本当は昨日行こうと思っていたのだが、体調が良くなくて、今日、朔のお墓参りに行った。いや、忘れていた。くまも同じお墓に入っていたんだ。
朔、来たよ。忘れないよ。
くま、来たよ。忘れないよ。
4月というのに寒かった。この公園墓地は缶コーヒーが100円と安くて助かる。
湯河原に戻ってくると、駅前階段の横の古い桜が満開になっていた。
本当は昨日行こうと思っていたのだが、体調が良くなくて、今日、朔のお墓参りに行った。いや、忘れていた。くまも同じお墓に入っていたんだ。
朔、来たよ。忘れないよ。
くま、来たよ。忘れないよ。
4月というのに寒かった。この公園墓地は缶コーヒーが100円と安くて助かる。
湯河原に戻ってくると、駅前階段の横の古い桜が満開になっていた。
フレンドリーな猫に出会った。野良のようだが、人慣れしている。捨て猫かもしれない。堂々とした体格をしていて、オスだった。
私たちは彼を「さば玉」と呼ぶことにした。
11/25(日) 文学フリマ東京に行ってきました。
出展者の搬入は10時からなので、15分前に流通センターに到着。
もう出展者の列が出来ていた。
ブースでスタンバイ。
出品作はこの通り。「詩」のコーナーにブースを構えたのは、主に、詩画集「ユアーズ」を売りたかったから。でも小説が2冊あって、Tシャツ、ポストカードもあり。
11:00オープン。座ってみる。
17:00、終了。
営業的には惨敗。出展料5500円、交通費11132円に対して、売上げは、Tシャツが2枚、ポストカード3枚、小説が1冊。合計1800円。
ただ、意外だったのは、チラシ100枚とネットショップのURLを記したハガキ30枚を手渡しで配布してみたところ、15:00頃には全部配りきってしまった。
チラシにはQRコードが入っていて、それぞれスマホで読み取ると、作品の冒頭5ページが読めるようになっている。ハガキのQRコードは、スマホ対応のショッピングカートに直結。
※URLは次の通り
飯島意匠通販部 https://iijiman.stores.jp
※サンプルは次の通り
ユアーズ(詩画集)https://hmk.iijiman.com/yours.pdf
海辺のチガ子(小説・純文学系)https://hmk.iijiman.com/umichiga.pdf
あたし、朔!(小説・ライトノベル系)https://hmk.iijiman.com/atasaku.pdf
受け取ってくれた人の10%くらいはアクセスしてくださると嬉しいのですが……
ハガキは30枚ではなく、思い切って200枚くらい持って行っても良かった。あと、チラシはチラシコーナーに置きっぱなしにしておいても、まあ、まず持って行ってもらえない。それで、配布し終えたらチラシコーナーからチラシを回収する、ということを、3回くらい繰り返した。
配布物があると「一声かける」ことになり、5人に1人くらいはブースに立ち止まってくれる。チラシのQRコードでサンプルが読めることを伝えると、ほぅ、と感心を持ってくれたリアクションがあった。
チラシよりハガキの方が受け取ってくれやすい感じがしました。やっぱり「邪魔にならない」というのは重要なことなのかも。
今のところまだショッピングカートからの注文はない。1件でもあるとよいのだけれど。
あと、名刺交換をした方が2名。ライターさんと企画制作の方。企画制作の方はTwitterのフォロワーになってくれた。
という訳で、文学フリマ東京に初めて出展してみて思ったこと。
1.売れない。絶望的に売れない。知り合いやファンが来てくれる人、それなりの有名人の方は完売している例もあったけれど、それは少数という感じ。ブースが970、来場者数が主催者発表で4300人ということだったけれど、なかなか買ってもらえるものではない。
2.無料のポストカードは好評。当初刷った30枚(ハガキサイズのケント紙)はあっという間に尽きて、本来「販売用」に作ってあったポストカードの裏に「ひなまめき」のURLを記したものが、これも30枚くらい。こちらも1時間ほどで捌けた。名刺交換なども総合すると、ちょっとした営業になる。(しかしあくまで「ちょっとした」程度であると考えた方がよいと思う。)
3.チラシは手配りすべし。チラシコーナーの山は、何回見ても減っている様子はなかった。ブース前を通る人たちに「よろしくお願いします」と声を掛けて手渡しすると、結構もらってもらえる。
4.手配りは売上げに繋がる。商品を買ってくれた人たちは、皆、ポストカードやチラシを渡した人が、そのままブースに寄ってくれた。黙っていても売れるネームバリューのある方はそんなことをしている暇はないと思うけれど、私たちのように、無名の制作者は、声かけと手配りが営業上有効であると思った。
3.持って行って役に立ったもの。
(1)ボールペン・ポストカードの裏にURLを書いて配るのに役だった。
(2)チラシや配布用カード。手配りしてコミュニケーションのきっかけを作れる。
(3)荷造り用透明テープ。A1で出力した机の前に下げるポスター、あれ、巻きぐせが付いてしまって、端っこがめくれ上がってしまうのです。2階に、やはりA1で出力したポスターをPopスタンドに下げていた人がいたけれど、端っこのめくれは悩みだったようで、重りとして100円玉を貼り付けていたけれど、100円玉を貼ってもまだカールしていた。A1出力機のポスターをPopスタンドに下げる場合には、下辺の裏に細い棒などを貼らないと、隅っこがカールする。私たちは机の前に下げたので、机の脚と床に、荷造り用透明テープで貼り付けた。これでカールは解消。
