時刻表を買ったので、こういうものを作ってみた。
「2015年3月14日改正時点での、在来線表定速度ランキング」
http://2015.iijiman.com
もう30年くらい前のことになると思うが、鉄道雑誌でこれと似た特集を組んだことがあって、その時は在来線トップは、北陸特急の「加越」だったと記憶している。あれから随分時間が経ち、その間、在来線史上最速記録を打ち立てた「スーパー北斗」とか、運転速度最速の「はくたか」「スカイライナー」などが登場したが、スーパー北斗はJR北海道の減速実施、はくたかは北陸新幹線の開業によって、ランキングから消えたり、1位から後退したりしている。代わって現在の1位は、北陸特急の「サンダーバード」。速度制限が少なく、130km/hながらトップスピードを維持出来る区間が長いことが、速さの秘訣となっているのだろう。
また、快速としては史上最速を記録したのが、はくたか廃止後の北越急行の「超快速スノーラビット」で、JR東海やJR西日本の新快速よりも表定速度が高い。(新快速については、計算する区間によっては超快速より速い。まあ一つの目安として、ということで。)
大井川鉄道のSL急行は、実際に乗って見るともう少し速そうな感じがするのだけれど、計算上はこのようになる。でも、こういった列車で「速さ」を問うのは、無粋というものだろうなとも思う。