職業人としての限界


カテゴリー: テキスト日記 | 投稿日: | 投稿者:

私の職業は、一応、Web制作、Web管理ということにしている。この仕事について、以前は、70歳くらいまでは現役で仕事をしていたいなあと思っていた。その後修正して、80歳くらいまで現役で、と。
でも、それは無理だということを痛感した。ある案件で、ついに「出来ない」状況が来てしまった。30代、40代の頃なら徹夜してでも仕上げた案件だと思うのだが、50代になって頭が硬くなってしまったのか、新しいことがなかなか飲み込めない。Webの変化は速い。今はどうにかこうにか処理している案件も、いずれ私には手が届かなくなってしまうのだろう。
Web業界は、今、個人商店や中小企業で、割と手間を惜しまない人はWixやjimdoに流れている。無料だからね、対抗しようがない。質的にも十分なものが出来るし。大手は、もう技術的に対応できないし、ボリューム的にも対応できない。少なくとも技術スタッフ10人くらいいる法人でないと無理。
もう私のような、中途半端な個人事業など、立ち入る隙もなくなってくるのだろう。

今日、それとは全く別で、「のぼり」のデータを作って発注するという仕事をしていた。Illustratorも日々進化していてCC2018になっているけれど、昔のやり方でも成果物が作れてしまうあたり、Webよりまだ何とか行けそうかなという気がする。少しだけ明るい気持ちになった。
でも、いかんせん湯河原。仕事が少ない。いつまで続けられるかなあ……