4.持って行って役に立たなかったもの。
(1)印鑑。まったく出番なし。
(2)領収書。社用とかで来る人って、いないのかも。いや、私たちが売れていなかっただけか……
(3)大量の作品。うち、詩画集と小説で合計40冊以上は持って行ったけれど、そんなに売れる人は、やっぱり、知り合いやリピーターが来てくれるとか、それなりの有名人でないと無理。実は、Tシャツを買ってくれた人に小説2冊をサービスしたりしたので、販売数以上の作品を持って行ったのは正解だったけれど、私たちのような初心者は、10冊ずつくらいもっていけば十分だったのかもしれない。
という訳で、作品を買ってくださったみなさま、ブースに興味をもって寄ってくださったみなさま、本当にありがとうございました。
私たちは対面販売は滅多に出来ないですが、ネット販売はいつでもやっています。
冒頭5ページはPDFで立ち読みが出来ます。税込500円+送料200円(全国均一)です。
飯島意匠通販部 https://iijiman.stores.jp
また、小説「あたし、朔!」と、小説「海辺のチガ子」は、noteで文章だけを購入していただくことが出来ます。こちらは冒頭7ページ分くらいが、無料で読めます。よかったら400円お支払いいただいて、続きを読んでやってください。送料も掛からないのでお得です。
note https://note.mu/iijiman
海辺のチガ子 https://note.mu/iijiman/n/nb4e830861383
あたし、朔! https://note.mu/iijiman/n/n1738d6fad557
noteでは、実は、小説よりも写真を大量に出しています。この「豆日記」より頻繁に更新しています。
最近は、2001年頃に取った東京や川崎の日常風景を出しています。その頃私は不動産物件の撮影(銀塩ポジフィルムの時代)を受託していたのですが、試写用にデジタルカメラも持ち歩いていて、それで、途中で見つけた風景を撮った写真が大量にあるのです。
やがて不動産物件写真の仕事はデジタル画像に置き換えられて、なくなってしまいましたが、その後も日常風景を中心に色々撮っています(今でも)。ですから、当分はネタが尽きません。多い時には毎日、少なくとも2~3日に1点は未公開カットを出しています。
写真は無料公開です。
お時間のあるときに眺めていただけると嬉しいです。
今日出会ったみなさま、この豆日記を読んでくださったみなさま、どうぞよろしくお願い申し上げます。
明日は朔の月命日。くまはまだ四十九日を過ぎていないけれど、共同供養塔に入っているという知らせをお寺からいただいた。
それで、真鶴にお墓参りに行った。
ここには確か、半野良の「みけちゃん」が居たなと思って探してみると、建物の横に隠れていた。
朔とくまにお供えするために持ってきたシーバのカリカリを、みけちゃんにも分ける。
水もあげたけれど、あまり喉は渇いていなかったようだ。
シーバはよく食べてくれた。
2018年9月22日。
母屋の黒猫「くま」が息を引き取った。保護猫なので正確な年齢は分からないが、推定13歳。
実は昨日一旦落命したかにも見えたのだが、ぎりぎり、浅いながらも呼吸を取り戻した。
死因は腎不全。気付いて検査してもらったときには、もう末期的な数値だった。
先月20日には母屋に留守番に行って、くまをガジガジやったりしていたけれど、その時には、まさか1ヶ月後にこんなことになるとは思ってもいなかった。
くまは、元々は迷い猫で、母屋の縁側に毎日座っていた。「僕を飼って」とアピールしているようにも見えた。そして半年の間アピールを続けて、ついに大家さんから「飼ってやんなよ」と、許可を勝ち得た。くまは「どりょくま」なのだ。
母屋の3匹の猫の中では、他の2匹を時々いじめたりしていたこともあったけれど、人なつこく、だっこの好きな猫だった。
さよなら、くま。
私は世の中の99.9%は科学で説明出来ると思う。
ただ、0.1%くらい、どうしても分からないというか、科学では説明の付かないことも、あるような気がしている。
あの世、というものの存在についてもそうだ。あと、生まれ変わりとか。
くま、もう朔ちゃんとは再会したかな?
きっといつか、また会おうね、あの世、というものがあったならば、の話だけれど。
私たちは朔を失って以来、「けもの足りない」「猫足りない」。
今日、留守番を頼まれたので、猫ニャンズに会いに行った。
くま。「びっちゅ」を嫌がる。
何度か呼んで、やっと目を開けてくれた。
なっちゃんはごろんとしていた。なっちゃんの模様は独特だ。
なっちゃん!
ごはんだよ!
なっちゃんはこの夏で16歳。大分食も細くなった。
くま、だっこ!
くまはだっこが好き。
なかなか帰ってこなかったみいは、帰ってきてがつがつと缶詰を食べた。
この後、ひながみいを撫で子すると、前足をグーパーして喜んでいた。
猫はかわいいわ。
明日で朔を失って1年になる。
明日は月曜なので、今日、朔のお墓参りに行った。1周忌。
昨年9月9日に出会った、猫のみけちゃんがいた。
http://hmk.iijiman.com/mamenikki/?p=7048
朔にお供えするつもりで持ってきたカリカリがあったので、みけちゃんにお裾分けする。
結構、たくさん食べてくれた。
みけちゃん、と声を掛けるとポーズをとってくれる。
みけちゃん、これからも朔を見守ってね、というと、カリカリを食べ終え、水を飲んでから、すたすたと共同供養塔の方に行って、その裏で番を始めた。人間の言葉が分かるのだろうか?
