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7/23(木)~8/3(月)、アトリエ高円寺にて写真展「愛妻ひなさん」開催


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明日から、杉並区高円寺「アトリエ高円寺」にて、写真展「愛妻ひなさん」を開催します。(入場無料)
会場はJR高円寺駅から徒歩8分くらい。ちょっと奥まったところにあります。
https://atelierkoenji.com/

内容は、1999年~2019年の、ひなさん。時々、愛猫の「朔」も登場します。
1999年は、最初にひなさんを撮った年。2019年は、ちょうどそれから20年後。それだけの意味で、「バブル崩壊後からコロナ前まで」という区切りになってしまったのは偶然です。

会場では、ひなさん制作の「Tシャツ」(¥1500)のほか、詩画集「ユアーズ」(¥1000)、小説等(¥300)の販売があります。
こういうご時世ですので念のため、手指消毒用アルコールをご用意いたしました。また、次亜塩素酸水を使用して、テーブルや手の触れそうなところを消毒します。

みなさまのご来場をお待ちいたしております。

エプサイトギャラリーの落選通知はいつ来るか?


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2019年10月31日締め切りのエプサイトギャラリーに応募しました。
2019年12月5日夕方16:10、着払い宅配便と共に文書で落選通知が来ました。

この記事は、あなたがエプサイトギャラリーに応募して落選した時に、上記と同じタイミングで落選通知が来ることを保証するものではありませんが、「そういう例もあった」という参考例として、この記事を記します。

合掌。

ニコンサロンの落選通知はいつ来るか?


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2019年8月31日締め切りのニコンサロンに応募しました。
2019年9月25日昼12:45、メールで落選通知が来ました。

この記事は、あなたがニコンサロンに応募して落選した時に、上記と同じタイミングで落選通知が来ることを保証するものではありませんが、「そういう例もあった」という参考例として、この記事を記します。

合掌。

小切手を換金する


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今日、銀行(というか信用金庫)に行った。あるお客さんのお支払いが「小切手」なので。
「紙の小切手」を換金するなんて、30年後にはもうなくなっているのだろうな、などと思いながら、待合ロビーで「テレビ体操」を見た。平日の午前中ということで、老人が多かった。いや平日の昼間でなくても湯河原は老人が多い。人口25000人弱、65歳以上40%くらい(2018年推計)。私が引っ越してきた時=2002年には、町役場の掲示板に人口28000人強とあって、その時の65歳以上は25%くらいだったと思う。今、道路を歩いていても、歩行者、ドライバーとも高齢者が多い。

色々張り出されているポスターも見た。住宅ローン、10年、2.9%。30年前の普通預金くらい。35年変動金利だと0.59%。でも「35年後」の金利は分からない。30年前の住宅ローンは、確か固定で6%くらいだったと思う。私は家を買う買わない以前に「住宅ローンの審査に通りっこない」ので、関係ないといえばないのだけれど。

定期預金は0.01%。普通預金は0.001%。何だかピンとこない数字だけれど、10万円預けて1年後に貰える利息が、定期預金10円、普通預金1円。定期預金は税金を引かれるので実質8円。30年前、郵便局の定額貯金が8%台、銀行の普通預金でも3%くらいあった。なんかため息が出る。今、成績の良い投信で3~5%くらい。でも投信はもうやめた。

毎月1000円とか、ぼちぼちと節約する方が私には合っているようだ。

今年の目標2019


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今年は1月1日から仕事をしていた。某店の押しボタンの文字差替案件。31日に原稿が決定して、2日から営業という……
2日には、某店のポスターを作った。今年から休日を変える、働き方改革、それはいいんですけど、それを1月1日に突然決定されたもんで……
3日は、ごろごろしていた。昼寝もした。

と、そんな三が日でしたが、今年も目標を少し考えてみた。

(1)去年の半分くらいの売上げ。
 今年は景気、落ちると思うんです。昨年末の日経平均の落ちっぷりとか、国際情勢とか、あと、追い打ちをかけるのが消費税の増税。だからもう、無理をせずに、去年の半分くらい売上げがあればいいかと。

(2)今年こそ一次予選通過
 ま、無理でしょう。

(3)PCを買わない。
 今のWindows10が安定しているので。

(4)月に2回は明珠堂
 肩こり、何とかしたいです。

(5)2ヶ月に一度は髪を切ろう
 もう、伸ばすとむさ苦しい年齢。去年、3ヶ月切らなかったことがあって、これはヤヴァいと思った。

(6)表定速度ランキング2019年3月版を作る。
 3月にJRのダイヤ改正があるので。北海道新幹線は順位を上げるだろうか?
 https://speed.iijiman.com

(7)アイスは2日に1本まで。
 去年の夏は毎日ガリガリ君ソーダを食べた。そのせいか痩せなかった。
 さすがに冬はそこまで食べませんでしたけど。

(8)年末までに 体重69kg
 微妙。

(9)これ以上模型を買わない。
 昨年末に1/80のキハ17に加えて1/80のキハ11まで買ってしまって、もう置き場がない。予想としては、秋に阪急から「京とれいん洛雅」6両編成セットとか発売されそう。でも本当に、もう置き場がない。

(10)タオルの山を減らす。
 2013年に作った360本が、まだ大量にある。お年賀や暑中見舞いでクライアントに配りまくっているが、それでも150本くらいありそう。そうこうしているうちにURLも変わってしまったし(http://→https://)、何とかしないと。

 と、そんなところでしょうか。

初夢


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鉄道模型がたくさんある部屋に居た。
その中に、誰かが「天賞堂のC58」を置いていった。私は興味を引かれて、それを分解してみた。
すると中からなぜか「32MB」(GBではない)のコンパクトフラッシュが出てきて、そうかこれにサウンドデータが記録されているのか、と感心する。
天賞堂のC58は真鍮で出来ていて、さすがにこれは質感・量感とも凄いなあと思ったりする。
そして、組み立て直そうとしたら、直せない。どうにもこうにも、元に戻せない。やればやるほどバラバラになっていく。困ったなあ……

というところで目が覚めた。これが平成31年の初夢。
この夢に、意味はあるのだろうか?

11/25(日)第27回文学フリマ東京に出展します


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詩画集「ユアーズ」、純文学「海辺のチガ子」、ライトノベル「あたし、朔!」の他、オリジナルイラストポストカードやTシャツ(手描きあり)、11/25(日) 文学フリマ東京にて販売! (入場無料) ブースはG-06です。

私が担当した「海辺のチガ子」は、手づくり製本です。オンラインにはついていない「チガ子のイラスト表紙」がつきます。
「あたし、朔!」も手づくり製本です。オンライン版との違いとして、モデルになった全ての猫たちの写真が登場します。

場所は「 東京流通センター 第二展示場」G-06ブース。
東京モノレール「流通センター」駅から徒歩1分。
※ご注意:“空港快速”は「流通センター」駅に止まりません。

みなさまのご来場をお待ちいたしております。

○詳細→https://bunfree.net/event/tokyo27/
○初めての方は→https://bunfree.net/attend/

なお、出品作のうち、次の3点は、冒頭5ページがPDFで無料で閲覧できます。

詩画集「ユアーズ」中島ひろみ yours.pdf
小説「海辺のチガ子」飯島正樹 umichiga.pdf
小説「あたし、朔!」飯島正樹 atasaku.pdf

職業人としての限界


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私の職業は、一応、Web制作、Web管理ということにしている。この仕事について、以前は、70歳くらいまでは現役で仕事をしていたいなあと思っていた。その後修正して、80歳くらいまで現役で、と。
でも、それは無理だということを痛感した。ある案件で、ついに「出来ない」状況が来てしまった。30代、40代の頃なら徹夜してでも仕上げた案件だと思うのだが、50代になって頭が硬くなってしまったのか、新しいことがなかなか飲み込めない。Webの変化は速い。今はどうにかこうにか処理している案件も、いずれ私には手が届かなくなってしまうのだろう。
Web業界は、今、個人商店や中小企業で、割と手間を惜しまない人はWixやjimdoに流れている。無料だからね、対抗しようがない。質的にも十分なものが出来るし。大手は、もう技術的に対応できないし、ボリューム的にも対応できない。少なくとも技術スタッフ10人くらいいる法人でないと無理。
もう私のような、中途半端な個人事業など、立ち入る隙もなくなってくるのだろう。

今日、それとは全く別で、「のぼり」のデータを作って発注するという仕事をしていた。Illustratorも日々進化していてCC2018になっているけれど、昔のやり方でも成果物が作れてしまうあたり、Webよりまだ何とか行けそうかなという気がする。少しだけ明るい気持ちになった。
でも、いかんせん湯河原。仕事が少ない。いつまで続けられるかなあ……

これは人生観を変えないとダメだと。


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今日、某誌が届いた。昨日発売の雑誌だったが、湯河原にはなかった。それでAmazonで頼んだ。要は、某賞の一次選考に通過したかどうかが知りたいだけだった。小田原に行って立ち読みした方が安いのだが、行くのも面倒だったので。

で、落ちていた。結構気合いを入れて書いて出したのだが、落ちていた。

まあ、こんなことだろうなとは、思ってはいた。
私の書く物は、はっきり言ってしまえば30年古い。阪神大震災前、バブル前の価値観から脱していない。あれから世の中は随分変わってしまった。私だけがバージョンアップ出来ていないのだ。それが、一番の原因だと思う。

もう、書き物で一発当てて大物になろうなどと言う欲望は、捨てた方がよいのだろう。もっと気づいてしかるべきであったが、改めて今、そう思う。そういうところが、私は遅いのだ。

noteとinstagramは更新しようと思うが、これも、もう、大きな期待は出来ない。どちらも参入が遅すぎた上に、コンテンツが地味過ぎる。

https://note.mu/iijiman
https://www.instagram.com/masakiiijima/

最近思うのだが、最近の高齢者のありようを観察していて思うこととして、どうやら最低でも70歳くらいまでは生きていなければならないだろうなと思う。80歳も可能性は高いだろう。場合によっては(40年後の医療というものが今ともの凄く違っていれば)90代もあり得るのかもしれない。
そこまで生きていくのに、国民年金だけでは圧倒的に足りない。どうしたらいいものかと考えたとき、やっぱり何らかの仕事を続けていくしかないだろうなと思う。
とはいえ、Web制作は、大口は大手に、小口はWixやjimdoに取られて、生き残りは厳しい。既に継続しているWeb管理は、おそらく、Wixやjimdoでさえも(忙しくて)手が回らない人たち、というニッチな市場を掴んでいるので、それなりに続けていくことは出来ると思うが、どうなるかは分からない。

朔は去年死んでしまったし、あとは、もう、ひなと時々へきつきながら、そしてたまに仕事をしながら、ゴロゴロと過ごしていくのが私の残りの人生なのかなあ、と思う。

文学フリマとか


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第27回文学フリマhttps://bunfree.net/event/tokyo27/に応募してみた。先着600名の枠に入ったので、抽選なしで確定した。もう料金も振り込んだ。

最近「カクヨム」に2点ほど作品を出した。
反応は、あまりない。
今時、純文学なんて需要がほとんどないのだろうなとも思う。(特にネットを見ている人たちの間では、年齢を問わず。)
海辺のチガ子 https://kakuyomu.jp/works/1177354054885814862/episodes/1177354054885814929
北陸本線 https://kakuyomu.jp/works/1177354054885818762/episodes/1177354054885818812

