さっき、3ヶ月ぶりくらいに、某賞への応募原稿を読み返してみた。
結論は簡単。「これ、だめでしょう」。
朔ぴょんが今、パソコンの前を横切った。画面が一瞬見えなくなる。もうどうでもいいです。
誤字をいくつか見つけた。それは致命的ではないにせよ、マイナス要因ではあると思う。しかし、そうじゃない、こんなの書いてちゃ、だめでしょう、みたいな。いい歳こいて、こんな拙いもの書いてちゃだめでしょう。
もう、私は残りの人生を「ごろごろダメ子生活」で過ごすことに決めた。ごろごろしながら、時にコメダにシロノワールを食べに行く人生。それは、日本人としては非常にダメな人生ではあるけれど、全世界的、全人類的に見たら、十分贅沢な人生であろうかと。その立場を、ありがたく素直に受け入れよう、と。
コメダに行くことの他には、年に1回、神田珈琲園での展示「ひなまめ珈琲園」は続けたい。続けて何になるわけでもないけれど、2008年に第一回、以降2014年からは毎年やっている。もしかしたら、何かの都合で休むことはあるかもしれないけれど、神田珈琲園が存続する限りは続けていきたい。それだって十分贅沢な暮らしの一側面だろうと思う。
仕事も、もう、今のお客さんとの付き合いが細々と続けられたらいいかなと。
最近、ちょっと無理をしすぎて、結局断った仕事があって、それで凹んだ。
今年は、たった一つだけ、いいことがあった。いやまだ半分も終わっていないのにそう結論付けるのは早いか、いや、どっちみち同じでしょう、どうせ結局、で、今年あったいいこと1つだけ。それは、プリンタを買ったこと。EPSONのSC-PX5V2。
今更こんなものを買って何になるのかという気がしつつも、今年前半の営業利益全部ぶち込んでしまいました。それで、1999年にライカM6で撮ったネガをスキャニングして出力してみたんですが、これ、モノクロが綺麗に出力できるんですね、2005年頃に銀塩写真の機材を全て売却した判断は、私としては正しかったのだと思った。
実はそのネガ、1999年にコンタクトプリント作っただけで、一度も引き伸ばしていなかったんです。17年間眠らせていたんです。今思うと何でカラーで撮っておかなかったんだと思うことしきりですけど、その時は私もひねてたんでしょう。多分。もうそんなカメラ持ってないですし(売っちゃった)、ネガ現像も出来ないんですけど、これから撮るものはデジタルを使わない理由は何もないし、もうどうでもいいや、と。なんで当時はあんなに頑固だったんだろうな。