今日も真鶴半島がよく見えた。
朔、また来るよ。ずっと忘れないよ。
昨夜、留守番のため母屋に泊まった。
猫ニャンズを撫で子して、日頃の「獣足りなさ」を補った。
なっちゃんは撫で子とポン子が好き。
12歳という。結構ひとなつこい。
何よ。
連休も今日で終わり。といっても結構仕事があって、あまり連休という感じはしなかったのだけれど。
ともあれ、今日は仕事もなかったので、真鶴に、朔のお墓参りに行った。
朔の眠る丘からは、真鶴半島と相模灘が見える。
何でもキャンペーンだそうで、100円の缶コーヒーを買って抽選で150円分のAmazonギフト券が当たるかもと言うので、普段は買わない缶コーヒーを買って、やってみた。
LINEの登録とか設定とか凄く苦労して、結局はずれた。
真鶴駅も、今日は賑わっていた。
なっちょ先輩!
「あたしカメラ嫌いなの」
くまてぃー!
うっとり。
みぃは、私が近づくと警戒する。子猫の頃、私に捕まえられて動物病院に連れて行かれた記憶が、未だに残っているのかもしれない。
警戒している。
けれど、ひなが撫で子していると、とてもうっとりとした顔になる。
うっとり。
前の家は、2003年の11月から住んでいた。まだ朔が3歳の遊び盛りで、毎日外に遊びに行っては、トンボや蝉やトカゲを捕まえてきた、とひなは言うのだが、私は仕事に忙しくて事務所に居ることが多かった。まだ夜遅くまで仕事をしていた頃だった。随分無理もした。今思うと、そんなことよりもっとひな朔と一緒に居る時間を作るべきだったと思うけれど、朔はもうこの世に居ない。今の家は、仕事場を通らないと居間とキッチンの間を行き来出来ない構造になっている。そのため仕事場が自動的に居間のようになって、ひなと一緒に過ごす時間が増えた。朔が「もっとひなを大切にしなさいよ」と言ってくれているのかもしれない。
今日4/27は、経師屋さんの納品だった。
朔がひっかき、私たちが写真を貼り付けまくったふすまも障子も、まっさらに新しくなった。もうこの部屋で珈琲を飲むこともない。私たちの生活の匂いは少しずつ確実に薄れていく。この部屋で「朔ちゃんでんぐりっこ」をしたことは、遠い昔のことのようにも思える。
朔ちゃん、新しい家に行こう。新しい家でも一緒だよ。朔ちゃんのことはずっと忘れないよ。
みいちゃんはポン子好き。
大家さんの家には、3匹の猫がいる。
朔を失って以来「けもの足りない」私たちは、3匹の猫たちに会いに行った。
みい。こたつの中でぬくぬくしている。ひなが喉をなでると喜ぶ。
3匹の猫のなかでは一番若い。
手足が短いところが、かわいい。
くま。最近、だっこをあまり嫌がらないらしい。このあと私もしばらくだっこしていた。
なっちゃん。猫ニャンズの中で最年長。16歳。眠いらしく、よく昼寝をしている。
みんないつまでも仲良くしてね。
今日、朔のお墓参りに行った。今年に入って初めてかと思う。
公園墓地から少しだけ海が見えた。遠くに見えるのは伊豆半島だろうか。
帰りは真鶴駅まで歩いた。梅が咲いていた。
いい匂いがした。
今日、ちぼりのカフェに行った。去年の暮れにオープンした、お菓子食べ放題540円。
行きに、白黒猫に出会った。
私たちは朔を失ってから「けもの足りない」。
白黒猫は背中を触らせてくれた。飼い猫らしい。
むくむくの背中が、やっぱり気持ちよかった。
いつまでも元気でね、また会おうね。
今日、二人展「ひなまめ珈琲園6」の搬入に、神田珈琲園まで行ってきた。
今回は、全てが朔の記憶と関連のある作品。
写真は全部で42点、全てに朔が写っています。
朔を展覧会に出すのは、これが最後になると思います。
なお、ご希望の方には、コーヒー無料券付きの葉書を郵送します。
office@iijiman.comまでメールをいただければ対応いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
今日の午後、仕事の手を空けて朔のお墓参りに行った。
朔を失ってもう5ヶ月になる。なかなか行こうと思っても行けなかった。
真鶴駅からタクシーに乗って、吉祥院の公園墓地の、動物供養塔に行く。
水をかけて、お線香を焚いて、朔とお話をする。
朔、いつかきっとまた会おうね、と。
高台にある公園墓地は西風が強く、とにかく寒くて、涙が出た。
寒いからなのか風が強いからなのか朔を思い出してなのか、よく分からないけれど涙が出た。
帰りに真鶴駅で、訳も分からずアイスを買ってしまう。電車の中で食べたとはいえ、寒かったが、やっぱりアイスは美味しい。
新年2018年1月5日(金)から、1月30日(火)まで、2人展「ひなまめ珈琲園6」を、神田珈琲園神田北口店にて開催いたします。
写真は42点出します。主に、朔と奥さんです。
ひなさんが絵画を出します。こちらも朔が登場する予定です。
場所はJR神田駅北口から徒歩30秒、中央線ガード下にあります。
入場料は不要ですが、喫茶店ですので、何かオーダーしてください。
なお、ご住所をご連絡いただければ、コーヒー無料引換券付きのご案内状を差し上げます。ご連絡はこちらから→メールフォーム
毎週日曜日と祝日(1/8)は、神田珈琲園神田北口店は1階のみの営業となります。
月~金は、朝7:00から深夜24:00まで。
土曜日は、朝8:00から夕方18:00までです。