でも、今年は書き物にも少し力を入れてみようと思い、文学フリマに出展してみようかな?と思って、ひなに相談してみた。ひなは乗り気で、そういえば、という話で、ひなには、共同出版で出した「ユアーズ」の在庫がある。これが70冊くらい。じゃあ「ユアーズ」中心で行こう、ということで、「詩歌|現代詩・散文詩」のジャンルで出展することにした。
で、ユアーズが20冊くらい売れてくれると嬉しいのだけれど、その横で、私もささやかに純文学作品を手づくりホチキス製本で、何冊か置いてみようと思う。印刷所を使うことも考えたのだけれど、ブースが畑違いだし、そもそも純文学がそんなに売れるとも思えず(異世界も転生もRPG要素もない作品なんて今時流行らない)、昨日、一太郎で手づくり製本のテストをしてみたら、中型ホチキスがあればうちのプリンタでも丁合印刷が出来そうなので、これを使うことにした。
あと、文学フリマではCDやTシャツも売って良いそうなので、ひなまめきTシャツの在庫も持っていこうかと思う。純文学作品よりTシャツの方がまだ売れそうだと思う。

何をするでもなく


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この連休は、特にこれといったことをせずに過ごしている。
いや、少し仕事した。某店の整理券増刷特急仕上42枚。観光案内所に手ぬぐい納品30本。
あとは、模型の整理をしたり(オークションに出した)、昼寝をしたりしている。

最近驚いたのが、富士の感度1600のネガカラーが、昨年5月に発売終了となっていたこと。
Amazonで1本2000円近い値段が付いていて、そんなに高かったかな?と思っていたけれど、そういうことになっていたとは。
もう無理して銀塩で高感度を目指すより、素直にデジタルを使いなさいってことなのだろうなと思った。感度12800とか普通だし。OM-Dなら。

もう公開情報なので書けるけれど、神田珈琲園神田北口店が、2018年5月25日(金)まで営業して、その後、約10ヶ月の休業。JR中央線耐震工事の関係。昭和32年からの内装を一度全部外して、高架本体を補強して(これはJRがやる)、そのあと、仕上がりを見てから内装の設計と工事(これは神田珈琲園がやる)を始めるという。どういう構造になるのか、耐震工事が終わらないと分からないそうで、もしかしたら結構雰囲気が変わるのかもしれない。
工事期間中は通販も休止。(通販最終締め切りは5/18(金))。
とりあえず豆は買った。けれど古くしても味が落ちるし、うちの冷凍庫にも限界があるので、いつも通り1kg買った。休業の間、どこで豆を買おうかなあ、小田原の豆屋さんにでも行ってみようか。

最近、あまり写真を撮っていない。

2018年3月17日改正版、在来線・新幹線表定速度ランキングを作ってみた


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今年の春のダイヤ改正は、JRよりも小田急の方が大いに変化した感じだった。
というわけで、2018年3月版の、在来線・新幹線表定速度ランキングを作ってみた。
一人でやっていることなので、誤りや勘違いなどもあるかもしれません。ご容赦ください。
http://speed.iijiman.com

10001ポケコイン


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未だにやっているポケモンgoで、アイテム購入に使えるけれど換金性はない「ポケコイン」が、今日、10001まで貯まった。
繰り返すが、これは、換金性がない。
これがビットコインだったら30億円くらいくらいになるのであろうが、いかんせんポケコイン。何にもならない。

そういえば以前、サンシャイン牧場で、同じく換金性のない「コイン」を、11億貯めたことがあった。
こういうことばかりしているから、儲からないのだろうなと、自分でも思う。

10001ポケコイン

10001ポケコイン

あの世はあるのか


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「あの世は存在する」をgoogleで検索すると51200件。
「あの世は存在しない」をgoogleで検索すると、33700件。
件数で何が決まるわけでもないが、googleの現状はそうなっている。

私が思うのは「朔に会いたい」ということ。あの世というものがあって、あの世で会えるというなら、それでもいい。しかし、あの世というものがないのであって、もう二度と会えないというなら、それを受け入れるしかない。どちらかわからないというのは、ちょっと困る。で、困っている。

私たちは毎日、朔にお線香をあげる。まだ四十九日を過ぎていないので、1本ずつあげる。

「この世からあの世」までの「間」が存在するかという問題も、これまたわからないというか、仏教では四十九日、キリスト教はキリストの復活までに50日かかった。イスラム教でも死後の世界とこの世との間というのがあるらしい。神道には五十日祭がある。
村上春樹の「海辺のカフカ」には、「リンボ」という名前で、生きているものがあの世へ行くまでの場所のようなものがあることが記されている。「海辺のカフカ」は宗教ではないけれど。

では宗教を離れて科学とか物理学の世界ではどうなのかというと、一見すると死後の世界というものは否定されていて、脳の活動が止まれば意識というものがなくなるので、死んだら何もなくなってしまう、ということで意見が一致しているのかというと、必ずしもそうでもないらしい。量子物理学とかの世界に行くと、なんだかよくわからないことが多いらしい(私、現代文の文系なので物理は苦手)。

朔が他界したということを何人かの(猫好きの方への)暑中見舞いに書いた。ある人は、忘れないでいれば虹の橋のところでもう一度会えるよ、と記してくれた。

朔に会えたら、また顔をくっつけて眠りたい。抱っこして眠りたい。
それだけなのだけれど、この件は、実現するのか否か、結局のところ全く分からない。

ひなに背中を掻いてもらう


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今日、どうしても背中がかゆくなって、でも、手が届かなかった。

「ひなさぁん、あの、大変申し訳ありませんが」
「なに?」
「……背中、掻いてもらえませんでしょうか?」
「?」

ひなが私の背中を観察すると、小さなにきびができかけていたという。
50にもなって背中ににきびを作るとは。アイスとかピーチョコとか、甘いものばかり食べているせいだろうか。

ひなに背中を掻いてもらったあと、にきびにはテラマイシンを塗って、絆創膏を貼って貰った。

ひながいる。

朔はいなくなってしまったが、ひながいる。

今日、にこりの駐車場の看板の貼り替えに行った。ひなに手伝って貰った。手伝って貰ったというより、ひなの方が大変だった。古い看板をはがす作業を頼んだのだけれど、何度もひっくり返りながらひなは必死に看板を外してくれた。私はそのあとから、シーリング材を使って新しい看板を貼っていった。全部で10枚貼った。30分かかった。家に帰ってくると、朔ぴょんはいなかった。それは知っていたけれど、いつも帰ってくると、むすくれてお留守番をしていた朔ぴょんがいない。でも、ひながいる。私は恵まれていると思う。

あと、今日、メルカリでTシャツが1枚売れた。赤字ではあるけれど在庫はさばけた。そのTシャツもひながデザインしたものだ。

朔はいなくなってしまったけれど、私たちは新しい日々を生きていかなくてはいけない。

朔ちゃん、お帰り


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今日の夕方、吉浜の吉祥院に、朔の遺骨を受け取りに行った。
タクシーでお寺に行ってみると、驚くほど小さくなって朔は待っていた。
帰宅してから壺を開けてみると(セロテープで蓋が止められていた)、後頭部らしい骨があった。なぜ後頭部とわかったかというと、ぴょこっと飛び出している突起の感触に、朔の頭を撫でた時の記憶が蘇ったからだ。

一日に一度か二度くらい、どうしようもないこととわかっていても、無性に朔に会いたくなる。交差点で信号を待っている時、時間が空いて家の部屋でごろりとしている時。「なーでーこー」と声に出してみたりする。撫で子か。言うほどしなかったかもな。もっといっぱい撫で子したかった。ふわふわの毛皮の感触。死ぬ間際の、ごつごつに痩せた背中の感触。

朔ちゃん、ここはおうちだよ。もう病院に行かなくていいんだよ。
ここはおうちだよ、朔ちゃんのおうちだよ。

時間ということ


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昨日、朔を失ってから、時間ということについて漠然と思いを馳せていることがある。
昨夜、私は3時間半、朔の亡骸を眺めていた。4年前に作ったフォトブックの朔と見比べて見たりもした。4年前より痩せていた。食べることができず、かといって点滴でも一日の所要カロリーの半分までしか摂取できなかったので、当然ではある。4年前には、こんなことになるなんて思っていなかった。朔は、漠然と、20歳くらいまでのんびりと長生きしてくれるような気がしていた。だがその甘い期待は叶わなかった。

朔を見つめていた3時間半という時間は、その時にはとても長いものに思えた。
でも、今となっては「過去の一瞬」でしかない。
時間って、いったい何なんだろう?
哲学的なことは私は苦手だ。
かといって科学的に分析ができるわけでもない。

顎や背中をなでこした。生きているうちにもっと、なでこやポン子、一緒に遊んだり、もっとやるべきことはあっただろうと思った。朔が生きている間、私は随分時間を無駄にしたと思う。朔が隣にいながら、くだらないゲームに熱中していたこともあった。私の30代の大半と40代の全ては朔とともにあった。もっと一緒に遊んでおきたかったと、今は思う。でも、儲からない過酷な仕事に身を投じて、朔が仕事場に心配してやってきたこともあった。豆、もう帰ろうよ、と言っているように思える鳴き方をした。

朔は時間が有限で、取り返しのつかない性質のものであるということを、知っていたのだろうか。賢い猫だ。言語という媒体を使うことなしに、それを知っていたのかもしれない。

湯河原15年


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2002年の今日、私は湯河原町役場に転入届を出した。実際には前日には湯河原に来ていて、でも引越し荷物は届いていなかったので、ひなの家に1泊、泊めてもらった。引越し荷物が届いて、湯河原での暮らしが始まったのが6/25。あれからもう15年ということになる。

実は、2002年からさらに遡ること10年、1992年前後頃、東海道線を普通列車で旅行する時に、熱海で列車に乗り換えることが多く、その一つ手前の「湯河原」という駅の存在は知っていた。夕方の熱海発に乗ってビールを飲みながら湯河原の駅に着く。こんな緑が多くて温泉のある場所に住んで、仕事は東京とデジタル回線で直結してやりとりして、なんて出来たらいいのになあ、などと、漠然と考えていたことがある。
その頃は、公務員を辞めることはあまり考えていなかったし(少しは考えていた)、まさかその5年後に、湯河原出身のひなと知り合って、巡り巡ってこの街に住むことになるなどということは、夢にも思わなかった。

夢というのは、必ずしも叶うものではないけれど、意外なことに、漠然と描いていた夢がかなってしまう場合もある。私は、そう思う。

CONTAX T2には感度800のネガカラーが使いやすい


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※富士フィルムから、感度800ネガカラーフィルムの販売終了がアナウンスされました。2019年12月に販売終了だそうです。
http://ffis.fujifilm.co.jp/information/articlein_0090.html

先日、noteで「T2で撮ってみた」と題したマガジンを3点発行した。(いずれも無料)

Velvia50(感度50、リバーサルフィルム)
https://note.mu/iijiman/m/mc90b9564b6e3
Venus800(感度800、ネガカラーフィルム)
https://note.mu/iijiman/m/m4c5a4647f0ca
Venus800(感度800、ネガカラーフィルム)
https://note.mu/iijiman/m/m2868020a4b9a

