極めて私的にPM-4000PXとLBP5000の後継機を選ぶ


カテゴリー: テキスト日記 | 投稿日: | 投稿者:

2002年から使っていた、EPSONのインクジェットプリンタPM-4000PXを、いよいよ買い換えることにした。
製造から9年が経ち、いつまで消耗品が調達できるかという不安を感じ始めたことと、買ったばかりの頃に比べると、やや紙詰まりやコスレなどが増えたような気がしたので、これはそろそろ買い換え時かと考えた。
同時に、2005年から使っていたCANONのレーザープリンタLBP5000も、そろそろヤヴァくなってきた。印刷カウント累計が2万を超え、トナー(とドラム)を交換しても、調子の優れないことが多くなってきた。
つまり、いわゆる「写真印刷」のプリンタと、「ビジネス文書印刷」のプリンタを同時に買い換えることになった訳だが・・・
普通に考えれば、PM-4000PXの後継は、PX-7Vor5V、(PX-5002は高くて手が出ない)、あるいは型落ちのPX-5600とか、Amazonで26088円まで下がったPX-G4500でもいいのかもしれない。
一方、LBP5000の後継は、ほぼ同じ大きさのLBP5300か、一回り小さいLBP5050Nあたりに落ち着くのが普通かもしれない。

しかし、私は全く違う選択を考えた。
PX-1200。ビジネスインクジェット。4色顔料。
これで2台を置き換える。

PM-4000PXを買った時には、ビジネス文書から写真展用作品出力まで、1台で何でもこなしてもらう必要があった。
今、ビジネス文書はともかく、写真展用作品の制作には(これも本来写真用のプリンタとは言い難いが)PX-7550Sの大判出力を使う。
一方、人に手渡すL版の写真を刷る時には、1万円弱で買ったCANONのiP4600という小さな(A4の)インクジェットプリンタの方が速いので、こちらを使っている。PM-4000PXは、主に、ある程度の耐久性・耐水性を要求される張り紙を印刷するプリンタになっている。ならば写真の画質を極める必要はないのではないかと。そこでPX-1200。A3ノビが出せて、速い。顔料インクで耐久性も高い。
一方、LBP5000は、本当にビジネス文書専用で、特に数百枚単位の帳票印刷やDM印刷に役に立っていた。スピードと、普通紙に綺麗に印刷できることがポイントだった。ただ、消耗品のトナー(LBP5000はトナーとドラムが一体になっている)が高く、4色で万単位の出費になるのは辛かった。1回のトナー交換で長期に使うため、1枚あたりにすれば安いのだが・・・。
そこでPX-1200。初期設定でもカラーで1分あたり8枚、LBP-5000と同じ。インクは4色セットで5590円(エプソンダイレクト)。印刷コストはA4カラー1枚7.3円(LBP5000は13.3円。いずれもメーカー公表値)。公表されているコストは参考程度に考えた方がよいとは思うが、どうも、PX-1200の方が安そうなのである。そして何より、プリンタ本体も安い。3万円弱。

で、既にPX-1200を予約したところであるのだが、そうしたら、今まで調子の悪かったLBP5000が、急に絶好調になって、トラブルが発生しなくなってきた。故障を抱えているのでもう中古でも買値もつくまいと思っていたのだが・・・先日箱と梱包材を捨ててしまったことが悔やまれる。世の中、なかなかうまくいかないものだなあと思う。