ヤフーオークションで、1/150スケールのキハ10を落札した。
楽天で3000円台で売っているものが2000円台で出ていたので、安いと思った。キハ10の模型はかなり細かいところまで精密に出来ていて、模型としての完成度が高いことも魅力的だったが、今となっては(実物の)キハ10は大半が廃車され、貴重な車輌になってしまった。
キハ10系には、実は、あまり乗ったことがない。
1970年代に、家族で奈良に行ったときに関西本線でキハ16を通り抜けた(座席が満席で乗れなかった)のが1回。
1984年に京都北部の私鉄加悦(かや)鉄道でキハ1018に乗ったのが2回目。
もしかしたら1987年に、廃止直前の筑波鉄道に乗りに行ったときにも1回乗っているかもしれない。乗ろうとした列車にキハ10が繋がっていたような気がする。
キハ10は、車体幅が狭く、床が高く、座席は狭く、乗り心地はごつごつして、でも、当時なりの精一杯の技術を結集した車輌なんだなという気がする。それでいてどこか安っぽいというか、ボロっぽく見えるところが、昔は嫌いだったが、今は、それが面白いなと思う。
埼玉の鉄道博物館に、キハ10のトイレ付きバージョンキハ11が動態保存されている。いずれ見に行きたいと思う。
キハ10を落札した
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