理論上は美しい仕上がりが得られるはずの感度50のリバーサルでは、露出が不足しているものが多くて、いまひとつ失敗している感じのカットが多かった。公開しているものもアンダー気味だけれど、実際にはもっと酷いカットがあった。あと、手ブレに弱い。三脚を立てずに撮った写真は、ほとんどが手ブレしていた。撮影した場所が朝の曇天下や室内で、どうしても暗くなりがちだったということはある。
逆に、感度800のネガカラーフィルムが、予想外に好調だった。屋外晴天下でも露出オーバーにならず、室内でもそれなりに綺麗。理論上はリバーサル(しかもVelvia)に発色が劣るはずのネガカラーフィルムであるけれど、実際に上がりを見て見ると、必ずしも色が悪いとは言えず、適正露出となっているカットに関して言えば(というか、ほとんどが適正露出だった)、Velviaで失敗したカットより格段にいい仕上がりになっている。
今回あらためて思ったのは、Contax T2には、感度800のネガカラーフィルムが使いやすい、ということだった。感度1600では、屋外晴天下でどうしても「黒の締まり」が物足りなく(それだけ暗い部分の光もよく拾っているというとこではあるけれど)、また、感度1600のネガカラーフィルムと感度800のネガカラーフィルムの間には、発色の良さという点で、感度800のネガカラーフィルムの方が優れていると思った。
今後は、Contax T2には積極的に、感度800のネガカラーフィルムを使ってみようと思う。

久しぶりにフィルムカメラを使ってみた


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今日、この「豆日記」に使っているブログ管理ソフトWordpressを4.8にアップデートした。まあ大丈夫だろうとは思うけれど、念のため、新しい記事の追加をしてみようと思う。Wordpressは2007年から使っている。2007年に、Wordpressを使う案件を受託して、そのクライアントとはもう契約が切れているのだけれど(というかクライアントそのものが組織再編で消滅)、以来、Wordpressは私の仕事の中で、結構大きなウェイトを占める存在となった。

で、Wordpressとは全然関係ないことではあるが、ここ数日でフィルム3本、CONTAX T2で写真を撮った。2本は感度800のネガカラー、1本は感度50のポジ。ポジの方は、朝方三脚を立てて撮った写真以外は、失敗していると思う。手ぶれ補正もない上に、T2の手ブレ警告は、具体的に何分の1のシャッターが切れるのまでは教えてくれない。切ってみると1/4くらいになっているのでは?という音がしたことがあって、これはどうやっても手ブレしているだろう、というカットがあった。

最近、ヤフオクを眺めていると、かつて愛用していた中判6x6のMamiya 6が、レンズ付きで、9万台〜12万くらいで落札されている。懐かしいな、ちょっと買っちゃおうかな、とか心が揺らいだりするが、いかんいかん「もうこれは使用しない」と思って、実際全然使わなくなって、それでフジヤカメラに売ってしまったのに、今更何を言っているのか、と。

第一、今の私は写真を撮っても、モニタ表示かプリンタ出力しかしない。これでは中判フィルムカメラを持っていても意義は希薄ではないかと思う。今さら私がMamiya 6を買っても、部屋に放置してレンズをカビさせてしまうのが関の山だろう。Mamiya 6どころか、せっかく再度購入したCONTAX T2でさえ全然使っていないじゃないか、と。

で、そうか、フィルムで撮りたければT2を使えばいいのか、と思って、ヨドバシの通販で、ネガカラーフィルム3本とリバーサル1本を買った。明日郵送で奈良の現像店に出す。もう梱包した。

今回、フィルムを使ったのには、もう一つ、ちょっとした理由があった。

実は18年前にも、感度800のネガカラーで写真を撮ったことがあった。小田原で。ひな。18年前の5月30日。しばらく会えなくなっていて、1年以上ぶりに再会した時。当時はまだひなと付き合っていなくて、ただの「お友達」、いや、友達以前かもしれない「お知り合い」だったのだけれど、それから色々あって、まさか20年後に私が湯河原に住んでいるとは思わなかった。18年ぶりに同じ場所(喫茶店「豆の樹」)に行って、写真を撮ってみよう、というのがあった。18年前、「豆の樹」のコーヒーは美味しかったし、今でも美味しい。もっとも、今回頼んだのは「コーヒーフロート」だったけれど。

20年前にはLeica M6に35mmF2のレンズをつけて行った。もうそんなカメラ、持っていない。湯河原に来る前に売ってしまった。1997年から2002年までしか使わなかった。仕事で使ったこともあったけれど、とてもではないけれど「元が取れた」とは言い難かった。今思うともったいないというか、なんと言う贅沢をしたものかと、あのお金があったら今なら云々、と、後悔する部分もあるけれど、あの時の私には、M6が必要だったのだろう。

ともあれ、今、M6は持っていない。それでT2を持って行ったが、フィルムだけは感度800のネガで揃えた。逆に言うと、こういうよほどのことがないと、フィルムカメラで写真を撮る理由は、今の私にはないのかもしれない。フィルムカメラは、今でこそT2を1台だけ持っているけれど、一時は全て手放してオールデジタルだった(オールといっても、2台しかカメラを持っていないので、その言い方は大げさであるが)。仕事もプライベートも、デジタルカメラでないと「間に合わない」ようになってしまった、というのが大きい。納品時間だけではない。それより性能的な問題の方が大きい。手ぶれ補正5段と常用感度6400、最大感度25600。フィルムでは出来なかったことが、今は簡単に出来てしまう。

フィルムが現像から帰ってきたら、この豆日記(Facebook)にも写真を出します。

ゆたぽんファイブキーホルダー、ネット通販スタート


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昨日、一昨日と、2日かけてYahoo!ショッピングを久しぶりに更新した。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/iijiman/

目玉は、新製品の「キーホルダー」全8種類+お徳用5個セット&お徳用3個セット。
でもそれだけではない。
手ぬぐい10本セット、付箋メモ10本セット、というのも作ってみた。

というわけで、よかったら買ってやってください。

佐川急便さんも、いろいろ大変らしくて


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昨日、佐川急便で荷物を1個発送した。
その時、ドライバーのお兄さんが、「飯島さん、申し訳ないのですが、ご相談があります」と切り出してきて、一体何事かと思った。実は「ご相談」は今年に入って2回目。1回目は値上げの相談だった。大した値上げではなかったこともあり、私は快く受け入れた。で、2回目、また値上げかな?と思ったら、そうではなかった。

ドライバーさんが言うには、今、運送業界全体が大変な状況にある、という。それは知っていた。ニュースでも言っていた。で、佐川急便に関しては、従来はドライバーが直接運賃を受け取っていたけれど、これを改め、同時に、発送伝票をパソコンで作って欲しい、という。
パソコンで伝票なら、ヤフーのクリックポストとか使ってますから、全然OKですよ、と答えると、いや、ヤフーが使えるスキルのある人なら簡単に出来ますから、と、ドライバーさんは小さく縮みながら、ちょっと見当違いの返答をした。

話を総合すると、こういうことらしい。

佐川急便は従来、現金払いを条件として、ドライバーが運賃を比較的自由に決めていた。中には大幅な割引になるケースもあったという。(うちも多分そう。クロネコやゆうパックと比べると、いつも大幅に安い運賃だった。値上げの後でも。)
そういうシステムそのものも問題化しており、今後は運賃は佐川急便本社が決めた割引率を適用したいのだという。支払いは月締めで銀行口座引き落としにして欲しいという。

そりゃ便利ですね、よろしくお願いします、と言うと、ドライバーさんはとても嬉しそうな顔をして、色々話してくれた。
まず、前回の「ご相談」にあった、値上げに対して、お客さんからの反発が大きかったという。
その値上げの直後に、今度はパソコンを使えと言われて、キレるお客さんがいるらしい。いやパソコンを使って貰えば運賃も値引きしますから、と説明しても、嫌がるお客さんがいるのだという。それはどういうことかというと、そもそもパソコンを使うことが苦手という人が、想像以上に多いらしいのだ。小さな会社や個人商店などではパソコンを持っていても四苦八苦しながらかろうじて使っている状態で、それこそ「ヤフーで検索」とかするのが精一杯、あとは会社の経理ソフトを苦労して覚えて使っている、なんてケースが、結構あるらしい。
タイミングもマズかった。この春に値上げの話を切り出して、それから時間をあけず立て続けに(ある種のお客さんにとっては)負担増となる話を持ち出されて、怒り出すお客さんが本当にいるのだそうだ。

今回、ドライバーさんが持ってきた話というのは、既に稼働しているシステムで、佐川急便の「e飛伝II」というもののようだ。
http://www.sagawa-exp.co.jp/service/okurijyou-support/e-hidenweb/
荷物の発送依頼は専用ソフトをインストールして、そのソフトから行う。すると請求情報がネットを通じて佐川急便本社に届き、月締めで集計して翌月に引き落とす。
発送伝票は、専用ソフトに入力した届け先等の情報を、専用の伝票に印刷することで完成する(つまり手書きの必要がない。乱筆の私にはありがたい限り)。伝票は専用の用紙を佐川急便が無料で提供してくれる。(これまでも無料で送り状は貰えたから、佐川急便の負担としては大差ないのだろう。)
伝票は複写式ではなく、シール式になっている。これをレーザープリンタでもインクジェットプリンタでもいいので、汎用の事務用プリンタを使って印刷して欲しいという。(あとでWebで知ったのだが、希望するお客さんには低額で専用プリンタをリースするサービスもある。)
そういう話を聞いて、私は、あー、確かになあ、と思った。世の中にはまだまだ、パソコンを使うのが「怖い」という人がたくさんいる。ホームページを見るのが精一杯で、キーボードを使ってメールを打つのも億劫。伝票の住所入力などは苦痛。ましてやパソコンがトラブルを起こしたらお手上げで、聞いたことのない専用ソフトのインストールなんてとんでもない……という人が、私より若い人にも決して少なくないのだ。インターネットの利用は主にスマホ。メールもスマホ。だからそれで生活に困ることは何もない。パソコンは怖い、パソコンは面倒、パソコンは「やりたくない」。
佐川急便のシステムは、プリンタを使う関係上のこともあると思うが、スマホには対応していない。Windows PCにしか対応していなくて、Macではダメ、というのも案外問題かも。デザイン事務所でMacしか使わない人達にとって、Windowsほど憂鬱なものはないのだろう。
うちはWindowsPCのフタを開けてHDDを増設したり、無線LANも自力で設定したりで、佐川急便のシステム導入は全然苦痛でないし、さっきも触れた通り乱筆なので、手書き伝票を使わずに済むのはありがたい。まして運賃が下がるとあっては、導入しない手はない。

世間ではクロネコヤマトが大変とニュースになっているが、佐川急便さんも色々大変みたいである。

写真を発表するにもお金はかかる


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昨日、note(というサイト、というか、Webサービス)に、「Leica M6で撮ってみた・1999年2月、仙台・東松島」という30枚組の写真を掲載してみた。今のところ何の反応もない。まあそうだろうね、Instagramとかだともう少し反応があるのかもしれないけれど。
https://note.mu/iijiman/m/mfca51050f788

また来年も写真展をやりたいなとは思っているのだけれど、神田珈琲園がどうなるか不透明で、もしかしたらもう神田珈琲園では写真展が出来ないかもしれない、という話も出ている。
ではどこで、というところで、困った。都内で人が来てくれるところで、安いところ。そんなギャラリー、「ない」。やっぱりどこを借りても、狭くて安いスペースでも1週間で5万前後はかかる。10万円台は普通。2週間やると20万くらいになる。神田珈琲園の9倍・・・
あと、うちは写真と絵画の混合展示になるので、「写真専門のギャラリー」は、原則としてNGになってしまう。
仕方なく、Webでできる限りの発表を続けていくくらいしか出来ないのかなとも思い始めている。

