明け方、夢を見た。
私は(夢の中で)ふとんに入ってうつらうつらしていて、「明日から修学旅行じゃないか!」ということに気が付いた。
そして、スポーツバックに荷物を詰め込んで、なぜか中判カメラのマミヤ6を取り出していたが、マミヤ6はしばらく使っていなかったせいか、ボロっとネジが外れ(注:そんなネジはマミヤ6にはなかった)、背面のフィルム装填のフタがあいてしまい、おまけに金色をしたネジはころころと部屋の中に転がっていってしまって、困ったものだった。結局ネジは見つかったが「そういえばデジカメがあるんだ、マミヤ6まで持っていくことはないか」と思い直した。
気が付くと私は、修学旅行の集合場所まで1人で電車に乗っていて、その電車を途中の駅で乗り換えるところだった。乗り換えの後の電車は東急の旧7000系で、運転台のすぐ後ろのビニール張りのシートに座った(注:東急旧7000系にそんなシートはない。外観こそ旧7000系だったが車内はかなり違っていたようだ)。
そして、ふと、乗り換え前の電車にスポーツバッグを忘れたことに気付き、慌てて前の電車に取りに戻ろうとすると、運転士さんが「乗客が忘れ物が」と、乗り換え前の電車に無線で連絡を取ってくれた。駅の地下道のようなところで前の駅員さんがスポーツバックを持ってきてくれたのに出会って、有り難くそれを受け取ると、ピンク色のアディダスのスポーツバックだったが、それは多分私の荷物だった。
そこでふと目が覚めて(という夢を見た)、「ああ、何を言ってるんだ、私はもう3年生で、もうすぐ大学受験じゃないか。でも予備校とか行くの嫌だから自力で勉強しなきゃなあ」と、布団の中で考えていた・・・・
・・・というところで(本当に)目が覚めた。
高校生なんていったい何年前のことだよ、と思った。
最近「涼宮ハルヒのSS」ばかり読んでいるから、気分が高校生になってしまったのかもしれない。