なっちょ先輩!

なっちょ先輩
「あたしカメラ嫌いなの」

なっちょ先輩
くまてぃー!

ひなに抱っこされるくま
うっとり。

くま
なっちょ先輩!
なっちょ先輩
「あたしカメラ嫌いなの」
なっちょ先輩
くまてぃー!
ひなに抱っこされるくま
うっとり。
くま
みぃは、私が近づくと警戒する。子猫の頃、私に捕まえられて動物病院に連れて行かれた記憶が、未だに残っているのかもしれない。
私を見るみぃ
警戒している。
私を見るみぃ
けれど、ひなが撫で子していると、とてもうっとりとした顔になる。
ひなに撫でられているみぃ
うっとり。
ひなに撫でられているみぃ
ふすまを張り替えた部屋
前の家は、2003年の11月から住んでいた。まだ朔が3歳の遊び盛りで、毎日外に遊びに行っては、トンボや蝉やトカゲを捕まえてきた、とひなは言うのだが、私は仕事に忙しくて事務所に居ることが多かった。まだ夜遅くまで仕事をしていた頃だった。随分無理もした。今思うと、そんなことよりもっとひな朔と一緒に居る時間を作るべきだったと思うけれど、朔はもうこの世に居ない。今の家は、仕事場を通らないと居間とキッチンの間を行き来出来ない構造になっている。そのため仕事場が自動的に居間のようになって、ひなと一緒に過ごす時間が増えた。朔が「もっとひなを大切にしなさいよ」と言ってくれているのかもしれない。
今日4/27は、経師屋さんの納品だった。
朔がひっかき、私たちが写真を貼り付けまくったふすまも障子も、まっさらに新しくなった。もうこの部屋で珈琲を飲むこともない。私たちの生活の匂いは少しずつ確実に薄れていく。この部屋で「朔ちゃんでんぐりっこ」をしたことは、遠い昔のことのようにも思える。
朔ちゃん、新しい家に行こう。新しい家でも一緒だよ。朔ちゃんのことはずっと忘れないよ。