東武のダイヤ改正と、主要列車の表定速度一覧


カテゴリー: テキスト日記鉄道 | 投稿日: | 投稿者:

明日2017/4/21、東武線が大規模なダイヤ改正を実施する。
目玉は新型車両の投入による特急「リバティ」の登場だろう。
「リバティ会津」や「アーバンパークライナー」といった、これまで特急の走っていなかった路線に特急が走る。そういえば前回は「りょうもう」は赤城発着便しか載せていなかったなと思ったり(これはついでに訂正した)、近鉄特急ももっと載せろとか、3月に運行の始まったS-TRAINは特急か?とか、いろいろ疑問はあるわけですけど、そのあたりは気が向いたら何か訂正とかするかもしれません。
とりあえず在来線最速はサンダーバード33号、快速最速は北越急行の超快速、といったあたりは、当分変わらないだろうなあと思ったりするわけです。
http://speed.iijiman.com

2017年3月4日改正版、在来線・新幹線表定速度ランキングを作ってみた


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今年の春のダイヤ改正は、昨年の「北海道新幹線開業」、一昨年の「北陸新幹線開業」などと比べると地味な感じではあるが、「のぞみ」がスピードアップしていたり、東京ー新大阪間のこだまが10分も所要時間を短縮していたりして、地味ながら変化はあった。
というわけで、2017年3月版の、在来線・新幹線表定速度ランキングを作ってみた。
一人でやっていることなので、誤りや勘違いなどもあるかもしれません。ご容赦ください。
http://speed.iijiman.com

横浜出納事務所にアルバイトで着任する初夢


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2017年の初夢は、次のような内容であった。

私は神奈川県横浜出納事務所という県機関に、非常勤職員(要するにアルバイト)として着任することになった。で、早速仕事を引き継ぐ。実は私は、かつて横浜水稲事務所に正規職員として勤めていたので、出納事務所の仕事に関しては一通り理解していた。それで、非常勤職員ながら、経理の細いことに突っ込みを入れようとしたりして、「おいおい君はアルバイトなんだからそこまでしなくていいよ」みたいに、逆に注意を受けたりしていた……

……という夢だった。
ちなみに横浜出納事務所というのはかつて横浜市内に実在していた県機関で、そこに私は大卒の新採用職員として着任したのが1990年のことだった。ろくに研修もなく、新卒すぐに経理書類の審査をやれという、無茶な仕事を任されて、しかも毎晩10時まで事務所で仕事をしているという、本当に大変な職場だったのだが、「横浜出納事務所に再び着任する」という夢は、数年に1回くらい、今でも見てしまう。それだけ強烈な思い出だったということなのだろうとは思うけれど、しかし、何も初夢で見なくても……

クリスマスに見た夢


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もう今日は28日で、ヤオハンの売り場もクリスマスからお正月対応に模様替えが終わっていた。とはいえまだサンタピカチュウは現れる。こちらは29日までやっているらしい。今朝、トイレにスマホを持って入ったら、うちのトイレにサンタピカチュウが現れた。さすがに写真を撮るのは控えたが、なんだかんだ行ってサンタピカチュウは2〜30匹捕まえているのではないかと思う。

それはそうとして、今年のクリスマスに見た夢は、実は、よく覚えていない。何か、次々にいろいろな不思議な現象に遭遇する、というような夢だったと思う。ただ、夢から覚める直前に、なぜか解説者のような人が現れて、次のようなことを言った。

(1)まず、これらは夢である。
(2)この夢の意味するところは、次の通りである。
 ワグナー、またはパックナーという名前に縁がある。
 (私は)今の道をそのまま行くのがいい。

そして、なぜか解説者は賽銭箱を指差した。その賽銭箱には「純」と文字が刻まれていた。「これがあなたを示す文字です」とのことだった。

この夢の意味するところは、結局のところよくわからない。

絵画・写真展「ひなまめ珈琲園5」のご案内(12/26~1/13)


カテゴリー: テキスト日記写真日記 | 投稿日: | 投稿者:

来る2016年12月26日(月)から、年越しを挟んで、2017年1月13日(金)まで、絵画と写真の展覧会「ひなまめ珈琲園5」を開催します。
場所は、神田珈琲園神田北口店です。
住所と地図はこちらにあります→http://www.kanda-coffee-en.com/cafe.html

私は、A1プラスサイズのインクジェット出力を11点出す予定です。
ひなは、絵画作品の他に、今回は写真も出します。

なお、お店の年末年始休業と、日曜定休のため、次の日にはお店が閉まっています。ご了承ください。
2016年12月30日(金)~2017年1月4日(水)……年末年始休業
2017年1月8日(日)……定休日
2017年1月9日(月・祝)……定休日

会場では、自家焙煎の美味しい珈琲を楽しむことが出来ます。
みなさまのご高覧をお待ちいたしております。

ひなまめ珈琲園5

ひなまめ珈琲園5

南北北斗と南玲子


カテゴリー: テキスト日記 | 投稿日: | 投稿者:

昨夜、奇妙な夢を見た。

とにかくすごく面白い内容の小説の原案を思いついて、その登場人物の名前が「南北北斗」と「南玲子」という名前だというのだ。

そこで目が覚めて、というか、無理やりに起きて、パソコンを立ち上げ、ふらふらになりながら「南北北斗」と「南玲子」という名前を打ち込み、再び寝た。

再び寝た結果、一体何が面白い小説だったのか、さっぱりわからなくなってしまった。
南北北斗、南玲子、君たちは一体何をしたというのだ?

人間開花を買った。PVが映画の補足にもなっていた


カテゴリー: テキスト日記萌え | 投稿日: | 投稿者:

久しぶりにCDを買った。最近はiTunesばかりだったので。
理由は「初回限定版」についてくるDVDに収録される「スパークル」のPVを観たかったから。
これ、買ってよかったです。
最初の3分をYouTubeで見られるのに、改めて買う意味はあるのか?とも思ったけれど、意味はあった。
というのも、映画で描かれなかったシーンが追加されているんです。
買ってよかった。

CONTAX T2の上手な使い方2(ピント合わせの話)


カテゴリー: テキスト日記写真日記 | 投稿日: | 投稿者:

CONTAX T2について、今年の3月7日に「感度、絞り、シャッター速度」を中心に、上手な使い方の参考例を記した。その後、いつかは書こうと思っていた「ピント合わせの話」を、記してみたいと思う。
特に、CONTAX T2は「ピント合わせに失敗しやすい」と言われることがあるので、その回避策なども考えてみたい。

◎アクティブオートフォーカス
 CONTAX T2のピント合わせは「アクティブオートフォーカス」と呼ばれる方式である。CONTAX T2は赤外線を利用して被写体までの距離を計測する。カメラ本体から赤外線を発射して、その赤外線が反射して帰って来るまでにかかった時間等を計測して、ピント合わせを行う。かつてのフィルムコンパクトカメラではよく利用された方法である。
 これに対して、今のカメラのほとんどや、かつてのフィルムカメラでも一眼レフタイプの多くでは、「パッシブオートフォーカス」と呼ばれる方式を採用している。これは、レンズを通して得られた画像をセンサーで分析して、カメラから被写体までの距離を計測する。(厳密には、コントラスト方式、像面位相差方式、ハイブリッド方式などがあるが、いずれもCONTAX T2には関係ないので説明は省略する)。

◎アクティブオートフォーカスの弱点
 アクティブオートフォーカスは、被写体や撮影場所が暗くて、画像の分析が困難な時でもピント合わせができる反面、カメラ本体から発射した赤外線(他の機種では超音波を使う場合もあるようだが、CONTAX T2は赤外線を使う)が被写体に当たって、それが正確にカメラに戻ってくることを前提としているため、次のような場合に、ピント合わせに失敗しやすい。

(1)被写体が乱反射する。動物の毛皮や、極度に細かく密生した植物など。
(2)あらぬ方向に赤外線を反射してしまう(カメラに戻ってこない)もの。斜めに置いた鏡や、強く反射する円柱状や球状の被写体。これらは赤外線を反射はするものの、カメラに届きにくい。
(3)ピントを合わせたい被写体が、小さいもの。(赤外線が逸れて背景にピントが合いやすい)

◎フォーカシングエリアに正確に被写体を入れる
 CONTAX T2のフォーカシングエリアは、ファインダーの中央に、実線の丸と点線の半円がある。通常は実線の丸のなかに被写体を入れてシャッターを切ればピントが合う。(1)〜(3)に該当しない、広い風景や、普通に赤外線を反射してくれる「ファインダーの真ん中に人物がいる構図」などでは、オートフォーカスに失敗することは少ない。
 だが、次の例では、仮にパッシブオートフォーカスであったとしても、ピント合わせに失敗する。

(4)フォーカシングエリア(ピントの合う場所)に被写体が入っていない場合。

(4)については、一手間を惜しまなければ回避できる。AFロックを積極的に活用することである。

◎AFロックの活用
 ピントを合わせたい被写体が画面の隅にあるような場合には、一旦カメラを動かしてフォーカシングエリアの中に被写体を入れて、シャッターボタンを半押し、次に、撮りたい構図になるようにカメラを動かしてからシャッターを切る。(AFロック)
 動物など、動きが激しい被写体だと、この手は使えない。あきらめて被写体が画面中央に来る構図でシャッターを切るほかない。だが、被写体が画面中央にさえあれば、AFに成功する可能性は高い。私の経験では、画面中央に飛んでいるカモメに、ピントを合わせることに成功したことがある。動きの激しい被写体に、絶対にピントが合わない、とまでは言えない。

(その例↓ AFロック未使用)

CONTAX T2 AFがうまく動作した例・カモメ

CONTAX T2 AFがうまく動作した例・カモメ

 なお、被写体が、おおむねカメラから1m前後以下の近距離にある時には、フォーカシングエリアは「点線の半円」を利用する。
 Googleで色々検索してみると、近距離でなくても「点線の半円の方がピントがよく合う」という記述を見かける。このことに関する真偽については、私は、(T2を使ってきたにもかかわらず)よくわからない。というのも、あまり近距離で撮影することがなかった(風景が多かった)からで、距離が無限大以上になるような写真が多かったせいか、普通に実線のフォーカシングエリアを使っていて問題は感じなかった。

◎マニュアルフォーカスの利用
 (1)、(2)、(3)については、残念ながら「カメラのAFに見切りをつける」ほかない。
 CONTAX T2には、手動でピントを合わせる、マニュアルフォーカス機能がある。カメラ上部の右側のダイヤルに、0.7から∞(無限遠)までの数字が記されている。このダイヤルが、被写体までの距離を設定する機能を持つ。
 CONTAX T2のマニュアルフォーカスは、「被写体までの距離」をダイヤルで設定しておき、シャッターを切った瞬間にレンズを動かし、「設定した距離にピントを合わせる」というものである。一眼レフのMFレンズなら、ファインダーの中で画像がぼけているかどうかでピントを確認できるが、 CONTAX T2では、ピントが合っていなくてもファインダー内の画像はクリアである。この点が一眼レフのMFレンズとちょっと違う。
 なお、マニュアルフォーカス時にもCONTAX T2は赤外線センサーが動作している。そして、「被写体のピントが合っているかどうか」を、ファインダー内の黄緑色のランプの点灯で知らせる。つまり、ピントが合っているかどうかの判定は、AF時と同じである。AF撮影時と同じく「被写体までの距離の計測に失敗している」可能性があるので、黄緑色のランプは参考程度と考えておく。
 つまり、まず目測で被写体までの距離を測って、その目測を元にダイヤルでピントを設定し、補助的に黄緑色のランプによるピント合わせ確認を活用する、ということになる。

