今日は、地方自治法施行60周年記念500円硬貨の、三重、愛媛、山形の3種類が、金融機関の窓口で交換してもらえる日だった。
それで、8時半に郵便局に行ったら、誰も居ないんです。一瞬、日付を間違えたのかと思った。
それから三々五々人が集まって来ましたが。
それで、先日、研磨洗浄が掛けられている東京五輪の千円銀貨を持って行きました。
http://hmk.iijiman.com/mamenikki/?p=4755
コレクションとしての価値は下がるものの、それでも現行通貨に変わりはないはずだから、千円分の硬貨と交換してもらえるんじゃないかと。
いや、オークション見てみると、洗浄されたものでも東京五輪の千円銀貨って、1500円から1600円くらいの値段は付くみたいなので、オークションに出した方が得と言えば得なんですが、トーンありのPCGS MS66を2枚も手にしてしまった今、これはもう、何となくもういいや、という気持ちになってしまって、手放そうと。
で、郵便局で並んでいたら、私の次に来た人が、この人は8時45分頃に来たんですけど、89歳のおばあさんなんです。それで、ゆうゆう窓口で「今日は記念硬貨の交換の日ですよね」と確認していた。それから、その次に来た人は86歳のおじいさん。湯河原ではもはや老人の趣味になってしまったのか、コインコレクション・・・
で、その89歳と86歳の方に、ちょっと尋ねてみたんです、この東京五輪の千円銀貨、洗浄されてますけれど、よかったら1000円原価で交換しますよ、と。そしたら、喜んで交換くれると。私は繰り返し確認したんですけど、洗浄されて研磨されてますよ、と。でも全然気にしていない感じで。日本ではまだ、コインクリーナーが市販されていたりして、コインは洗浄によって価値が落ちるという考え方をしている人が少ないんだなあ、と。
で、結局、そのお二方に普通の千円札と交換してもらって、それからそれを地方自治法施行60周年記念500円硬貨と(郵便局窓口で)交換してもらった訳です。
まあ、お二方には喜んでもらえたようだから良かったかな、と。
ちょっといいことをしてきたような、気がしないでもない訳です。