確定申告も終わり、もう今年の帳簿を付け始めてしばらくになるが、今まで「商品有高帳」を付けていなかったことについて、決して良いことではないと思っていた。在庫管理がルーズになるというか、期首と期末の棚卸し(残数確認)だけでも決算書は作れるのではあるが、それだと「今、在庫がいくつあるか」が、今ひとつ把握しづらい。
で、使っている会計ソフト「やよいの青色申告」に「商品有高帳」というのがないのかと思って調べてみると「商品有高帳」という項目があって、これを作ってみたのだが、これがまた奇妙な仕様で、商品有高帳で商品の出納をつけると、期末と期首の棚卸しの数だけ、商品の残高がずれる。これはどういうことなのかと思って、やよいの青色申告のサポートに電話を掛けてみると、この質問は(私の契約している)セルフプラン(年額8640円)では受付できず、「ベーシックプラン」(年額12960円)への格上げが必要だという。格上げの差額は3000円強だったので、じゃあそれでということで、格上げをしてみた上で、改めて質問してみると、
「やよいの青色申告では、商品有高帳で在庫の管理は出来ません。期末と期首の棚卸しだけを記載することになります」と。
何?それ?それでは商品有高帳の意味ないやん?
「弊社『弥生販売』では商品有高帳での在庫管理が出来るようになりますが、やよいの青色申告と連動させることは出来ません。弊社『弥生会計』では可能になります」
調べてみると、弥生会計、弥生販売、どちらも4万円以上する訳です。うち、商品の動きといっても、ゆたぽんグッズ少々といったところで、年間総売上で20万とか、そんなもんな訳です。8万円のソフト入れてどうする、みたいな。
「じゃあ、うちなんかの小規模な事業者の場合、商品有高帳は(簿記のテキストとかを参考にして)Excelで付けた方がよいってことですね」
「そうでございます」
・・・・・3000円返せ。