神田珈琲園のコーヒーは、直火式ロースターによるこまめな自家焙煎とネルドリップで、西宮北口の珈琲屋ドリームと互角くらいに美味しいです。
東京方面にお越しの機会がありましたら、お立ち寄りいただければ幸いに存じます。
どうぞよろしくお願いいたします。
今日は朔の月命日。朔を失って2ヶ月。今でもまだ、家に帰ってくると、不機嫌そうにお留守番をしている朔が待っているような気がする。
そんな朔も、もう土に還って、吉祥院の動物共同の供養塔で、静かに眠っている。朔の肉体は、少なくとも、ここにその一部が残っているということになる。で、魂はどうなのか。魂というものはあるのかないのか。あの世はあるのかないのか。2ヶ月経っても、いや、何ヶ月、何年経とうともわかりっこないことであるけれど、このところ思うのは、そもそも「あの世というものが存在してほしい」「魂というものが存在してほしい」と思っている人は、とても多いのだろうなということだ。そういう私も、魂やあの世というものがあって、そこで朔に再会できたらどれほど嬉しいだろうと思う。でもわからない。知りようがないことなのだ。
朔の眠る吉祥院の公園墓地は、真鶴駅からタクシーで10分ほどのところ。真鶴半島や相模灘が見える。悪くない場所だ。
動物は、共同の供養塔があって、ここに入ることになっている。それとは別に、個別の墓地を購入すれば動物と一緒に納骨してもらえるということだったが、最低でも150万円くらいという費用と、それと、私たちの後にお墓を継ぐ人がいないという事情ゆえ、それはできない。せめてこの公園墓地に、人間用の共同供養塔があればな、と思う。私たちはそこに入ることができるのに。
管理事務所の近くに、三毛猫がいた。みけちゃん、と勝手に名前を付けて近づいていくと、案外人馴れしているようで、逃げなかった。飼われている訳ではなくて野良のようだけれど、猫の墓守が居るというのはいいなと思った。猫の駅長は全国的に有名になったけれど、猫の墓守がいてもいい。
みけちゃんはカメラも大丈夫だ。大家さんが飼っている3匹の猫たちはカメラを向けると逃げるけれど、みけちゃんは逃げない。堂々としている。
みけちゃん、これからも朔を見守ってください、よろしくお願いいたします。
今日は朔の四十九日で、吉浜吉祥院に納骨に行ってきた。
説明を聞くと、動物共同の供養塔があり、その中に土が収納されていて、その土に骨を還すという。
一瞬、もう土に還しちゃうんですか?と思ったけれど、墓地を継ぐ人がいない場合、100年だか200年だか1000年だかすれば、どのみち誰かがそうするのだろう。時間が止まっている死せる者にとっての1000年というのは、49日と、大差ない話であるような気がした。ならばそれでもいいか、と。
朔ちゃん、あの世に無事たどり着いたかい?私たちが来ないと、うめーんとか言って怒っていないかい?それより何より、あの世というのは、結局、あったのかい?なかったのかい?
「あの世は存在する」をgoogleで検索すると51200件。
「あの世は存在しない」をgoogleで検索すると、33700件。
件数で何が決まるわけでもないが、googleの現状はそうなっている。
私が思うのは「朔に会いたい」ということ。あの世というものがあって、あの世で会えるというなら、それでもいい。しかし、あの世というものがないのであって、もう二度と会えないというなら、それを受け入れるしかない。どちらかわからないというのは、ちょっと困る。で、困っている。
私たちは毎日、朔にお線香をあげる。まだ四十九日を過ぎていないので、1本ずつあげる。
「この世からあの世」までの「間」が存在するかという問題も、これまたわからないというか、仏教では四十九日、キリスト教はキリストの復活までに50日かかった。イスラム教でも死後の世界とこの世との間というのがあるらしい。神道には五十日祭がある。
村上春樹の「海辺のカフカ」には、「リンボ」という名前で、生きているものがあの世へ行くまでの場所のようなものがあることが記されている。「海辺のカフカ」は宗教ではないけれど。
では宗教を離れて科学とか物理学の世界ではどうなのかというと、一見すると死後の世界というものは否定されていて、脳の活動が止まれば意識というものがなくなるので、死んだら何もなくなってしまう、ということで意見が一致しているのかというと、必ずしもそうでもないらしい。量子物理学とかの世界に行くと、なんだかよくわからないことが多いらしい(私、現代文の文系なので物理は苦手)。
朔が他界したということを何人かの(猫好きの方への)暑中見舞いに書いた。ある人は、忘れないでいれば虹の橋のところでもう一度会えるよ、と記してくれた。
朔に会えたら、また顔をくっつけて眠りたい。抱っこして眠りたい。
それだけなのだけれど、この件は、実現するのか否か、結局のところ全く分からない。
朔を失ってもう1週間になる。あっという間であったようにも、長かったようにも思う。
朔の死に際の数時間、苦しそうな浅い呼吸や痙攣を思い出すと、本当に辛い思いをさせてしまったと思う。そのことばかりが頭について、朔はずっと苦しみながら生きていたような気がしてしまうこともあったけれど、うちのふすまを見て、そうではなかったと思い直した。
