Web管理の仕事はいつまであるか


カテゴリー: テキスト日記 | 投稿日: | 投稿者:

私の職業は、一応、Webの管理業務というのを中心ということにしている。

実際には、飲食店のポスターとかPopとかメニューとか、そういう紙媒体も作る。名刺も、頼まれれば作る(オンデマンド印刷業者を使う)。あと、件数は少ないけれど、Webの新規製作というのも、やっている。これは年に2回あれば多い方で、今年は(まだ半分だけど)そういう意味では頑張ったというか、半年で新規制作が2件入ったのは珍しい。それより、一度手がけたWebの更新業務とか、リニューアルとか、そういう案件の方が、日常的に占めている時間が多いと思うので、その「Web管理」というのを、主力業務ということにしている。ちなみに確定申告書の職業欄には「デザイナー」(ぷっ)と書いているけれど、これは、税務署の人に「Web管理」とか言っても、意味は通じないだろうと思って、そう書いている。もし痴漢とかして捕まったら新聞には「自称デザイナー」とか載ってしまうのだろうか。

それはそうとして、この「Web管理」という仕事は、いったいいつまであるだろうかと思う。もしかしたら10年以内くらいには、管理者など不要なシステムが安価に手に入るようになって、Web制作という仕事そのものがなくなって、その後の管理業務というのも、自動的に消滅してしまうのかな、とも思う。
けれど、意外なところに穴があるようにも思う。いくら「管理者不要のシステム」でも、その操作が「億劫」「面倒」「時間がない」という人はいる。飲食店関係とか、福祉関係とか、結構そういう感じだ。そもそも、専門の管理者などいなくても成り立つブログやCMSというものが実用化されてもう5年以上経っているけれど、それでも細かい調節とか、複雑な表組とか、手作業を要求されるニーズは消えていないのである。であるけれど、まあ、過去5年のことを根拠に未来5年のことは語れない。これから、何がどうなるかわかったものではない。

10年後には私も50代最後の年ということになっている。その頃まで今の仕事があれば御の字だろうなとは思う。

しかし40代ってあっという間だな、あと9ヶ月しかないじゃないか。30代の方が無駄に長かったし、20代は灰色の長いトンネルのようだったし、10代は終わらない暗黒時代のようだった。50代は、ごろごろダメ子生活で、大したことなど何もせずに過ぎていくのだろうなとは思う。まだ始まっていないけれど。