今日、月末の月曜日ではあったが、仕事が暇だったので、ひなと一緒に小田原に行って「君の名は。」をもう一度観てきた。
今回はタオルを用意して行った。
美しくて、笑えて、楽しくて、切なくて、泣ける。監督自ら言っている「エンターテインメント のど真ん中」というのは、その通りだと思う。こんな凄い作品、私には作れない。たとえ文章だけだとしても。
1回目は、とにかくもう、映像美と音楽のシンクロに圧倒されて、訳のわからないところで泣いたりしていた。
その後、小説版を読んで、カドカワの出している「君の名は。Another Side Earthbound」も読んで、Webのあちこちに記された様々なご意見を拝聴して、それでもう一度観てみたわけですが、って、逆に、そこまでしたらもう2回目見る意味ないじゃん?とも思ったのだけれど、「音楽と映像のシンクロをもう一度チェックしてみたいな」という興味があって、2回目に観に行きました。
そうしたら、全然「意味なくない」んです。
まず、ストーリーがより理解出来た。あれこれ読んだ賜物でしょうか。
最後の方で、町長室に一葉(おばあちゃん)と四葉が来ていて、そこに、傷だらけになった「三葉の体に入っている三葉」が乗り込んでいくシーンなど、1回目に観た記憶がなかったというか、見たけれど記憶から抜け落ちてしまっていました。このあたりは「君の名は。Another Side Earthbound」の通りなんだなと。これ、外伝とかじゃなくて、本編ですでにそういう話になっていたのだな、と、納得しました。
それより前、まだ2人が入れ替わりを繰り返していた時に、三葉の体に入った瀧が、テッシー達と一緒につくった「フードコート」も、映画では出来上がっていた。小説版には出ていないけれど、「君の名は。Another Side Earthbound」には、その制作工程が出て来ます。
逆に、当初の目的であった「音楽と映像のシンクロのチェック」は、「すごい、ぴったり合っている」ということしか、わからなかったというか、どの歌詞のどの部分がどの映像とリンクしているのか、までは、ちょっと追いきれなかったです。私は音楽もアニメも素人ですから、このあたりが限界なのかも。
一緒に観ていた ひなは、この歌詞がここで出るのかと、結構感心していたそうです。
糸守神社のご神体(のクレーター?)で2人が再会するシーンは涙が出ました。三葉みたいに。
そう、それから、今回は少しグッズを買いました。
パンフレット720円、ミニクリアファイル2(2?「1」があったのだろうか?)が、A5のクリアファイルが3枚組で650円、A4のクリアファイルC(C?「A」「B」があったということ?)が2枚組で500円。
映画のパンフレットは相場がわからないのでなんとも言えないですが、クリアファイルは妥当な値段だと思いまいした。なぜかというと、私、湯河原町から許可を得てキャラクタのクリアファイルを販売しているんですけれど、それはA4カラーで、1枚200円で湯河原駅前の観光案内所で売ってもらっているんです。
あと、確か、JR東海の「リニア・鉄道館」で買ったクモハ52のクリアファイルが、263円だった(当時消費税5%)。
クリアファイルの一般的な市販価格は結構リサーチしたのですが、A4で、だいたい200円から250円くらいが一般的みたいです。
A5のクリアファイルを作ろうかとも思ったこともあるにはあったのですが、止めたという経緯があります。なぜかというと、クリアファイルって、A4でもA5でも製造原価は同じだったりするんですね。材料費が多少安くなったとしても、人件費とか製造機械の減価償却とかで、ほとんど差が出ないのだろうなと思います。でも小売商品を買う人は「小さいのに安くないのはおかしい」と思うのが人情だろうと。
実際、「君の名は。」では、A5の方が一枚あたりの小売単価を下げているわけですけれど、これなんか、A5の方が利鞘が薄いかもなあ、とか思ったりした次第です。