◎絞りを絞ればピントは合わせやすくなる
 この方法の難点は、絞り開放(F2.8等)の際に、微妙なピントのずれが生じやすいことである。これはCONTAX T2に限った話ではなく、レンズというものは絞りを開けば開くほど、ピントの合う距離の範囲が狭くなることに由来する。
 だから、(1)(2)(3)に該当する時には、絞り開放で背景をぼかした写真を撮ることは、CONTAX T2では難しいと言える。
 だが逆に、絞りを絞れば、ピントは合いやすくなる。
 マニュアルフォーカス時でも、おおむね絞りをF5.6から8以上に絞れば、絞りの合う範囲が広くなるので、多少のピントのずれは目立たなくなる。ただし、主要な被写体から離れた背景にもピントが合ってしまうが、これはいたしかたない。
 私の実感としては、マニュアルフォーカスで撮影する時には、まず絞りを8以上に絞り、「目測+黄緑色のランプ」で被写体までの距離を設定し、一旦ファインダー内の黄緑色のランプが点灯したあとで、改めてカメラから目を離して目測で距離を確認し、黄緑色のランプがおおむね正しいかどうか判断して撮影すれば、ほぼ問題はないように思う。
 それでは動きの激しい子猫などは撮れないではないかと思うかもしれない。正直なところ、その通りなので、そういう写真は、CONTAX T2の苦手とするところであると割り切るほかないように思う。

◎絞りを絞るために高感度フィルムを使う
 ピント合わせではなく露出(画像の「明るい」「暗い」)にかかわる話になるが、絞りを絞った上で、手ぶれを防ぎやすい高速度のシャッターを切るには、感度の高いフィルムを使わないと難しい場合が多い。晴天屋外では感度400、室内では感度800(感度1600のネガカラーフィルムは販売終了となってしまった)のフィルムを利用することをおすすめしたい。

※こちらの記事もご参考になれば幸いである。
「CONTAX T2の上手な使い方(感度、絞り、シャッター速度の話)」
http://hmk.iijiman.com/mamenikki/?p=6267

君の名は。がなぜあのエンディングなのかというと、ノルウェイの森の直子の呪い、多分。


カテゴリー: テキスト日記 | 投稿日: | 投稿者:

君の名は。を見て、なんか村上春樹の匂いがするなあと思っていたら、wikipediaとかその他色々検索してみると、やっぱり監督が村上春樹を読んでいて、しかもファンだと言うことです。
(wikipediaより)
村上春樹に強い影響を受けていると公言している。特に『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』を思い入れのある作品として挙げている。

いやこの人、それより先にノルウェイ読んでるでしょう、と思ったら、それも既にWebには書いてあった。

(The Asahishinbun GLOBEより http://globe.asahi.com/feature/side/2016101300002.html
新海がかつてテレビに出演した際に、「僕は村上春樹さんが凄く好きで、大学時代から好きだったんですけど、やっぱり一番最初に読んだのが『ノルウェイの森』で」「作品にも言葉遣いもすごく影響が出ちゃってますし、(好きな作家を)一人挙げるとしたら村上さんですね」などと発言しているのを見ても、そののめり込みぶりは伝わってくる。

で、何が言いたいかというと、「なぜ『君の名は。』はあのエンディングなのか」ということで、思いあたることがある。
それは、やっぱり「ノルウェイの森」で、直子にあのような死に方をさせてしまったことに、非常に多くの人がショックを受けていて、あれ以降、色々な人が「その上書き版」を試みているのではないかということ。それは、村上春樹本人も含めて。
村上春樹でいうと長編はだいたいそう感じる。「国境の南、大洋の西」「スプートニクの恋人」「海辺のカフカ」「1Q84」「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」で、それぞれ何らかの形で「再会する。あるいは再会して、何かをすっと引き継ぐとか、後始末をして、別れる場合はその後で別れる」という終わり方をしているように思う。
「ノルウェイの森」の直子があのような形で死んでしまったショックは大きかった訳です。それが呪いとなっているようにさえ思う。

考えすぎでしょうか。

君の名は。に影響された夢


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昨日「君の名は。」を観てきたら、早速影響を受けた夢を見た。

まず、夢の最初の方で、RADWIMPS風の音楽が掛かっていた。
私はなぜか「君の名は。」のSS(ショートストーリー、サイドストーリー。主に同人が書く自主製作の小説)を書くということになって、その書き方というのが、

「石灰岩をくりぬいて作った細いトンネルの中を、シューっと滑っていく」というものだった。
(それがどうして小説の執筆になるのかは意味不明)

曲がりくねった細いトンネルの中を、くねくね曲がりながらシューっと滑っていくと、最後に、ちょっと穴が狭くなっていて、「こんなとこ通れるんかいな?」と思いながらも、足の方から体を滑り込ませることに成功する、と、すぽーん、と、地上に出た。
そこは横須賀市走水地区(走水=はしりみず=地区は実在の地名、ただし、夢の風景は実際とは違っていた)で、ラーメン屋があった。(これは「高山ラーメン」に影響を受けたっぽい)。少し歩いていくと「飛騨山王神社」という神社があったが、私はそこには寄らずに、ぐんぐん歩いていく。やがて漁港のようなところに出て、そこではおじさんたちが獲った魚を並べていたのだけれど、透明なエイが2匹いて、私はつんつんとエイを突っつく(注:実際のエイは透明ではないですが、猛毒があるので触ったらダメです)。そうしているうちにツルッとバランスを崩して、もう1匹のエイを踏んで仰向けにひっくり返る。(口噛み酒を飲むシーンの影響?)
そこには既に、同人誌を読みたがっている男性が数人居て、何かしらその人たちと会話を交わすのだけれど、私はなぜか「千葉県柏市から来た」と、自分のことを説明する(実際、育ちが柏市なんです)。
それで話しているうちに、どうやら時間軸がずれているっぽいなあという気配を感じる。
そして、ふらふらと歩いているうちに、着いたところは、やはり海辺なのだけれど、その間に私はどうやら、時間軸と地上の座標軸を飛び越えてしまったらしい。沖に大きな船が停まっていて、船の側面にはハングルで何か書いてあった。近くにいたおじさんたちに尋ねると、ここは韓国の、北朝鮮との国境の近くの海だという(なぜか日本語が通じた)。その人たちに「今、何年ですか?」と質問すると、2013年だという(このあたりはモロ影響受けてる)、それで、実は私、2016年の日本からやってきたんです、と答えると「その時、為替はどうなっている?」と質問を受ける。「えー、為替ですか?ウォン円レートはわからないです、ドル円レートなら1ドル102円くらいですけど」と答える(注:これを書いている2016年10月21日午前10:45時点で、103.55円)。
するとおじさんたちは「よっしゃあ!円買いや買い!」と喜ぶのであるが、私は「これ犯罪になっちゃうからこっそりやってくださいね」とお願いしている……うちに目が覚めた。

とりあえず「君の名は。」の影響を受けた夢らしいけれど、海が出てくるところとか、全然違うし、相変わらず意味不明な夢を見ている。

終了が流行っている


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2016年8月26日、衝撃の「サンシャイン牧場終了」。換金できないポイントを11億7800万も貯めて、「オール招き猫」「オール動物仲間」、そして「世界一の牧場主」を極めたのに。
デジタルコンテンツってはかないですなあ。

オール招き猫

オール招き猫

オール動物仲間

オール動物仲間

世界一の牧場主

世界一の牧場主

2016年8月31日、海辺のドラッグストアHACが営業終了。近くて便利だったのに。
2016年9月29日、 My Yahoo!のサービスが終了。愛用していたのに。
2016年9月30日、楽天レンタルサービス終了。余った期間限定ポイントとか使っていたのに。
2016年10月31日、楽天オークションが終了。9月1日にはもう新規出品ができなくなっている。20回くらい使ったのに。

なんだか色々終わるようで。

珍道中


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8月22日、急用で神田に行った。東海道線が小田原ー熱海間で台風のため運休していて、湯河原は陸の孤島になっていた。
こういう場合でも東海道新幹線は動いていることが多い。実際、今日もそうだった。ということは、なんらかの方法で熱海に出れば、そこから新幹線で東京に行けるということになる。
そこでまず、東海バスで熱海駅に行くことを考えた。湯河原駅から熱海駅まで、昼間は2時間に1本、バスがある。運賃380円。湯河原駅前のバス停は長蛇の列となっていた。列の先頭の人に聞いてみると、所定の時間になってもバスが来ないらしい。実際、その列の最後尾に並んでみたけれど、30分くらい待ってもバスは来なかった。
それで、じゃあタクシーに乗ろうと考えた。タクシーは時々やってきて、それなりに行列を捌いている感じだった。
私の前に、老夫婦が二組居た。私の後ろには若い男性が1人居た。
その後ろに並んだ男性(私より若い感じの人と、私より少し年上っぽい人の2人)が「熱海まで行くんですけど、タクシー来ますかねえ」と話していた。それで私はその2人に声をかけた。「私も熱海に行くんです、タクシー相乗りしませんか」と。「そりゃいいですね、バスよりゆったりできるし(バス停には、どう見てもにバス1台分の定員を超える行列ができていた)。相乗りしましょう」。
ということで、私の後ろに並んでいた男性に、私、後ろの方と一緒に熱海に行きますので、お先にどうぞ、と、列を譲ろうとした。するとその男性も「私も熱海です」と。
じゃあ四人で相乗りしませんか?
そうしましょう。
熱海までいくらくらいかかりますか?
4人で割ればバスよりちょっと高いくらいですよ。
そこで私は、持参していた障害者手帳を見せた。
「実は私、これ持ってるんで、タクシー1割引なんです」
「へぇ、そんなのがあるんですか、そりゃいい」
一同、ホクホク。

それから間もなく熱海からのバスが来た。だが、すぐに発車する様子はなかった。バスから運転手が降りてきて列の先頭の人に何か説明していた。バスが動き出す気配は感じられなかった。
やがて湯河原のタクシーがやってきて、私たちはタクシーに乗った。熱海まで4人お願いします。

「私は体が大きいので」と言って助手席に座った男性は、名古屋まで青春18切符で行こうとしていたのだという。東京から湯河原まで来たところで、電車が止まってしまった。それからもう6時間くらい待ってるんですよ、と。熱海からは電車が動いているというのに、あと一駅なんですけど、と。
後部座席には私を含めて3人。
右手に座った男性は、茅ヶ崎まで仕事で行った帰りだという。「平塚の手前の鉄橋で電車が徐行したので、これは何だか怪しいなと思っていたら湯河原で足止め。まいりました」。
左手に座った男性は「これから御殿場まで帰るのだけれど、国府津経由は電車が止まっているので、熱海から三島経由で帰ろうとしている」という。
そして、私。
「実はこれから東京行くんですよ、新幹線が動いてるので、熱海からこだま号に乗ろうと思いまして」
「へえ東京ですか、そりゃ大変ですね」
「いえいえ、仕事ですから」
「しかし何で小田原から熱海までだけが不通なんですかね?」
「いや実はこの区間が一番危険度が高くて、倒木とか竹とかが線路を支障しやすいんですよ」
「へえそうなんだ」

