村上春樹の「1Q84」が売れに売れているらしい。待ちきれない人たちはオークションで4000円以上払って買っている。
その余波というか、影響というか、「海辺のカフカ」刊行直後に作者と読者とのあいだでやりとりされたメール1220通を収めた「少年カフカ」(2003年発行)が、何と、2009年にして増刷がなされるようだ。一時は品薄でAmazonで3000円以上の価格が付いていたが、新品が定価(998円)で買えるとあって、古本も価格が下落しているようだ(定価近くに戻ったといった方が正しいか)。
増刷もしかし、無限に続く訳ではないと思うので、次のような方々は、「少年カフカ」を購入されると楽しめると思う。
・「1Q84」と「海辺のカフカ」の共通項を探してみたい方。
・「海辺のカフカ」が面白いと思った方。
・「1Q84」または「ノルウェイの森」で村上春樹ファンになって「次は海辺のカフカを読もう」と思っている方。
お早めにどうぞ。
「1Q84」余波?「少年カフカ」増刷!
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