うちのふすまの1面に、朔の写真を貼っている。もう5年くらい前からそうしている。写真展から回収してきた大きなものから、L版まで、さまざま。一番大きな写真は、まだ朔が8歳くらいの写真。その他にも、夏の暑い日にお腹を上にむけてひっくり返っている写真とか、煮干しをもらう直前の目を輝かせている写真とか、お気に入りのマフラーにくるまって気持ちよさそうに眠っている写真とか、そういえば朔にも確かに、そんな幸せな時間もあったのだと思う。
朔、そちらの世界はどうだい?本当に痛みも苦痛もないのかい?それならいいのだけど。
今日の夕方、吉浜の吉祥院に、朔の遺骨を受け取りに行った。
タクシーでお寺に行ってみると、驚くほど小さくなって朔は待っていた。
帰宅してから壺を開けてみると(セロテープで蓋が止められていた)、後頭部らしい骨があった。なぜ後頭部とわかったかというと、ぴょこっと飛び出している突起の感触に、朔の頭を撫でた時の記憶が蘇ったからだ。
一日に一度か二度くらい、どうしようもないこととわかっていても、無性に朔に会いたくなる。交差点で信号を待っている時、時間が空いて家の部屋でごろりとしている時。「なーでーこー」と声に出してみたりする。撫で子か。言うほどしなかったかもな。もっといっぱい撫で子したかった。ふわふわの毛皮の感触。死ぬ間際の、ごつごつに痩せた背中の感触。
朔ちゃん、ここはおうちだよ。もう病院に行かなくていいんだよ。
ここはおうちだよ、朔ちゃんのおうちだよ。
昨日、朔を失ってから、時間ということについて漠然と思いを馳せていることがある。
昨夜、私は3時間半、朔の亡骸を眺めていた。4年前に作ったフォトブックの朔と見比べて見たりもした。4年前より痩せていた。食べることができず、かといって点滴でも一日の所要カロリーの半分までしか摂取できなかったので、当然ではある。4年前には、こんなことになるなんて思っていなかった。朔は、漠然と、20歳くらいまでのんびりと長生きしてくれるような気がしていた。だがその甘い期待は叶わなかった。
朔を見つめていた3時間半という時間は、その時にはとても長いものに思えた。
でも、今となっては「過去の一瞬」でしかない。
時間って、いったい何なんだろう?
哲学的なことは私は苦手だ。
かといって科学的に分析ができるわけでもない。
顎や背中をなでこした。生きているうちにもっと、なでこやポン子、一緒に遊んだり、もっとやるべきことはあっただろうと思った。朔が生きている間、私は随分時間を無駄にしたと思う。朔が隣にいながら、くだらないゲームに熱中していたこともあった。私の30代の大半と40代の全ては朔とともにあった。もっと一緒に遊んでおきたかったと、今は思う。でも、儲からない過酷な仕事に身を投じて、朔が仕事場に心配してやってきたこともあった。豆、もう帰ろうよ、と言っているように思える鳴き方をした。
朔は時間が有限で、取り返しのつかない性質のものであるということを、知っていたのだろうか。賢い猫だ。言語という媒体を使うことなしに、それを知っていたのかもしれない。
朔が、今日7月9日の午前0:13に、息絶えた。
推定、17歳と1ヶ月。今、飼い猫の平均寿命は15歳という。猫の1歳は人間の4歳に相当する。平均寿命を8歳も上回る大往生だった。
死因は、これも推定であるけれど脳腫瘍。本当はこれはMRIを撮影しないと断言はできない。だが猫のMRIには全身麻酔が必須で、朔は慢性腎不全のため麻酔がかけられない状態だった。緑膿菌感染症による膀胱炎も併発していた。ただ、ふらつく、何もないところに向かって鳴く、失禁するなどの症状から察するに、脳腫瘍を発症していた可能性が高いと、獣医さんからお伺いしていた。思えば数年前から、眠っている時にぴくぴくと震えていることがあった。あれはレム睡眠なのだと思っていたけれど、今思うとそうではなかったのかもしれない。
朔は、死ぬ4時間くらい前から、ぴくぴくと痙攣を起こしていた。その痙攣がだんだんひどくなり、最期は、おそらく脳腫瘍の症状であろうてんかん発作を起こし、薬石の功も虚しく世を去っていった。
最期に私たちは、朔の大好きだったチャオとろみの缶詰を枕元に供えた。夏場には特に大好きだった氷水も供えた。線香がなかったので、代わりに氷水の氷を切らさないようにして、朝を迎えた。本当の通夜式というのはこういうものではなかろうかという気持ちもあった。朝になって、ひなが編んだ、朔お気に入りのマフラーを掛けた。このマフラーが大好きで、よく朔はこの上に乗って、夜も昼も眠っていた。目を閉じた朔は笑っているようにも見えた。猫だから笑うことはなかったけれど、喜怒哀楽というか、感情表現は豊かな猫だったと思う。
さようなら、朔ちゃん。あの世に行ったら必ず会いに行くからね。
あの世、というものが、あったなら、の話だけれど。
今日は朔の、17歳の暫定誕生日。
なぜ暫定かという話は、去年の今日書いた。要するに、迷い猫だったので本当の誕生日はわからないということ。
http://hmk.iijiman.com/mamenikki/?p=6381
17歳にもなるとさすがに腎臓ももうだいぶ弱ってきているようで、気分が良くないのか、あまり食欲がなく、体重も3.3kgまで減ってしまった。全盛期(?)には6.1kgあったので、随分やせた。
しかしまあ、気に入っている「チャオとろみ」の缶詰を出すと、それなりに食べてくれる。
まだ何とか頑張って欲しいと思う。
近所に散歩に出た。
藤の花が咲いていた。
猫が見下ろしていた。
あ、もう一匹いる!兄弟かな?
