもつけっぱなしで爆睡していた。

夕方、漢方薬を飲んでもらう。
信ちゃんも来て、おむつの取り換え方を教えてもらう。
軟膏もぬっておく。

おじいちゃんの足の血行があまりにわるいので、軽くもんでみる。
そして雑談。
戦後３年中国にいたときは、ほとんど日本語で通じたらしい。
でもおじいちゃんはいつも「しえしえ」と言う。
どす黒かった足が少し白くなったので、終えて帰る。
また、頭と頭をくっつけて帰る。

明日のために、早く眠剤を飲んで、もう寝る。