湯河原に路面電車を


カテゴリー: テキスト日記鉄道 | 投稿日: | 投稿者:

ああ、お金があったらなあ、と思うことがある。
具体的には、100億円くらい。

路面電車(最新のLRT)は、1kmあたり10から20億円くらいで建設出来るという。
駅前の50階段の下から、うちの前を通って「らぁ麺屋飯田商店前」まで。それじゃ0.8kmか。
道幅は普通乗用車が何とかすれ違えるくらい。だから路面電車は、小型乗用車の幅1.7mより狭い1676mm。これは昭和46年に廃止になった福島交通飯坂東線と同じ幅で、かなり狭い。LRT版馬面電車を作る。LRTだと単車では定員が極度に少なくなるな、連接車にするほかなかろう。
軌間も福島交通と同じ1067mm。762mmとかにしてしまうと今の電車の設計がほとんど流用できず、苦労しそうだから、JRと同じこの寸法にしておいたほうが部品の調達とかの上でも多少なりとも便利だろうと。軌間は広い方が安定するし。
本当は駅前に乗り入れたい。だが、ホテル城山の前の坂が急なので、鉄道は上れない可能性が高いと見た。県道は交通量多いし、路面じゃラックレール敷くわけにもいかない。サンフランシスコみたいなケーブルカーだと、巻き上げ機をどこに設置するんだって話になる。ATS付のケーブルカー用信号とか新規に開発しなきゃならないからお金もかかるだろう。
あと、終点も本当はエスポット前まで延長したい。しかし、途中から道幅が極度に狭くなるのと、交通量の多い真鶴道路に線路を敷かなきゃならないのがネックで難しそう。
駅の方は、50階段下から胃腸病院付近を通って明店街の商店街まで延ばすのもいいかもしれないが、終点で数軒、立ち退いて貰わないと折り返し駅がつくれなさげ。もめそう。面倒。

ともあれ、線路は最短で8億円くらいで作れそうなので、あとは、預金して金利で赤字を埋める。もうかる訳ないからな、そんな短距離路線。もうけようという発想は正直言って、ない。「うちの前に『馬面電車』を走らせたい」だけだから。

100億円くらい、ちゅるっと手に入らないかなあ・・・