※8/16補足、気が変わりました。今日、ヤフオクに出しました。
今年の2月、手元にあった庄内一分銀2枚を、PCGSに出してみた。
代行業者さん経由で、香港のPCGS。
それが今月半ばに帰ってきたのだけれど、何と、2枚とも「天保一分銀」の「Damage」というランク付け(というかランク外)で帰ってきた。
これはどういうことかというと、390745は天保一分銀全般を指し、そのあとの.98が「ダメージ – 故意の表面ダメージ。例:落書き、しみの除去等」を意味するという。
http://www.pcgsasia.com/standards?l=ja
ダメージと言いながら、両替商の刻印などは一切なく、傷もない。
ではなぜ?ということになるが、これはつまり、PCGSは「庄内一分銀」というジャンルを認識しておらず、「庄」の刻印が「ダメージ」と認識されてしまったということではないかと思う。
Genuie(本物)のお墨付きは得たものの、これでは単なる傷物扱いな訳です。
庄内一分銀、PCGSといったキーワードでGoogleで検索しても、参考になる例は何も出てきません。多分、こういう結果となることを承知の方々は最初からPCGSに出さないのだと思います。私が馬鹿でした。
庄内一分銀をPCGSに出すべきかどうかお考えの方は、こういった事例もあったということで、何かのご参考になれば幸いです。
なお、こういう鑑定結果になったからといって、PCGSを恨むつもりはありませんし、この2枚の庄内一分銀を手放すつもりもありません。