タクシーの運転手が言うには、国道135号線が渋滞しているという。実際、タクシーが国道135号線に出たところで驚いた。上り車線がのろのろ運転。大渋滞。これじゃ熱海からのバスも来ない訳だ。

私たちは、東京から名古屋まで延々300キロに渡って散り散りになるであろう予定を抱えて、タクシーの運転手の話を聞いた。
「実は今日、小田原に二回行ったんですけど、上りの渋滞が特に酷いです、湯河原付近は流れているけれど、その先はすごい渋滞でしたよ、小田原のお客さんも相乗りでした」
「へえ、そうなんだ」

それからタクシーは伊豆山を超えて、熱海市内に入った。すると下り線も渋滞し始めた。そこで運転手が言う。

「駅までちょっと違う道使っていいですか?」
「お願いします」

それでタクシーは国道を離れて、車1台がようやく通れるくらいの道に入った、名古屋に行く男性が言う。

「すごい旅行になりました、こんな観光が出来るなんて」
「いや、私、湯河原に14年住んでますけど、この道通るの初めてですよ」

細い山道は、途中で竹が倒れかけていたりした。

「小田原までの東海道線もこんな感じなんでしょうね」
「そうでしょうねえ」

熱海駅で私たちは下車し、運賃は2800円だった。

「これでお願いします」

障害者手帳を提示して、私が料金を払う。1割引。2520円。下車してから精算。
「1人600円でいいです」
「いいんですか?」
「全然OKです。一人で乗ったら2500円ですから」
「ありがとうございます」
一同、ホクホク。

「それでは皆さん、よい旅を」

私たちは熱海駅前で解散した。多分、永遠に。

Web管理の仕事はいつまであるか


カテゴリー: テキスト日記 | 投稿日: | 投稿者:

私の職業は、一応、Webの管理業務というのを中心ということにしている。

実際には、飲食店のポスターとかPopとかメニューとか、そういう紙媒体も作る。名刺も、頼まれれば作る(オンデマンド印刷業者を使う)。あと、件数は少ないけれど、Webの新規製作というのも、やっている。これは年に2回あれば多い方で、今年は(まだ半分だけど)そういう意味では頑張ったというか、半年で新規制作が2件入ったのは珍しい。それより、一度手がけたWebの更新業務とか、リニューアルとか、そういう案件の方が、日常的に占めている時間が多いと思うので、その「Web管理」というのを、主力業務ということにしている。ちなみに確定申告書の職業欄には「デザイナー」(ぷっ)と書いているけれど、これは、税務署の人に「Web管理」とか言っても、意味は通じないだろうと思って、そう書いている。もし痴漢とかして捕まったら新聞には「自称デザイナー」とか載ってしまうのだろうか。

それはそうとして、この「Web管理」という仕事は、いったいいつまであるだろうかと思う。もしかしたら10年以内くらいには、管理者など不要なシステムが安価に手に入るようになって、Web制作という仕事そのものがなくなって、その後の管理業務というのも、自動的に消滅してしまうのかな、とも思う。
けれど、意外なところに穴があるようにも思う。いくら「管理者不要のシステム」でも、その操作が「億劫」「面倒」「時間がない」という人はいる。飲食店関係とか、福祉関係とか、結構そういう感じだ。そもそも、専門の管理者などいなくても成り立つブログやCMSというものが実用化されてもう5年以上経っているけれど、それでも細かい調節とか、複雑な表組とか、手作業を要求されるニーズは消えていないのである。であるけれど、まあ、過去5年のことを根拠に未来5年のことは語れない。これから、何がどうなるかわかったものではない。

10年後には私も50代最後の年ということになっている。その頃まで今の仕事があれば御の字だろうなとは思う。

しかし40代ってあっという間だな、あと9ヶ月しかないじゃないか。30代の方が無駄に長かったし、20代は灰色の長いトンネルのようだったし、10代は終わらない暗黒時代のようだった。50代は、ごろごろダメ子生活で、大したことなど何もせずに過ぎていくのだろうなとは思う。まだ始まっていないけれど。

銀がグラム40円


カテゴリー: コインテキスト日記 | 投稿日: | 投稿者:

田中貴金属のHPで、銀のリサイクル引取り価格が日々公開されている。
http://gold.tanaka.co.jp/retanaka/price/

金とプラチナも公表されているけれど、ここ2年くらいで、銀の価格が半額近くまで下がっている。2年くらい前にはグラム70円くらいだったと思うのだけれど、今、グラム40円。なんか、すごく暴落してる感じするんですけど。やっぱり写真用感材としての需要がなくなったのは大きいんだろうけど、それだけなら2年前にすでに暴落していたと思う。プラチナも下げてると思う。2年前には金の方が安かった。こちらは白金触媒が白金を使わない触媒に代替されていることが大きいのだろう。

で、銀です。
これで笑いが止まらないのが財務省、造幣局の面々であろうかと。地方自治法施行60周年記念銀貨、今年で最後、あと「福島県」と「東京都」だけなんですが、31g、銀の原価1300円のコインが、6171円で売れるんです。笑いが止まらんのは彼らだけです。買う方はたまったもんじゃないです。実際、去年発売された千葉県とか大阪府とかはまだ値を崩していないですけど、もっと前に発売された奈良県とか茨城県とか、オークションで4000円台とかで売買されてるんです。それだって銀の原価からみたらいい値段ですけど。
つくづく、素人はコイン収集なんかに手を出しちゃいけないなと思う訳です。

ごろごろダメ子生活


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さっき、3ヶ月ぶりくらいに、某賞への応募原稿を読み返してみた。
結論は簡単。「これ、だめでしょう」。

朔ぴょんが今、パソコンの前を横切った。画面が一瞬見えなくなる。もうどうでもいいです。

誤字をいくつか見つけた。それは致命的ではないにせよ、マイナス要因ではあると思う。しかし、そうじゃない、こんなの書いてちゃ、だめでしょう、みたいな。いい歳こいて、こんな拙いもの書いてちゃだめでしょう。

もう、私は残りの人生を「ごろごろダメ子生活」で過ごすことに決めた。ごろごろしながら、時にコメダにシロノワールを食べに行く人生。それは、日本人としては非常にダメな人生ではあるけれど、全世界的、全人類的に見たら、十分贅沢な人生であろうかと。その立場を、ありがたく素直に受け入れよう、と。

コメダに行くことの他には、年に1回、神田珈琲園での展示「ひなまめ珈琲園」は続けたい。続けて何になるわけでもないけれど、2008年に第一回、以降2014年からは毎年やっている。もしかしたら、何かの都合で休むことはあるかもしれないけれど、神田珈琲園が存続する限りは続けていきたい。それだって十分贅沢な暮らしの一側面だろうと思う。

仕事も、もう、今のお客さんとの付き合いが細々と続けられたらいいかなと。
最近、ちょっと無理をしすぎて、結局断った仕事があって、それで凹んだ。

今年は、たった一つだけ、いいことがあった。いやまだ半分も終わっていないのにそう結論付けるのは早いか、いや、どっちみち同じでしょう、どうせ結局、で、今年あったいいこと1つだけ。それは、プリンタを買ったこと。EPSONのSC-PX5V2。
今更こんなものを買って何になるのかという気がしつつも、今年前半の営業利益全部ぶち込んでしまいました。それで、1999年にライカM6で撮ったネガをスキャニングして出力してみたんですが、これ、モノクロが綺麗に出力できるんですね、2005年頃に銀塩写真の機材を全て売却した判断は、私としては正しかったのだと思った。

実はそのネガ、1999年にコンタクトプリント作っただけで、一度も引き伸ばしていなかったんです。17年間眠らせていたんです。今思うと何でカラーで撮っておかなかったんだと思うことしきりですけど、その時は私もひねてたんでしょう。多分。もうそんなカメラ持ってないですし(売っちゃった)、ネガ現像も出来ないんですけど、これから撮るものはデジタルを使わない理由は何もないし、もうどうでもいいや、と。なんで当時はあんなに頑固だったんだろうな。

スイッチを入れておく


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あるところに、xさんという老人がいる。xさんは女性で、明日で93歳になる。しかし実は93.5歳くらいという説もある。真相はわからない。なぜそうなったのかというと、生まれた直後に関東大震災(1923年9月1日)があって、それでてんやわんやで、役場に出生届を提出に行く余裕が、全然なかった、それで、年度が切り替わる直前にというわけで、慌てて3月28日に出生届を出して、それが公式的な生年月日ということになったのだそうだ。本人も含めて親戚一同、誰も、正確な生年月日を覚えていないそうだ。ちなみにxさんは湯河原生まれの湯河原育ち。

で、xさんは夜寝るときに、電気毛布を使う。
それで、xさんの娘さん(といっても93歳の娘さんなので、それなりのお年の方である)が、「夕方にはスイッチを入れておかないと、寝るときに暖かくならないよ」と注意するのだそうだ。
そうするとxさんは、なぜかベッドの電気毛布の下に、電気毛布のリモコンを、そーっと入れておくそうである。

スイッチを入れる、を、何か間違えている。

釣神100種コンプリート


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「釣神」というゲームがある。いくつかのポイントサイトでやっていて、それぞれ、釣りをして、獲物のグレード(?)によって、Amazonギフト券とかiTunes Codeのような金券類に換金できたりする。私はNTTのPotoraというサイトと、Netmileというサイトに登録があるので、その2つで釣神をやっているけれど、これ、金券類に換算すると、大当たりが出た週の一週間分のポイントでも「5円相当」とか、そんなもんなんです。いい歳して5円もらって喜ぶなよ、と。

で、potoraの方なんですけど、今日、バショウカジキが釣れました。釣神には100種類の魚介類がいるのですが、これで100種類全部コンプリートして5000ポイントゲットしました。5000ポイントって、500円相当なんですけどね。いい歳して500円もらって喜ぶなよ、と。

一方でもう少しお金になりそうな方では、相変わらずコインとか、模型とか、「その時には欲しかったけれど、気が変わっていらなくなったもの」を売ったりして、運が良い時には3000円くらいの差益を得たりすることもありますけど、まあ大抵は損失で1000円くらいずつ、都度失っている訳です。赤字の総額は、うーん、10万までは行っていないとは思う、多分。
一分銀とか、PCGSに出して「これはMS65行くかも」とか思っていたら、洗浄品の烙印を押されて帰ってきて涙で、そういうのは赤字でオークションに出したりしています。
いい歳して何やってんだろうね、私。

まあ、価値のありそうなコインは手放さないってのもありますけど。一分銀の切れ分MS63とか、絶対手放さないです。あと、金銭以外のところでは、地方自治法60周年の、兵庫とか茨城とかの、思い入れのある県も手放さないです。

バショウカジキ

バショウカジキ

クライアントとの契約解除


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あるクライアントとの定期契約を解除した。
まだ後始末がいくつか出てくると思うので完全に解除されるのはまだ少し先かもしれない。

一応、喧嘩別れではない。一応、とつくのは、私の勝手な都合による部分も、ある程度はある、ということだ。そして、多少揉めた。ただ、その「勝手な都合」というのが、世間一般的には「勝手」の範囲に入るだろうが、うちでは切実な問題だったので、そこで折り合いがつかなくなった。最大の理由は、「私自身がそのクライアントに、能力的についていけなくなった」ということだろうと思う。

