昨日(1/29)、Amazonから、新刊本「西又葵です。」と「にゃんだふる」が届いた。
昨日は色々と慌ただしかったので、今日、読んだ。
どちらも小難しい本ではなく、さらりと読める。
「西又葵です。」は、「なるほど」と思う部分が多かった。この作家の絵は、デッサンに奇妙なところが多いような気がする。「西又葵です。」の表紙からしてそうだ。だが、それを突ついてみたところで、何か積極的な意味が現れる訳ではない。この人の絵の良さはデッサンとは別のところにあると思う。それを、本人も認識しているようであることが、本を読んで分かった。よいことだと思う。この人は、この作家にしか描けない絵を描き続けて欲しい。
あと、会社を作ったことを簡潔に記しているけれど、会社を作るというのは費用的にも手続き的にも実に大変で、絵を描く作業とは異なるエネルギーを要したであろうと思うのだが、それについての不平不満などは何も書いていない。子供の頃の話なども、この作家なりに大変だったというか、苦労をしてきたのだなあと思う。お客さん(ファン)を大切にする姿勢も好ましいものに思う。これは、私がサラリーマンではなく自営で仕事をしていることと関係しているかもしれない。共感的なものを得たということかもしれない。
イラストも多く、楽しめる1冊だ。
「にゃんだふる」は、正直に言うと、あまり期待していなかった。だが、これが思いのほか面白かった。飼い猫「広東」に語らせたのは良いと思う。63ページの、13匹の猫が一緒に食餌をしている写真は壮観だ。
あと、ひなによれば、「広東」は、猫用ノミダニ予防薬「フロントラインプラス キャット」のパッケージの猫に似ているという。
私もそう思う。種は違うけれど。
http://www.nomidani.jp/
この2冊は、買って良かったと思う。
「西又葵です。」と「にゃんだふる」を読んだ。
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