1Q84、Book3が4月に出るらしい


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1Q84のBook3が、4月に出るらしい。
Book1、book2は読んだ。
この本の何が面白いかというと、正直言って、読んだ私にもよく分からない。
広くウケそうな要素がふんだんに盛り込まれているなとも思うし、作者が予告していた「恐怖」についても、それなりに描かれていると思う。
日本で言う「1995年以降の世界」、世界で言う「9.11以降の世界」を過ごす私たちに、共鳴のようなものを呼び起こす部分もある。
しかし、数百万部が売れる「ほど」面白いのか?と問われると、よく分からない。
2月6日の「涼宮ハルヒの消失」劇場版公開の方が、私にとってはより大きなニュースだ。
個人的には「海辺のカフカ」の方が、甲村記念図書館という魅力的な舞台設定があったため、思い入れのようなものを持つことが出来た。
これがよいというなら、「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」なども、もっと評価されてもいいと思う。
村上さん、しかし、これで取っちゃいそうですよね、ノーベル賞。「やれやれ」とか言いながら。