むにむに草(メキシコマンネングサ)が新芽をつけていた。来週あたりには花が咲くかもしれない。
今日、神田珈琲園に搬入に行ってきた。
「ひなまめ珈琲園5」。A1+の写真11点と、ひなさんからイラスト十数点+写真。
期間は、12月26日(月)から1月13日(金)まで。
なお、12月30日(金)から1月3日まではお休み、1月4日は、終了が18:00です。
越年で「ひなまめ珈琲園」を開催するのは初めて。
12/21のことになるが、「猫の島」として知られる四国・愛媛県大洲市の青島に、毛布を送った。
毛布募集の記事はこちら→http://ameblo.jp/catsisland/entry-12230075993.html
うちと義母とで合わせて5~6枚くらいの毛布が余っていたので、佐川急便で発送した。
今、荷物が混んでいるので2~3日余計にかかると思って下さい、とのことだったので、今日(12/24)当たりには届くだろうか。
青島の猫たちが少しでも暖かく過ごせればいいなと思う。
我が家の朔は、もう3年くらい外に出ていないと思う。猫と言っても色々な立場があるものだ。
突然ですが、8〜10月にお休みしていた月末のガレージセール「飯島商店」を、今日、再開しました。
売れ行きはうーん、ですが、無料サービスのコーヒーは6人くらいの方にご賞味いただきました。ちなみに夏はアイスコーヒーでしたが、今回はホットです。(インスタントですが。)
母屋で飼っている黒猫「くま」が、店番に来てくれた。
朔は2歳の夏に酷い猫風邪をひいて、本当に、一時は命を落とすかにさえ見えた。獣医さんのおかげで一命を取り留め、その後は予防注射の接種や健康管理に気をつけるようになって、今でも元気に暮らしている。
朔は今年の5月で16歳になった。人間に換算すると80歳相当、後期高齢者ということになる。そのせいか、ここ数年は外出をしなくなり、家で本当によく眠っている。よく水を飲むし(しかも氷水を要求する)、吐くし、いろいろ心配なこともある。でも、美味しいものが大好きで、特に、カツオブシと煮干し、カニカマが大好きなようなので、もうこの歳になったのだから好きなものを好きなだけ食べてもらおうということで、毎日カツオブシや煮干しやカニカマをあげている。
朔のお腹に顔をつけると、天気の良い日に干した布団のような匂いがする。
今日、ひなと一緒に大笑いした。だから、今日はよい1日であった。
先々週は大変だった。徹夜をした日もあった。Wordpressのカスタマイズ案件で、どうしても集中的に頑張らないといけない部分があって、そこで苦労した。その件に関しては、なんとか峠は越えたのでよいのだが、その後、ゆたぽんファイブの付箋メモの注文があったり(1500円とか、そういう売り上げ)、長期休業明けの飯田商店からPopの注文をいただいたり、細切れに色々な用事が入って、なかなか「ごろごろダメ子生活」も出来なかった。「ごろごろダメ子生活」というのは、意外にも、言うは易し行うは難しのようだ。
でも、今日はよい1日であった。
これからはゴロゴロダメ子生活を送ろうと常々思っているところなのだが、毎日、何かしら小さな用事が入って、なかなかごろごろできない。手ぬぐいが20本売れた(5000円入った)とか、ドレッシングのラベルをデザインしてほしいとか、メニュー立てに入れるPopを作って欲しいとか、本当に、数千円レベルの仕事ばかりで、経済的には十分「ダメ子生活」なのであるけれど、ごろごろしている時間が意外に少ない。
私ももう49歳で、かつて職場で同僚であった人の中には、49歳でお亡くなりになった方が2人いる。もうそんな年齢だということなのだろう。人生の収支決算書を描くのはまだ早いかもしれないが、少なくとも、収益の項目があまり振るわない人生になることは、もう確定してしまったのだろう。
今日も朔はよく眠っている。
今日は、朔ぴょんの「暫定誕生日」である。
なぜ「暫定」かというと、本当の誕生日はわからないからである。
朔は生後6ヶ月くらいの体つきの時に、ひなの家(まだ私と結婚していなかった)に迷い込んできた。それが2000年の11月の頃。だから、遡って多分5月くらいの生まれだろう、と。あと、マイクロチップを埋め込んだ時に、書類上「誕生月」を登録しなければならなかったというのもある。それで、書類上は2000年5月生まれということにした。
最近打ち合わせに行ったある動物病院では、今は、猫も飼い猫なら20歳くらいは普通に生きるとのことであった。
朔も長生きして欲しい。
感度800のネガカラーでの作例を作るべく、再び真鶴に行く。今日はひなも一緒。
駅から歩いて行くと、途中に馬酔木の木があった。
こういう箱庭のような漁港が、真鶴岩漁港。
岩海岸の浜辺に降りてみた。石がごろごろとしていた。
ひな。
猫には、何匹か出会った。そのうちの1匹。
ひとなつこいのかな?