これまでにもクライアントと別れたことは、何度かある。
最悪の喧嘩別れをしたクライアントもあった。その件については申し訳なく思う。
今回は、こちらにもいろいろ言い分はあるのだけれど、それもあえて言わないことにした。それを言うと、ある人の、個人攻撃になってしまうから。そのうえに、そのクライアントの環境には、システム的な弱点が発見された。これを塞ぐには私の力では対処できない。
そういうわけで、そのクライアントとは、3月いっぱいで離れることにした。

サラリーマンと違って、収入源がひとつ消えても、まだ別の収入源がある、というのはある。そういう意味では、私の収入のポートフォリオが効果を発揮したと言えなくもない。しかし収入が減るのは痛い。月額管理で定期収入になっていたので、ただちに生計に困るということはないが、痛みはある。

今は、とにかく、その「能力的についていけなくなった」クライアントと別れて、ほっとしているというのが正直な気持ちである。今はそれだけで頭がいっぱいである。

しかし、これから私もますます歳をとって、こういうことが増えてくるのかなあ、と思ったりもする。
49歳。もうそういうことを考えないといけない年齢なのだろう。

CONTAX T2の上手な使い方(感度、絞り、シャッター速度の話)


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この「豆日記」に、しばしば「CONTAX T2 使い方」というキーワードでのアクセスがあるけれど、具体的な使い方について記したことはないので、申し訳なく思い、これを書くことにする。

※富士フィルムから、感度800ネガカラーフィルムの販売終了がアナウンスされました。2019年12月に販売終了だそうです。
http://ffis.fujifilm.co.jp/information/articlein_0090.html

CONTAX T2を使った上手な写真の撮り方、というか、使用上のノウハウというのは、ある。
1993年から2005年までと、2014年以降、実機を使ってきて感じたことなどをまとめてみたい。

◉結論◉

簡単に言ってしまうと「高感度のネガカラー(おすすめは感度800)を使って、絞りダイヤルはf2.8、室内ではストロボを積極的に使う」です。
個人的にはやっぱり富士の800が自然かつ鮮鋭な発色で好みです。
メーカーとしてはコダック、ロモグラフィも製品を販売しています。
これらのフィルムで「撮り比べ」をしてみるのも面白いかもしれません。

しかし、以上の結論だけではあまりにも身も蓋もないので、書き足します。

◉CONTAX T2の特徴/今時のデジタルカメラとの違い◉

まず、CONTAX T2の特性として、今の(よくある)デジタルカメラとの比較で言うと、重要なポイントが3つある。

(1)手ぶれ補正機能がない。
(2)一度フィルムを詰めたら感度は変えられない。
(3)シャッター速度は最高で1/500まで、絞りはf16までである。

いずれも「当たり前」のことではあるが、この3つが今のコンパクトデジタルカメラでは解決されている「問題点」であるとも言える。

まず、(1)の手ぶれ補正機能がない件については、基本的には、シャッター速度を上げるほかない。
手ぶれの発生するおおよその基準として、「レンズの焦点距離の数値=手ぶれが目立たないシャッター速度」であると、写真の専門学校では教える。CONTAX T2のレンズは焦点距離が38mmなので、シャッター速度が1/38より速ければよいという計算になる。

ただしCONTAX T2には、1/30・1/60・1/125・1/250・1/500しか選択肢がなく、しかもシャッター速度は手動では変えられない。絞り優先AE、つまり、絞りとフィルム感度から自動的に最適なシャッター速度を選択する仕組みになっている。であるから、なるべく1/60以上のシャッター速度でシャッターを切れる条件を揃えることが重要になる。

◉シャッター速度は1/250以上が好ましい◉

しかしながら、この「手ぶれが目立たないシャッター速度」というのは、あくまで「目安」と考えてほしい。個人差もあるけれど、私のように手が震えやすい人は、1/60でも手ぶれが目立つ写真になる場合がある。手持ち撮影においては、おすすめしたいのは1/250以上のシャッター速度だ。
カメラを三脚に固定することができるのであれば、シャッター速度は遅くても構わないが、それではコンパクトカメラとしての機動性が活かせないので、ここでは略する。

◉高感度フィルムのすすめ◉

ではシャッター速度1/250を得るにはどうすればよいかというと、(2)に関係してくることだが、なるべく感度の高いフィルムを使うほかない。感度の高いフィルムは、一般的に、画質や発色の点で不利であると言われる。「高感度フィルムなんかT2にはもったいない」という意見もあるだろう。実際、低感度フィルムを詰めてCONTAX T2を三脚に固定して撮影した写真は、驚くほど美しい。ただ、手持ち撮影を前提に言うならば、いくら発色の良い低感度フィルムを使ったとしても、手ぶれしていては写真として今一つ美しくない仕上がりになってしまう。多少の画質低下には目をつぶってでも高感度フィルムを使う方が、結果的に写真を綺麗に仕上げることができる。
今、市販されている銀塩ネガフィルムの最高感度は、モノクロで3200、カラーで800である。(ここでは増感撮影については略する。そういうことが分かっている人は、この「使い方」を検索する人もいないであろうから。)

◉高感度フィルムも万能ではない◉

それでは3200や800のフィルムを使えば万事OKかというと、そうはならない。ここで(3)の、シャッター速度は最高で1/500、絞りはf16まで、という制約が問題になる。
感度3200のフィルムでは、蛍光灯を付けたリビングなどの室内での撮影なら、特に問題はない。
CONTAX T2の絞りをf2.8に設定すれば、暗ければf2.8、やや明るければそれ以上の絞りに自動的に絞られる「プログラムAE」が動作する。(ここでは、絞りを開いて背景をぼかすとか、絞りを絞って被写界深度を稼ぐといった話は省略する。これも、そういうことが分かっている人は(以下略))
感度800のネガカラーフィルムでは、やや露出が不足する。
この場合には、ストロボを積極的に使うか、三脚を使用する、壁や柱にcontax T2を押しつけて固定して撮る、などするとよい。

問題は屋外晴天時である。目安として、屋外の晴天下では、感度800・シャッター速度1/250で適正露光を得るには、絞りf22くらいが必要になる。絞りf16であればシャッター速度は1/1000が欲しい。f22も、1/1000も、CONTAX T2では設定できない値である。ではどうすればよいか。

◉屋外で撮るなら感度400〜800のネガカラーがおすすめ◉

答えは、屋外での撮影には、なるべく感度400のフィルムを使うようにすることだ。感度400であればシャッター速度1/250でf16が、ほぼ適正露光になる。(ここでは最少絞りによる回析現象についての話は省略する。そういうことが分かっている人は(以下略))

しかし実際には、1本のフィルムで、屋外でも室内でも撮影したい、ということも多いと思う。では、どうすればよいか。
一つには、室内ではCONTAX T2内臓のストロボを、積極的に使うことである。ストロボを焚けば感度400でも大体は何とかなるものである。

◉薄暗い場所では、T2を柱や壁に押し付けて固定する◉

しかし、室内でもストロボを焚きたくない場合もある。あるいは、広々としたホールの全景を写したい場合などには、ストロボを焚いても光が足りない=暗い=露出が不足する、というケースがある。

そういう場合にはどうしたらよいかというと、まず、手持ち撮影をあきらめる。三脚がない場合には、手すりや柱、壁などにCONTAX T2を押し付けて、ぐらぐらと揺れることを防げばよい。(ただし、被写体が動いている場合には、手ぶれがなくても、被写体がぶれて写ることは避けようがない。)

◉室内には感度800+ストロボ◉

感度800のフィルムさえあればOKかというと、そうではない。「蛍光灯を付けたリビングなどの室内」でも-1程度のアンダー(暗い)になる。そういう場合には、たとえ800のフィルムを使っていても、手すりや柱、壁などにCONTAX T2を押し付けて、カメラを固定する必要がある。

ここで今どきのコンパクトデジタルカメラでれば、自動的に感度6400、感度12800といった値が選択されるし、デジタル一眼レフカメラであれば、25600、51200、102400といった値も選択できることが多い。しかし、いかんせん銀塩フィルムでは、カラーで最高800(昔は3200があった)、モノクロで3200である。(繰り返すが増感撮影については略する。)

◉800のネガカラーを詰めて屋外晴天下での撮影◉

感度800のフィルムを詰めて晴天屋外に行くと、どうしても露出オーバーの警告が出てしまうことがある。(ファインダー内で500の数字が点滅)
そういう時にはどうしたらよいか。

◉+2程度の露出オーバーは問題ないネガカラーフィルム◉

結論から言うと、ネガカラーフィルムを使っていれば、+1、+2程度の露出オーバーはさして問題にならない。
(問題なく写真が写る)。
CONTAX T2の絞りはf2.8(ダイヤルの緑色の数字)に合わせればよい。ファインダー内には「露出オーバー」の警告として、500の数字が点滅するようになるが、気にせずにシャッターを切ってよい。あるいは、警告がどうして気になるようであれば、露出補正ダイヤルを+1に設定すればよい。

もっぱら屋外だけでしか写真を撮らないのであれば、積極的に、感度400のネガカラーフィルムをお勧めしたい。CONTAX T2の絞りダイヤルはf2.8に合わせておいて、あとはカメラ任せで十分綺麗に映る。感度800のネガカラーフィルムの場合であっても、絞りのダイヤルはf2.8に合わせて、あとはカメラ任せにしておくとよい。

◉終わりに◉

以上の話は、高度なテクニックを要しない、あくまでも「最低限ブレずに綺麗な画面を作る」こと前提に書いた。絞りを開いて背景をぼかすとか、絞って過焦点距離を利用するとか、回析現象を回避するとか、そういう話がわかる人は、このページにはアクセスしてこないと思うので、あえて省略した。

CONTAX T2には、絞りやシャッター速度以外に、「オートフォーカスのピント合わせが失敗する」ことが、しばしばある。これについての対策は(あまり対策らしい対策はないのであるが)、気が向いたら、その時に記そうと思う。

※こちらの記事もご参考になれば幸いである。
「CONTAX T2の上手な使い方(ピント合わせの話)」2016/11/4記入
http://hmk.iijiman.com/mamenikki/?p=6635

※屋外での撮影には感度100のフィルムを使えばいいじゃん、という意見もあるとは思うし、ポジフィルムを使うときにはどうすればよいのか、とか、いろいろ突っ込みどころはあると思う。
ただ、実際私は、以前は感度50のポジフィルムをT2に詰めて写真を撮っていた。その時の「失敗」を痛感しているので、あえて上記のような記事を書いた。
※2018.6.24 感度1600のネガカラーフィルムが昨年発売中止になっていたことに気付き、文章を修正しました。

※参考までに、感度1600で撮ったらどういう絵になるのか、というサンプルはこちら。いずれもノーリツのラボマシンで、現像と同時にCD-Rに書き込んでもらった。スキャナは持っているけれど、面倒臭いので・・・

https://note.mu/iijiman/n/n968c75e4a598

https://note.mu/iijiman/n/n64ec16aa667a

https://note.mu/iijiman/n/n427e3fbe2f0d

あと、蛇足ながら感度100のポジ「Velvia 100」で撮ったサンプルはこちら。印刷原稿などに使う場合はともかくとして、スキャニングしてCD-Rに書き込んでもらったデータは、確かに綺麗といえば綺麗。

https://note.mu/iijiman/n/n7ed074218fea

時刻表タイムトンネル・1979


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先日、古い時刻表6冊のことを書いたが、実は、それとは別にもう1冊、「京阪神からのお出かけに便利な時刻表」という、近畿地区限定で発売されていた時刻表も出てきた。私が持っている時刻表の中では、一番古い時刻表ということになる。

京阪神からの旅行に便利な時刻表1979年8月号表紙

京阪神からの旅行に便利な時刻表1979年8月号表紙

この号の特集に「冷房のある臨時列車一覧」というのがある。1ページ半に収まるものだったが、それ以外には冷房は付いていなかったということか?

