朔は2歳の夏に酷い猫風邪をひいて、本当に、一時は命を落とすかにさえ見えた。獣医さんのおかげで一命を取り留め、その後は予防注射の接種や健康管理に気をつけるようになって、今でも元気に暮らしている。
朔は今年の5月で16歳になった。人間に換算すると80歳相当、後期高齢者ということになる。そのせいか、ここ数年は外出をしなくなり、家で本当によく眠っている。よく水を飲むし(しかも氷水を要求する)、吐くし、いろいろ心配なこともある。でも、美味しいものが大好きで、特に、カツオブシと煮干し、カニカマが大好きなようなので、もうこの歳になったのだから好きなものを好きなだけ食べてもらおうということで、毎日カツオブシや煮干しやカニカマをあげている。
朔のお腹に顔をつけると、天気の良い日に干した布団のような匂いがする。
朔、16歳の夏
カテゴリー: 写真日記、猫 | 投稿日: |