悠然と去っていった。
帰りはバスに乗ろうと思っていたのだけれど、バスは何と、1時間こない。
それで、帰りも駅まで歩いた。
魅力的な苔。
ムードヘヤー美容室。なんかすごい名前。
何それ面白いの?
今日、神田珈琲園に「ひなまめ珈琲園4」の搬入に行って来た。
明日(日曜日)は休みで、2月24日(月)から3月4日(金)までやってます。
平日は、朝7:00から夜24:00まで開いています。
2月28日(日)はお休み、あと、土曜日はお店が18:00で閉まります。
ひなの知り合いが西武のアクセサリーショップで、朔の製品が売られているという情報を教えてくれた。それが、これ。
パッケージには、埼玉の電話番号が書いてあったので、そこに電話を掛けてみた。どうやら下請けがいるみたいで、詳しいことはそちらでないと分からないらしい。
なお、この写真は、はてなフォトライフで、クリエイティブ・コモンズライセンスで公開しているが、本当は「改変禁止、著作権者表示」。
http://f.hatena.ne.jp/iijiman/20090804185026
うちの作品を使うのは構いませんが、一声かけてくださいね。
久しぶりに散歩に出る。そろそろ四つ溝柿が熟してくるころかなと。
シロ子に出会う。
たくましくあれ。
柿はだいぶ熟れてきていた。
ピラカンサスの実も盛大になっていた。
Cuddry(カドリー)の「小春」という猫の縫いぐるみがある。これが大変な入手難で、長い時には1ヶ月半待ちになるという。
それが楽天でようやく在庫を持っているお店を見つけて、買うことが出来た。
実は、最初は「はっちゃん」に注目していた。
それは、谷中のnoraというお店の店頭にあって、母屋の猫「みい」に似ているなあということで、今度谷中に行ったら、あれを買おう、と、ひなと話していた。
http://hmk.iijiman.com/mamenikki/?p=4959
それから、色々検索してみて、どうやらその「みい」に似た縫いぐるみは「はっちゃん」というらしいことが分かった。
【本州・四国は送料無料】☆実在の人気猫をモデルにして製作♪人気の写真家八二一さんと共に暮… |
そして、検索しているうちに発見したのが、今回買った「小春」。これが大変な人気で、楽天でも売り切れのお店が続出している。「はっちゃん」も可愛いけれど、「小春」は白地ベースというところが朔に似ていて、よりいっそう可愛い感じだったので、これを買うことにした。
【BB】Cuddly(カドリー) ソメゴローとゆかいな仲間たち 小春 Koharu 004【10P23Aug15】【\6,480… |
朔と小春、ご対面。朔は、ほとんど興味がないようだ。
私たちが「ポン子」と呼んでいるのは、猫の背中の、腰の少し上あたりを、ポンポンと軽く叩いてあげることである。これをすると、大抵の猫は喜ぶ。朔はしないけれど、母屋の猫達はポン子が特に大好きで、腰を持ち上げてハイヒールのような格好をしたり、さらには体をねじりながら気持ち良さそうにうっとりとしたりする。
実は猫だけではなくて、人間も腰の少し上あたりを平手でポンポンと叩くと気持ちいい。
そのポイントを私たちは「ポン子ポイント」と呼んでいる。Microsoftに「パワーポイント」というソフトウェア製品があるが、それとは何の関係もない。
で、そのポン子ポイントについて、なぜ気持ちがいいのか私たちなりに考えてみたところ、やっぱり脊椎動物は脊椎の周囲に軽い刺激を受けると気持ちいいのではないか、との結論に達した。猫であれ、人間であれ。
ところで私は週に二回、明珠堂で鍼灸治療を受けている。四十肩で腕が上がらなくなっていたのを、これで随分良くしてもらった。その明珠堂では、いつも、最初に私の脈を診たり、舌を診たり、おなかのあちこちを触ったりして、その時の体調を診断してもらっている。そして、その診断に基づいて鍼灸治療をしていただいている。
それで、最近気がついたのだけれど、どうも明珠堂では「ポン子ポイント」にお灸を据えることが多いようだ。実際、そこにお灸を据えてもらうと、気持ちがいいような気がした。
それで明珠堂の先生に「そこ気持ちいいです」というと、ここは「腎兪(じんゆ)」というツボだとのことだった。ツボについて私は詳しくないので、詳しいことはGoogle先生とかで検索していただきたいが、今日、明珠堂の先生に「猫もそのあたりを軽く叩くと喜ぶ」という話をした。そうしたら、やはりそこは猫にもツボがあって、軽くポンポンと叩いてあげたり、優しく撫でてあげるといいですよ、とのことだった。
今日、腎兪のお灸が気持ちいいと話したら、今日は少し長めにお灸を据えてくれた。
そうしたら、あまりにも気持ちがよくて、帰宅後少し眠ってしまった。
先日、買い物に行く途中、そういえば四ツ溝柿が色づく頃だなあと、柿の木を見て思った。
今朝、撮りに行ってきた。
金木犀が咲いていた。
今年もたくさん実を付けていた。
一番色づいている実で、これくらい。
拡大してみると、確かに、わずかに凹みがあって、溝のようになっている。
帰り、シロ子に出会った。カメラを持っているときにシロ子に出会ったのは久しぶり。
呼ぶと「にゃーん」と返事をしてくれた。
野良なりに苦労をしている感じはする。
朝、少し散歩に出る。
柿の実が少しずつ大きくなって来た。
人慣れした老犬に出会う。
君は誰?
