放射能モード


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一昨日、不思議な夢を見た。

私は、足を伸ばして座った格好で両手を下に向けてひらひらさせると、空を飛ぶことが出来た。かなり高いところまで飛べる感じだった。多分、高層ビルくらい。

牛久の、私が子供のころ住んでいた家は既に取り壊されて、更地になっていたのだが、その近所には学校があって(注:子供の頃牛久に住んでいたのは事実だが、近所に学校はなかった)、その学校を空から眺めたりしていると、いかにも田舎の子供という感じの男子高校生がラグビーの部活をやっていたり、巨大な女子高生がプールで水泳をしたりしていた。
それから私は、牛久市の市街上空を飛んで行った。ふと、常磐線牛久駅に戻ろうと思い、市街から牛久沼の方向に向かって戻ることになった。
牛久の市街はとても長く、ビックカメラみたいなお店とか、巨大なパチンコ屋とかが出来ていた(注:茨城県牛久市は実在の地名だが、ビックカメラはない。そんなの大きな市街地がある訳でもない。)

ふと気がつくと常磐線牛久駅を通過して、牛久沼の上空に来ていた。慌てて戻ろうとすると、そこはまた学校のような所で、高い防球フェンスのが前方にそびえていた。そして、校庭で遊んでいた小学生に「そのフェンスは危ないから近寄ってはダメだ」と言われる。それでも私は常磐線牛久駅に戻りたかったので、フェンス上空を飛び越えようと、両手をぱたぱたさせて高度を上げて行った。すると、フェンスはぐんぐんと伸びて来て、私よりさらに高いところを、上から覆いかぶさるようになってきた。私はフェンスを突き破ることにした。そして私は「放射能モード!」と叫んでフェンスに向かって飛んで行った。フェンスに当たった私は全身から光を発しながらフェンスを突き破ろうとするが、フェンスも光のようなものを発して抵抗し、なかなか突き破ることが出来なかった。しかし、「放射能モード!放射能モード!」と叫びながらフェンスを押しているうちに、ついにフェンスは破れ、私はフェンスを突破することに成功した。ところが私はいつのまにか、茨城県を過ぎて千葉県の銚子上空にまて来ており、そこにはなぜか瀬戸内海のような多島海が広がっていた(注:千葉県銚子市は実在の地名だが、太平洋に突き出していて、多島海ではない)。時刻は夜明け頃で、東の空から太陽が昇り始めていた・・・
というところで、目が覚めた。

この夢が何を意味しているのか、私にもさっぱり分からない。
だいたい、放射能モードって、何?
この夢をひなに話したら、笑っていた。