オカメインコのぴいよちゃんが来て、明日で2週間。
毎日よく食べ、よく歌い、夜8時にはカゴに入れて眠らせている。
生き物のいる生活は、やっぱり色々大変ではあるけれど、暖かいというか、潤いを感じる。私がfripsideを聞いていると、ぴいよはぴいよなりに歌っているような気がする。それが「ホーホケキョ」であっても。
ところで、ぴいよの「動物販売時説明書」には、「オカメインコ・WFレセッシブシルバーパールパイド」とある。
WFはホワイトフェイス。多くのオカメインコは頬に赤いマルがあるけれど、WFにはそれがない。
レセッシブは、劣性遺伝で目が黒くならないため、網膜の血管の色が透けて見える、つまり赤目。成鳥になっても黒目にならない。
最後の「パイド」は白。色素を作る遺伝子がない。
だが「シルバー」とあるように、僅かに薄く、銀色(淡いグレー?)っぽい羽根がある。これは右の翼にあるので分かるけれど、獣医さんは「シナモン」と呼んでいた。そう言われてみれば僅かに茶色みがかっているようにも思える。
「パール」というのは、斑点状の模様がある、ということ。あれ?そんな模様はないのでは?と思ったけれど、獣医さんの話では、雛の頃には模様があったのではないか、とのことだった。
ところが、その「パール」を、今日発見した。
尾翼の左の、普段は隠れている部分に、うっすらと斑になっている羽根がある。
これがパールだったのだ。
獣医さんの話によれば、総じて、色々な遺伝子が混ざって「雑種」になっている、とのことだった。色の薄い動物は体が弱いという話はオカメインコに限らずよく聞くけれど、ぴいよは真っ白ではない。ちゃんと彼独特の模様があるのだ。(彼、というのは、DNA鑑定で雄ということが判定されているから。)
ぴいよは今が成長期。これから半年くらいは、いっぱい食べて、一杯飛び回って、元気な体作りを手伝ってあげたいと思う。