今から13年前、私は湯河原に引っ越して来た。
http://homepage3.nifty.com/iijiman/photo2002/20020624/
あの年は、在宅社員の応募に滑って凹んだ。先の見込みの立たないまま湯河原に引っ越して来たのも一面の真実。
しかしそれより問題が大きかったのは、手を付けた仕事を中断して引越をしたのだけれど、その手際が悪過ぎて、後々色々トラブルを起こしたということだ。このあたりのことをあまり詳しく書くとあちこちに迷惑を掛けるので委細は略する。
13年前のことで覚えていることというと、サッカーのワールドカップがあって、日本(男子)が決勝トーナメントでトルコに負けたこと。ラジオで中継を聞いていて、あー負けたなあ、と思った。今日、女子ワールドカップの決勝トーナメントで、女子がオランダに勝った。サッカーのことは詳しくないのであまり書けないけれど、サッカーが始まると人間がテレビにかじりついてしまうので、猫の朔がつまらなさそうな顔になる。
13年も同じ場所に住んだのは湯河原が始めてでもある。
今日、鍼灸治療のため明珠堂に行った。四十肩がなかなか良くならない。これでも鍼灸で随分軽減している方だとは思う。肩の動く範囲が少しずつ広くなって来た。でもまだ痛い。
その明珠堂で、今日、「弱っていますね」と言われた。汗がなかなか引かない人は、体が弱っているのだそうだ。
まあそうだろうな、と思う。
今日は忙しかったし、ちょっと複雑であまり儲からない案件を抱えていたり、例によって一次落ちで凹んだり、この6月はそういうことが多い。弱りもする。今年は営業成績も奮わない。スマホ対応特需が去年で一巡してしまったということもある。
朔は先月はよく吐いた。それでプリモス動物病院に行って、血液検査を受けて、吐き気止めを8日分と、胃酸抑制剤を貰って来た。それを8日間飲ませたら、朔の体調は良くなったようだ。吐かなくなったし、前よりよく食べるようになった。朔は先月で推定15歳(迷い猫なので正確な誕生日はわからない)、もう結構なお年なのだけれど、先月プリモス動物病院で出会った猫で「24歳」という猫が居た。もうだいぶ体重も軽くなっているようだけれど、その人の家では、猫は大抵、24歳か25歳くらいまでは生きているという。
うちもその人を見習って、朔にはまだまだ生きてもらいたいと思う。
数年ぶりで柏に行った。
そうしたら、家の近所で猫に出会った。
野良のようだが、人間から餌を貰っているらしく、「にゃあ」と呼びかけると、少しずつ近づいてきた。
でもこのくらいが限界のようだった。
本当は昨日、町営温泉に行く予定だったのだが、仕事が入ったので今日にした。
四十肩が相変わらず痛むので、温泉に浸かろうと思った。
往路は歩く。3.6kmある。上り坂なので結構きつい。
途中、カギ尻尾の黒猫に出会う。
町営温泉の休息室からの見晴らしは良い。
今日もコーヒーを飲む。
昨日、明珠堂で指圧を受けてきたのだが、温泉の効果についてたずねてみると、やはり四十肩は温泉で温めるのがよいとのことだった。
それで、今日も歩いて町営温泉に行った。片道3.6km。寄り道をしなければ45分くらいで行けるが、上り坂なので結構きつい。
それで、温泉に入ったあと、今日もコーヒーを飲んだ。温泉とコーヒーって、あまり他では聞かない組み合わせですが。
このポスターは、実はうちのショーウィンドウにも貼り出している。湯河原温泉観光協会の事務所を訪ねて分けていただいた。時々、通りを歩いている子どもがこのポスターを見て「ゆたぽんだ!」とか喜んでいるらしい。
帰路、バスがすぐに来なかったので、バスに追いつかれるバス停までは歩くことにした。途中、猫に出会った。声を掛けるとちょっとだけ近づいてくれたが、すぐ逃げた。
味楽庵という和菓子屋さんの前に、おそらくこの和菓子屋さんが復元したと思われる、豆相人車鉄道の客車が展示されている。イベントなどの際にはこれを貸し出して、人を乗せて、人が押して走らせたりもしている。軌間610mm。うちの出力機のロール紙と同じ幅なのは偶然ではない。それはつまり、丁度24インチということなのだ。
歩いているうちにバス停の間でバスに追い抜かれてしまった。それで、結局今日は帰りも全部歩いた。歩数計は11000歩、8.0kmを記録した。
家の近くで黒猫に出会った。声を掛けると振り向いてくれた。