2016年3月26日改正版、在来線・新幹線表定速度ランキングを作ってみた


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3月26日に、北海道新幹線が開業する関係で、JRのダイヤ改正がある。という訳で、時刻表を買った。
去年「2015年3月14日改正時点での、在来線表定速度ランキング」http://2015.iijiman.comというものを作って、これが結構アクセスをいただいたので、今年も作ってみることにした。http://2016.iijiman.com

在来線1位は、北陸特急の「サンダーバード」。昨年から首位をキープしている。
快速史上最速の北越急行の「超快速スノーラビット」も健在。

今年は、いわゆる「通勤ライナー」もランキングに入れてみた。
「通勤ライナー」を特急の仲間にいれるべきか快速の仲間に入れるべきか悩んだが、暫定的に、快速の仲間ということにしてみた。
表定速度60km/h台あたりから快速が頻繁に顔を出すようになる。私鉄の、いわゆる料金不要の特急で最速は阪急京都線の特急ということになりそうだ。
いすみ鉄道の急行は、同じ線を走る各駅停車より遅いことで有名だけれど、実はこの表に出ているより遅い便もある。急行料金を要する列車としては現時点ではもっとも遅いかもしれない。しかし世の中には料金必要でもっと遅い列車というのがあって、釜石線のSL銀河の方が、表定速度の上では遅いということになる。ただ、この列車は遠野駅で長時間停車を行うために、計算上遅くなっているという事情もある。
表定速度20km/h台になると、これはもう「遅さ競争」みたいに思えてしまう。ゆったり乗ることに意義があるということなのだろう。

一方、新幹線1位は「のぞみ」だった。これは、全区間の半分を占める山陽新幹線区間で300km/hが出せることが大きいのだろう。「はやぶさ」が320km/hを出せるのは、宇都宮ー盛岡間に限られている。

新幹線版の表は、昨年7月頃に「2015年3月版」を作ったのだけれど、これが大変な間違いをしていて、1位を「のぞみ」と判定していたのだけれど、計算ミスで、実際には「はやぶさ」の方が速かった。すみません。