クライアントとの契約解除


カテゴリー: テキスト日記 | 投稿日: | 投稿者:

あるクライアントとの定期契約を解除した。
まだ後始末がいくつか出てくると思うので完全に解除されるのはまだ少し先かもしれない。

一応、喧嘩別れではない。一応、とつくのは、私の勝手な都合による部分も、ある程度はある、ということだ。そして、多少揉めた。ただ、その「勝手な都合」というのが、世間一般的には「勝手」の範囲に入るだろうが、うちでは切実な問題だったので、そこで折り合いがつかなくなった。最大の理由は、「私自身がそのクライアントに、能力的についていけなくなった」ということだろうと思う。

これまでにもクライアントと別れたことは、何度かある。
最悪の喧嘩別れをしたクライアントもあった。その件については申し訳なく思う。
今回は、こちらにもいろいろ言い分はあるのだけれど、それもあえて言わないことにした。それを言うと、ある人の、個人攻撃になってしまうから。そのうえに、そのクライアントの環境には、システム的な弱点が発見された。これを塞ぐには私の力では対処できない。
そういうわけで、そのクライアントとは、3月いっぱいで離れることにした。

サラリーマンと違って、収入源がひとつ消えても、まだ別の収入源がある、というのはある。そういう意味では、私の収入のポートフォリオが効果を発揮したと言えなくもない。しかし収入が減るのは痛い。月額管理で定期収入になっていたので、ただちに生計に困るということはないが、痛みはある。

今は、とにかく、その「能力的についていけなくなった」クライアントと別れて、ほっとしているというのが正直な気持ちである。今はそれだけで頭がいっぱいである。

しかし、これから私もますます歳をとって、こういうことが増えてくるのかなあ、と思ったりもする。
49歳。もうそういうことを考えないといけない年齢なのだろう。