お泊まりデートは湯河原へ


カテゴリー: テキスト日記 | 投稿日: | 投稿者:

今日、所用で落合橋の観光会館へ行った。と書いても湯河原以外の人にはよく分からないと思うが、要するに、湯河原温泉の中でも、旅館がたくさんあって、足湯や町営温泉、日帰り温泉なども近くにある、まあ、湯河原の中でも「観光の中心」のようなところだ。ちなみにサーフィンで有名な湯河原の海岸は吉浜海岸といって、そちらは、駅を挟んで反対方向になる。

行きはバスに乗り、帰りは何となくぶらぶらと歩いて帰って来たのだけれど、歩くというのは意外にお金がかかる。コンビニなどに寄ってアイスを買ってしまったりするので、バス代の方が安かったりする。

落合橋の前のコンビニで、カップルが買い物をしていた。20代くらい。彼氏は背が高く、彼女は小柄だった。それが何か、妙によそよそしくて、初々しいんです。きゃー!お泊まりデート!とかいう雰囲気が、ふわふわ漂っているんです。ふわふわタイム。

それから歩いて駅まで行ったのだが、途中、何組か、やはり20代のカップルに出会った。手を繋いで歩いていたりして、で、だいたい、女の子の方が、ちょっとおしゃれしてるんです。きゃー!ういうい!ういうい!
きっとあの後、一緒に足湯なんかに入って、突っつき合ったりするんだよ、きゃー、こっぱずかしぃ〜!

さて、お隣の箱根は今、日帰り入浴が中心になって、客単価が落ちているという。
では湯河原はどうかというと、日帰り入浴も宿泊も減って、へろへろな訳だ。
しかし、これはお客さんにとっては悪い話ではない。つまり、空いているのだ。ゆっくり出来るのだ。

湯河原でも日帰り入浴は、旅館が中心になって実施しているし、箱根と比べても価格も大差ないのだけれど(それに町営温泉という日帰り専用の温泉もある)、湯河原に、日帰り入浴のイメージは今ひとつ強くない。
それと、芸能人が時々泊まりに来たりするので、「湯河原は泊まるところ」という印象が、何となく、世間では強いような気がする。

じゃあ、それで行きましょうよ、と思う。
湯河原は、お泊まりデートの名所ということで。
もう、若い人、どんどん来てください。
東京から、快速のグリーン車で1時間半。
車なら、西湘バイパスから真鶴道路へ。途中、真鶴半島に寄り道してもいい。

お昼は、ラーメン総選挙全国2位の「らぁ麺飯田商店」へ。ここは小さいから、少し待つかも。でも「わざわざ食べに行く」価値のあるラーメンだ。

宿は、私たちは(地元なので)泊まったことがなくて詳しくないのだけれど、高級そうで意外に1万円代から泊まれるのが青巒荘(せいらんそう)とかいいかも。奥湯河原、ひっそりとお泊まりデート、デラックス。
安くて充実しているのが、ホテル四季彩(しきさい)。365日同一料金7800円で、ソフトドリンクとアルコールの飲み放題がついて、バイキングプラン。実はこの宿は、元々他の経営者が経営していたのだが、それが伊東園グループに買収されてリニューアルオープンした。リニューアル前は1万円では泊まれない宿と言われていた。その設備はそのまま。運営に工夫をして経費を下げた。落ち着いた和室にふかふかの羽根布団。
実はここだけは、湯河原町内の私たちも泊まったことがある。風呂は広いし、かなりお値打ち感がある。予算に余裕の無いカップルには、特にお勧めしたい。

1人2万円以上くらいの予算なら、ホテル東横もいいと思う。ここは専務が若くて、色々工夫をしている。厳密に言うと静岡県に入るのだけれど、最寄り駅は湯河原。高台にあるので、何しろ眺めがいい(らしい)。

この連休は、キャンセル続出で、あちこちの旅館に空室があるようなので、お泊まりデートは是非湯河原へ。