何事も無い一日


カテゴリー: テキスト日記 | 投稿日: | 投稿者:

今日は何もありませんでした。
と日記に書くと、小学校では叱られたものだ。

しかし、今日は何もなかった。それはよいことだ。

午前2時に目が覚めて、そうしたら朔も起きて来たのでブラッシングして、3時頃ひなも起きたので一緒に炭酸水を飲んだ。

午前5時頃、また目が覚めて、そうしたら朔もまた起きて来たのでブラッシングして、また寝た。
午前11時頃目が覚めて、そうしたららぁ麺屋飯田商店の前に20人くらいのお客さんが待っていて、うわぁ今日も凄いななどと思いながら珈琲を淹れて飲んだ。神田珈琲園のマイルドブレンド。
ひなが美容院へ納品に行って来て(手書きTシャツのご依頼をいただいた)、そのついでにヤオハンでおにぎりを買って来てくれた。りんごとトマトを切って、おにぎりと一緒に食べた。
それから昼寝した。
ひなが油絵を描き始めた。キャンバスを1枚張り替えたので、少し手伝った。

晩は鶏の唐揚げを作って食べた。
それからシャワーを浴びて、風呂上がりに炭酸水を飲んだ。

以上だ。

私は16歳の時に精神病にかかり、それは未だに尾を引いているというか別の病気に発展して続いている訳であるが、それとは関係なく30歳の時に仕事を辞めた。
それから写真を勉強したのだけれど、カメラマンの見習いになるには歳を取りすぎていたし、写真作家になるつもりもなかった。今でもない。
ただ、写真というか画像というか、そういうものの近くに自分の(職業的な意味での)居場所があるのではないかという予感のようなものがあって、まあとりあえずは何か技術の基本を一つしっかりと身につけようということで銀塩写真をフィルムの現像から教えてくれる学校に通った。(当時まだNikon D1が登場していなかった。PhotoShopは「CSじゃない無印の」Ver.4。1997年の話。)
そこでひなと出会った。

それから16年経った今、職業的には「Web管理」という隙間産業に辛うじて食い付き、それはやっぱり画像処理「も」分かっていないと非常に困るジャンルの仕事であって、ただ、職業的に言うならPhotoShopよりIllustratorの方が重要かもしれないけれど、ともあれ細々とそれで暮らしているが、今日は土曜日なので休み。

今日は何もありませんでした。