OSの入れ替え・出張で疲労


カテゴリー: テキスト日記 | 投稿日: | 投稿者:

仕事で使っているWindows PCの、OSを入れ替えた。
まあ、一言で言うと、そういうことになるのだが、かなり大変だった。

今まで、Windows XP SP3 を使っていた。
不満は少しあった。起動が遅い。
IllustratorもPhotoShopも遅い。

だからWindows7に入れ替えたのかというと、そういう訳ではない。
OSの入れ替えは、上記の問題にあまり寄与しない。
ディスクアクセスを延々としている感じだったので、問題はCPUでもない。
ボトルネックはハードディスクだ。

で、起動用と、アプリのインストール用に、SSDを増設した。
ならついでに、OSも入れ替えてしまおうと。
どうせなら、無意味っぽいけれど64bitにしようと。うちで64bitの恩恵を受けるのは64bit版PhotoShopのRAW現像が多少速くなる「かな」くらいのものだけれど。
IllustratorとDream Weaverがうちの主力業務に一番活躍しているけれど、どっちも32bit。
やってみての結論を記せば、32bit版のWindows7でも良かった。64bit版PhotoShop、スキャナのTWAINドライバが未提供なので不便。肝心のPhotoShopがこれでは。

SSDに詳しくないので、とりあえず一流メーカーということでIntelの80GBのSSDを付けた。通販で、神戸の業者から1万8000円くらい。20年くらい前に、秋葉原で5MByteのFlashDiskを49800円で買ったのは、いったい何だったのだろう?

で、しばらくの間、XPと7のデュアルブートにして仕事の合間に少しずつ環境を移行したりして、ついでにCS(PhotoShopとかIllustratorとか)を3から5にアップグレードして、一通り移行したところでパーテーションを切り直してHDDを全部データ用に割り振って・・・そうしたら、起動しなくなった。MBRを消してしまったらしい。あれこれ試して、結局、Windows7のインストールディスクで起動して何とか復旧した。復旧で一日潰した。

Notron Gohstも15にアップグレードした。14がWindows7に対応しているかどうかよく分からなかったので。こういうシステム系のツールは、一歩間違うと地獄行きなので。
一太郎も2010にアップデートした(今まで10年前の「一太郎10」を使っていたが、64bit版Windows7では動かなかった)。
「Windows XPモードで一太郎10を使い続ける」ということも、不可能ではなかった。実際、それも試してみた。だが、いかんせん、背後でWindowsXPを立ち上げるので、待たされる。遅い。重い。仕事でこれは辛い。一太郎は、うちでは割と重要なアプリの1つだ。なぜなら、私はこれで、毎月、某社のメールマガジンを書いている。一太郎2010、アップグレード版かつダウンロード版で6300円。6300円ならまあいいか、と。昔、一太郎Ver.3って、58000円しましたよね、当時、消費税はなかったけれど。

問題はoffice2000だった。これのOutlookだけが、どうも調子が悪い。
Outlookは、普段は使わず、メールマガジンの発行にのみ使っていた。結局OutlookからSunderbirdに乗り換えることにした。Office2010は何となく使いづらそうな気がして。2万するし。

さて、それで、あれやこれや苦労をして、今、仕事の環境はSSDにインストールした64bit版Windows7、Creative Suite 5(PhotoShop,Illustrator,DreamWeaverがそれぞれCS5)、一太郎2010、という環境となった訳だがやっぱり一番変わったと思うのは、SSDからの起動で、とにかく速い。今まで電源を入れてからWindowsが安定するのに2ー3分はかかっていたと思うのだが、40秒くらいで起動する。その後Windows Live Mail 2011が起動するのを含めても1分弱。終了も、Mac OS 10.6ほどではないが、今までよりは随分速くなった。これらは多分よいことなのだろう。多分。そう。少し仕事の手を付けやすくなった。所詮その程度かよ、という気もするけれど。
あと、アプリの起動も速い。PhotoShop CS5が一太郎10のように軽く起動する。Illustrator CS5も同様。これは快適。しかし、結局とのところPCの前で一番やっていることは「自分の頭で考える」ことなので、必ずしも仕事そのものが早くなる訳ではない。

もしこれからOSの入れ替えをしようと思っている人がいたら、1つだけお伝えしておきたいことがある。
それは、「どうしても64bit版を導入すべき理由がなければ、32bit版のWindows7で充分」ということだ。
Illustratorが64bitに対応してくれて、複雑なパスでも一瞬で開けるようになると嬉しいのだけれど、今はそうではない、ということだ。

上記のこととは全然関係ないけれど、一昨日、横浜に出張して、ソフマップに古いMacを売りにだしたら、受付待ちに1時間、査定に4時間以上かかって、へろへろに疲れてしまった。今日、やっと立ち直りつつある感じだ。次からは宅配便での買い取りを申し込むことにしようと思う。しかし、平日の昼間からエッチ系のソフトを何本もソフマップに持ち込んでくる若い男の子って、一体何者だろう?