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湯河原15年


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2002年の今日、私は湯河原町役場に転入届を出した。実際には前日には湯河原に来ていて、でも引越し荷物は届いていなかったので、ひなの家に1泊、泊めてもらった。引越し荷物が届いて、湯河原での暮らしが始まったのが6/25。あれからもう15年ということになる。

実は、2002年からさらに遡ること10年、1992年前後頃、東海道線を普通列車で旅行する時に、熱海で列車に乗り換えることが多く、その一つ手前の「湯河原」という駅の存在は知っていた。夕方の熱海発に乗ってビールを飲みながら湯河原の駅に着く。こんな緑が多くて温泉のある場所に住んで、仕事は東京とデジタル回線で直結してやりとりして、なんて出来たらいいのになあ、などと、漠然と考えていたことがある。
その頃は、公務員を辞めることはあまり考えていなかったし(少しは考えていた)、まさかその5年後に、湯河原出身のひなと知り合って、巡り巡ってこの街に住むことになるなどということは、夢にも思わなかった。

夢というのは、必ずしも叶うものではないけれど、意外なことに、漠然と描いていた夢がかなってしまう場合もある。私は、そう思う。

古い時計を買った。CASIO H101


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一昨日、ヤフオクで「落札額の30%をポイントバック」というくじが当たった。こんなことは初めて。
それで、何を買おうかなと考えたのだけれど、以前からちょっと目をつけていた、古い時計を落札した。
CASIO H101。1982年、私が高校1年の時に買ったことのある腕時計。
いかにも1980年代っぽいデジタル時計だ。
たしか当時、11500円だったと思う。今使っているシチズンの腕時計は、太陽電池で電池交換不要であるにもかかわらずAmazonで4040円だった。時計、安くなった。
で、今回購入した時計だけれど、35年前の製品であるにもかかわらず電池交換で正常動作が確認されていて、送料込み5800円だった。これが2万円とかだったらちょっと遠慮しておくところだったけれど、べらぼうな値段ではなかったし、30%ポイントバックがあるので実質はもっと安い感じがしたので、買ってしまった。
商品が昨日届いたのだけれど、梱包を開けてみて、ああ、これこれ、と思った。懐かしい。
それと、重い。無駄に10気圧防水なもんで、押しボダンとか硬いのだけれど、そういうところも「そうそうこういう仕様だった」と懐かしく思ったりする。
今、これをテーブルの上に置いて、置き時計代わりにしている。
いや、部屋には電波時計があるんですけどね、無印良品の。だからこれは、趣味的なものではあるけれど、毎正時と30分に時報のアラームを鳴らしてみたりして、ちょっと楽しい。

CASIO H101

CASIO H101

CONTAX T2には感度800のネガカラーが使いやすい


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※富士フィルムから、感度800ネガカラーフィルムの販売終了がアナウンスされました。2019年12月に販売終了だそうです。
http://ffis.fujifilm.co.jp/information/articlein_0090.html

先日、noteで「T2で撮ってみた」と題したマガジンを3点発行した。(いずれも無料)

Velvia50(感度50、リバーサルフィルム)
https://note.mu/iijiman/m/mc90b9564b6e3
Venus800(感度800、ネガカラーフィルム)
https://note.mu/iijiman/m/m4c5a4647f0ca
Venus800(感度800、ネガカラーフィルム)
https://note.mu/iijiman/m/m2868020a4b9a

理論上は美しい仕上がりが得られるはずの感度50のリバーサルでは、露出が不足しているものが多くて、いまひとつ失敗している感じのカットが多かった。公開しているものもアンダー気味だけれど、実際にはもっと酷いカットがあった。あと、手ブレに弱い。三脚を立てずに撮った写真は、ほとんどが手ブレしていた。撮影した場所が朝の曇天下や室内で、どうしても暗くなりがちだったということはある。
逆に、感度800のネガカラーフィルムが、予想外に好調だった。屋外晴天下でも露出オーバーにならず、室内でもそれなりに綺麗。理論上はリバーサル(しかもVelvia)に発色が劣るはずのネガカラーフィルムであるけれど、実際に上がりを見て見ると、必ずしも色が悪いとは言えず、適正露出となっているカットに関して言えば(というか、ほとんどが適正露出だった)、Velviaで失敗したカットより格段にいい仕上がりになっている。
今回あらためて思ったのは、Contax T2には、感度800のネガカラーフィルムが使いやすい、ということだった。感度1600では、屋外晴天下でどうしても「黒の締まり」が物足りなく(それだけ暗い部分の光もよく拾っているというとこではあるけれど)、また、感度1600のネガカラーフィルムと感度800のネガカラーフィルムの間には、発色の良さという点で、感度800のネガカラーフィルムの方が優れていると思った。
今後は、Contax T2には積極的に、感度800のネガカラーフィルムを使ってみようと思う。

梅漬けTURBO


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6月3日に、梅を漬けた。梅酒2本と、梅シロップ1本を漬けた。
http://hmk.iijiman.com/mamenikki/?p=6972