快適冷房臨時列車一覧

快適冷房臨時列車一覧

お約束の北海道の路線図。青函連絡船なんかも書いてある。

北海道地図

北海道地図

朝の東海道新幹線。東京ー新大阪間3時間10分。それなりに混んではいるが、全ての列車の最高速度が210km/h。今、朝など、のぞみが3分間隔で続行して285km/hとかやってる訳ですから、もう、全然別の鉄道システムになったと言っても過言ではなかろう。

東海道新幹線下り朝

東海道新幹線下り朝

夜の東京駅。九州、山陰、四国連絡、紀勢方面。きら星のように並ぶや「ブルートレイン」。といっても、「九州ななつ星」や「カシオペア」はおろか、北斗星のような「シャワー付き、デラックス食堂車付き」のような列車など来るはずもない。食堂車はプラスティックの椅子だったと思う。壁とかも無機質な合板張り。まあ定食くらいはあっただろうね、カレーとか。せいぜいそんなもん。あと、「さくら」「みずほ」「出雲3号+紀伊」についている★1つの寝台車のマークは「3段式B寝台」。個室云々以前に、3段ベッドで、頭ぶつけながら乗っていた訳ですよ、マジ。お客さんのニーズというか価値観も、「今とは違う」ものだったのではないかと思う。
ただ、その編成がホームに入ってきたときの「風格」のようなものは忘れられない。今の列車に負けずと劣らぬ堂々としたものがありました。

東海道下り夜行

東海道下り夜行

もちろん下りの東北も凄い。北海道連絡の夜行列車がぞろりと顔を揃えている訳です。常磐線経由の夜行があって、というか、常磐線経由の方がメインで、「ゆうづる」なんか、1号から14号まで、一晩に7往復していたんです。さらには夜行急行の「十和田」が2往復。これで全てかと思ったら、この他に奥羽本線経由の「あけぼの」にも青森行きがあった。一体何本あるんだ、北海道連絡。

東北下り夜行

東北下り夜行

この時刻表のダイヤから37年後の「未来人」なんです、私たち。
そりゃ、世の中も変わる訳です。

2016年3月26日改正版、在来線・新幹線表定速度ランキングを作ってみた


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3月26日に、北海道新幹線が開業する関係で、JRのダイヤ改正がある。という訳で、時刻表を買った。
去年「2015年3月14日改正時点での、在来線表定速度ランキング」http://2015.iijiman.comというものを作って、これが結構アクセスをいただいたので、今年も作ってみることにした。http://2016.iijiman.com

在来線1位は、北陸特急の「サンダーバード」。昨年から首位をキープしている。
快速史上最速の北越急行の「超快速スノーラビット」も健在。

今年は、いわゆる「通勤ライナー」もランキングに入れてみた。
「通勤ライナー」を特急の仲間にいれるべきか快速の仲間に入れるべきか悩んだが、暫定的に、快速の仲間ということにしてみた。
表定速度60km/h台あたりから快速が頻繁に顔を出すようになる。私鉄の、いわゆる料金不要の特急で最速は阪急京都線の特急ということになりそうだ。
いすみ鉄道の急行は、同じ線を走る各駅停車より遅いことで有名だけれど、実はこの表に出ているより遅い便もある。急行料金を要する列車としては現時点ではもっとも遅いかもしれない。しかし世の中には料金必要でもっと遅い列車というのがあって、釜石線のSL銀河の方が、表定速度の上では遅いということになる。ただ、この列車は遠野駅で長時間停車を行うために、計算上遅くなっているという事情もある。
表定速度20km/h台になると、これはもう「遅さ競争」みたいに思えてしまう。ゆったり乗ることに意義があるということなのだろう。

一方、新幹線1位は「のぞみ」だった。これは、全区間の半分を占める山陽新幹線区間で300km/hが出せることが大きいのだろう。「はやぶさ」が320km/hを出せるのは、宇都宮ー盛岡間に限られている。

新幹線版の表は、昨年7月頃に「2015年3月版」を作ったのだけれど、これが大変な間違いをしていて、1位を「のぞみ」と判定していたのだけれど、計算ミスで、実際には「はやぶさ」の方が速かった。すみません。

小泉今日子と1歳違いだった


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最近、あちこちでお名前を見かける小泉今日子さん、2月が誕生日で今年で50歳ということですが、そうすると、同じ2月生まれの私は、ちょうど1歳違いということになるのだということを、今年になって知った。四十肩は痛いし、私も年を取る訳です。それと、某、クスリで捕まってしまった有名元野球選手。彼は48歳で同い年なんです。これは知っていた。野球ファンという訳ではなく、野球には全然詳しくないのですが、何となく知っていました。
それで、思ったのですが、もう私なんかの年代というのは、そろそろ「人生の貸借対照表」みたいなものが、もうある程度「修正出来ないところ」まで来ているのかな、と。
私は未だに文学賞とか応募しているけれど、仮にこれが当選したとしても、もう人生そんなに変わらないんじゃないかという気がします。もちろん当選した方が嬉しいのは事実ですが、結果如何に関わらず、日々写真を撮って、1年分たまったら神田珈琲園で「ひなまめ珈琲園」をやって。そんなことを繰り返して行くんじゃないかと思う訳です。

contax t2が今日も値上がりしている件


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今日もヤフオクでT2の値動きを観察してみた。
状態Cで税込41169円。http://page22.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/l338323952

データバック付きで36620円。
http://page8.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/h219272957

預金金利が爆下げ中の今、T2を買った方が儲かる?
いや、オークションの手数料引いたら、赤字かもですから、お勧めはしません。

動物仲間1111匹


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mixiに「サンシャイン牧場」というゲームがある。2009年からある。私はそれを、多分スタートから間もなく、やっている。多分というのは、正確にはいつ始めたのか覚えていないということ。それくらい前からやっている。一時はとても流行ったゲーム。でも、未だにほぼ毎日ログインしているユーザーというのは、どのくらいいるのだろう?
かつてはイベント乱発でユーザーからブーイングを受けたりもしていたが、ここしばらくはイベントを全く行わなくなっており、そのため「かえって落ち着いてプレイ出来る」と、意外に好評を得ているようだ。
昨日、サンシャイン牧場の「畜産広場」で、「動物仲間」の卵(?)が、1111個になった。これ、9時間59分に一度算出するので、9999時間以上プレイしたということ。あと、16匹の動物が居て、それぞれ卵を収穫するのに1回ずつクリックが必要。ということは、16000回以上クリックしているということ。
何やってんだろうな、自分。

動物仲間1111

動物仲間1111

動物仲間1111

動物仲間1111

contax T2がオークションで値上がりしている件


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昨日の夜、10500円でヤフオクにContax T2が出ていた。15000円くらいで落ちるかなと思って観察していたら、あっという間に跳ね上がって、最終的に35508円で落札された。

実は私は、新品で買ったT2を、過去に持っていた。それは渋谷のさくらや(もうない)で、84000円だった。まだ消費税3%の頃だ。シリアルナンバー151331。それを持って、東北とか山陽とか、あと、写真学校に入ってからも少し使って、北近畿とかで写真を撮っていた。
主に感度50のリバーサルを詰めて、で、手持ちとかで撮っていたので、大半は手ぶれで、どうしようもない写真だった(さすがに学校に入ってからは三脚を使っていた。)
そんな「旅の友達」だったのだけれど、2005年に私は、銀塩写真から全面撤退することにして、他のカメラともども、中野のフジヤカメラに売ってしまった。1万7千円だった。

それはちょっとした後悔。あれは売るべきではなかった。感傷として。もっとも実用性から見た場合、もうT2の出番は、私のところには、ないのです。だから、それで撮ったネガやポジが残っていれば十分、という判断は、合理的ではあった訳です。私、原則として「使わないカメラは売る」んです。Nikon F3、F100、オリンパスE-3、E-5。全部売りました。オリンパスはE-10を使っていた期間が多分5年くらいあったんですけど、これも売りました。私とカメラとの付き合いはドライです。ビジネスライクです。T2を除いて。

それで、2014年、ちょっとした気まぐれで、ヤフオクで25600円でT2の動作品を落札した。

最近、オリンパスがPEN-Fを発表した。レンズキットで22万。そそられる。
オークションでは、Nikon Dfの50mmレンズキットが25万くらい。そそられる。
どちらも「ちょっと無理をすれば買えなくもない」というのが危ない。

で、反省した訳です。馬鹿野郎、今さらそんなカメラに手を出すくらいなら、2年前に取り戻したT2を使え、と。それで、ヨドバシのポイントで感度1600のネガカラーを買って、身の回りとか朔とかひなとか撮っているところです。

それはそうとして、今、フジヤカメラの買い取り価格、2万円超えています。T2。
オークションも、ここ数ヶ月の相場を調べてみると、3万超えが当たり前で、故障したものでも2万以上で取引されているようです。

http://aucfan.com/search1/q-contax.20t2/s-mix/

何で今になってこんなに人気なんだろう?T2。

地方自治法施行60周年記念の銀貨がヤフオクで原価割れしている件


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ヤフーオークションで「地方自治法施行60周年記念 千円」で検索すると、造幣局からの送料込みの売価6000円を割り込んで、4000円とかで出ている県もあったりする。
なぜ4000円なのか考えて見るに、おそらく「貴金属何でも買い取ります」系のお店に持ち込むと、買い取り価格がだいたい3000円くらいなんですね。つまり3000円前後が仕入れ値で、そこにヤフオクの手数料とか加味すると、4000円くらいからやっと利益が出るということなのだろうなと思う訳です。
しかしですね、造幣局が6000円で売り出したものがですね、値崩れしている訳です。そりゃそうなんです、30gの銀って、田中貴金属のリサイクル価格で1800円くらいなんです、つまりグラム60円なんですね。銀。カラーコインで加工に手間かかってるといっても、2.5倍にはならない訳です、庶民感覚として。
今、写真感剤としての銀のニーズがなくなって、銀価格暴落中なんですね。デジタルカメラの普及、特に、建設分野と医療分野(レントゲンフィルム)のデジタル化はどう考えても影響が大きいであろうことは予想出来る訳でして、この分野で銀のニーズが今後復活して来る可能性は、絶望的にない。
で、銀貨ですけど、私、兵庫県なんかヤフオクで造幣局の売り出し価格を超える6700円出して買ったのに、今、4000円台なんです。京都府は人気あるけど、買った値段1万2千円には戻らない感じ。香川県とか愛媛県とか人気ないところを造幣局で買ってしまったし、もう、含み損でボロボロです。
私、群馬県と千葉県で抽選で滑りましたけど、滑って助かりました。群馬県、富岡製糸場が世界遺産に指定された直後なんか1万円近い価格が着いていたような記憶があるんですけど、今や4000円台からなんです、もう本当に、素人はコインなんかに手を出しちゃいけないんだということが、骨身に沁みて良く分かりました、が、4月の新幹線記念コイン100円硬貨(両替)は、また郵便局に並んでgetしてこようと思っています。100円硬貨の両替なので、損失にはならんでしょう。いざとなったら使っちゃえばいいし。