このうち、梅シロップの方がだいぶ抽出が進んできたので、昨日6/15、梅と氷砂糖の追加を行なった。
梅はよく水で洗ってからヘタを取り、水気を拭き取ってから、氷砂糖と交互に、瓶に入れる。

梅を洗ってから拭く

梅を洗ってから拭く

これをうちでは「梅漬けTURBO」と呼ぶ。

梅漬けTURBO

梅漬けTURBO

久しぶりにフィルムカメラを使ってみた


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今日、この「豆日記」に使っているブログ管理ソフトWordpressを4.8にアップデートした。まあ大丈夫だろうとは思うけれど、念のため、新しい記事の追加をしてみようと思う。Wordpressは2007年から使っている。2007年に、Wordpressを使う案件を受託して、そのクライアントとはもう契約が切れているのだけれど(というかクライアントそのものが組織再編で消滅)、以来、Wordpressは私の仕事の中で、結構大きなウェイトを占める存在となった。

で、Wordpressとは全然関係ないことではあるが、ここ数日でフィルム3本、CONTAX T2で写真を撮った。2本は感度800のネガカラー、1本は感度50のポジ。ポジの方は、朝方三脚を立てて撮った写真以外は、失敗していると思う。手ぶれ補正もない上に、T2の手ブレ警告は、具体的に何分の1のシャッターが切れるのまでは教えてくれない。切ってみると1/4くらいになっているのでは?という音がしたことがあって、これはどうやっても手ブレしているだろう、というカットがあった。

最近、ヤフオクを眺めていると、かつて愛用していた中判6x6のMamiya 6が、レンズ付きで、9万台〜12万くらいで落札されている。懐かしいな、ちょっと買っちゃおうかな、とか心が揺らいだりするが、いかんいかん「もうこれは使用しない」と思って、実際全然使わなくなって、それでフジヤカメラに売ってしまったのに、今更何を言っているのか、と。

第一、今の私は写真を撮っても、モニタ表示かプリンタ出力しかしない。これでは中判フィルムカメラを持っていても意義は希薄ではないかと思う。今さら私がMamiya 6を買っても、部屋に放置してレンズをカビさせてしまうのが関の山だろう。Mamiya 6どころか、せっかく再度購入したCONTAX T2でさえ全然使っていないじゃないか、と。

で、そうか、フィルムで撮りたければT2を使えばいいのか、と思って、ヨドバシの通販で、ネガカラーフィルム3本とリバーサル1本を買った。明日郵送で奈良の現像店に出す。もう梱包した。

今回、フィルムを使ったのには、もう一つ、ちょっとした理由があった。

実は18年前にも、感度800のネガカラーで写真を撮ったことがあった。小田原で。ひな。18年前の5月30日。しばらく会えなくなっていて、1年以上ぶりに再会した時。当時はまだひなと付き合っていなくて、ただの「お友達」、いや、友達以前かもしれない「お知り合い」だったのだけれど、それから色々あって、まさか20年後に私が湯河原に住んでいるとは思わなかった。18年ぶりに同じ場所(喫茶店「豆の樹」)に行って、写真を撮ってみよう、というのがあった。18年前、「豆の樹」のコーヒーは美味しかったし、今でも美味しい。もっとも、今回頼んだのは「コーヒーフロート」だったけれど。

20年前にはLeica M6に35mmF2のレンズをつけて行った。もうそんなカメラ、持っていない。湯河原に来る前に売ってしまった。1997年から2002年までしか使わなかった。仕事で使ったこともあったけれど、とてもではないけれど「元が取れた」とは言い難かった。今思うともったいないというか、なんと言う贅沢をしたものかと、あのお金があったら今なら云々、と、後悔する部分もあるけれど、あの時の私には、M6が必要だったのだろう。

ともあれ、今、M6は持っていない。それでT2を持って行ったが、フィルムだけは感度800のネガで揃えた。逆に言うと、こういうよほどのことがないと、フィルムカメラで写真を撮る理由は、今の私にはないのかもしれない。フィルムカメラは、今でこそT2を1台だけ持っているけれど、一時は全て手放してオールデジタルだった(オールといっても、2台しかカメラを持っていないので、その言い方は大げさであるが)。仕事もプライベートも、デジタルカメラでないと「間に合わない」ようになってしまった、というのが大きい。納品時間だけではない。それより性能的な問題の方が大きい。手ぶれ補正5段と常用感度6400、最大感度25600。フィルムでは出来なかったことが、今は簡単に出来てしまう。

フィルムが現像から帰ってきたら、この豆日記(Facebook)にも写真を出します。

梅を漬けた


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今年も梅が出回り始めたので、梅酒を漬けた。今年は梅シロップも漬けた。
その梅だが、実は、今年は近所の無人販売所で買った。大粒の梅が、1kg500円。お買い得。

青梅

青梅

早速漬けた。梅酒の1つは、今年初めての試みとして、果実酒用ブランデーを使ってみた(茶色い方)。もう1本は、例年通り「いいちこ」で漬けた。

梅を漬けた

梅を漬けた