月別アーカイブ: 2016年3月

スイッチを入れておく


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あるところに、xさんという老人がいる。xさんは女性で、明日で93歳になる。しかし実は93.5歳くらいという説もある。真相はわからない。なぜそうなったのかというと、生まれた直後に関東大震災(1923年9月1日)があって、それでてんやわんやで、役場に出生届を提出に行く余裕が、全然なかった、それで、年度が切り替わる直前にというわけで、慌てて3月28日に出生届を出して、それが公式的な生年月日ということになったのだそうだ。本人も含めて親戚一同、誰も、正確な生年月日を覚えていないそうだ。ちなみにxさんは湯河原生まれの湯河原育ち。

で、xさんは夜寝るときに、電気毛布を使う。
それで、xさんの娘さん(といっても93歳の娘さんなので、それなりのお年の方である)が、「夕方にはスイッチを入れておかないと、寝るときに暖かくならないよ」と注意するのだそうだ。
そうするとxさんは、なぜかベッドの電気毛布の下に、電気毛布のリモコンを、そーっと入れておくそうである。

スイッチを入れる、を、何か間違えている。

釣神100種コンプリート


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「釣神」というゲームがある。いくつかのポイントサイトでやっていて、それぞれ、釣りをして、獲物のグレード(?)によって、Amazonギフト券とかiTunes Codeのような金券類に換金できたりする。私はNTTのPotoraというサイトと、Netmileというサイトに登録があるので、その2つで釣神をやっているけれど、これ、金券類に換算すると、大当たりが出た週の一週間分のポイントでも「5円相当」とか、そんなもんなんです。いい歳して5円もらって喜ぶなよ、と。

で、potoraの方なんですけど、今日、バショウカジキが釣れました。釣神には100種類の魚介類がいるのですが、これで100種類全部コンプリートして5000ポイントゲットしました。5000ポイントって、500円相当なんですけどね。いい歳して500円もらって喜ぶなよ、と。

一方でもう少しお金になりそうな方では、相変わらずコインとか、模型とか、「その時には欲しかったけれど、気が変わっていらなくなったもの」を売ったりして、運が良い時には3000円くらいの差益を得たりすることもありますけど、まあ大抵は損失で1000円くらいずつ、都度失っている訳です。赤字の総額は、うーん、10万までは行っていないとは思う、多分。
一分銀とか、PCGSに出して「これはMS65行くかも」とか思っていたら、洗浄品の烙印を押されて帰ってきて涙で、そういうのは赤字でオークションに出したりしています。
いい歳して何やってんだろうね、私。

まあ、価値のありそうなコインは手放さないってのもありますけど。一分銀の切れ分MS63とか、絶対手放さないです。あと、金銭以外のところでは、地方自治法60周年の、兵庫とか茨城とかの、思い入れのある県も手放さないです。

バショウカジキ

バショウカジキ

クライアントとの契約解除


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あるクライアントとの定期契約を解除した。
まだ後始末がいくつか出てくると思うので完全に解除されるのはまだ少し先かもしれない。

一応、喧嘩別れではない。一応、とつくのは、私の勝手な都合による部分も、ある程度はある、ということだ。そして、多少揉めた。ただ、その「勝手な都合」というのが、世間一般的には「勝手」の範囲に入るだろうが、うちでは切実な問題だったので、そこで折り合いがつかなくなった。最大の理由は、「私自身がそのクライアントに、能力的についていけなくなった」ということだろうと思う。

これまでにもクライアントと別れたことは、何度かある。
最悪の喧嘩別れをしたクライアントもあった。その件については申し訳なく思う。
今回は、こちらにもいろいろ言い分はあるのだけれど、それもあえて言わないことにした。それを言うと、ある人の、個人攻撃になってしまうから。そのうえに、そのクライアントの環境には、システム的な弱点が発見された。これを塞ぐには私の力では対処できない。
そういうわけで、そのクライアントとは、3月いっぱいで離れることにした。

サラリーマンと違って、収入源がひとつ消えても、まだ別の収入源がある、というのはある。そういう意味では、私の収入のポートフォリオが効果を発揮したと言えなくもない。しかし収入が減るのは痛い。月額管理で定期収入になっていたので、ただちに生計に困るということはないが、痛みはある。

今は、とにかく、その「能力的についていけなくなった」クライアントと別れて、ほっとしているというのが正直な気持ちである。今はそれだけで頭がいっぱいである。

しかし、これから私もますます歳をとって、こういうことが増えてくるのかなあ、と思ったりもする。
49歳。もうそういうことを考えないといけない年齢なのだろう。

お彼岸参り


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昨日(3/19)お彼岸参りで谷中に行った。雨が降っていた。

谷中

谷中

ここ数年、谷中に、こじゃれた店が急に増えたような気がする。

谷中

谷中

あ!小春!

小春

小春

帰りに神田珈琲園に寄る。ブレンド450円に80円プラスでジャムトースト。これがふんわりしていて美味しい。

神田珈琲園モーニング80円

神田珈琲園モーニング80円

CONTAX T2の上手な使い方(感度、絞り、シャッター速度の話)


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この「豆日記」に、しばしば「CONTAX T2 使い方」というキーワードでのアクセスがあるけれど、具体的な使い方について記したことはないので、申し訳なく思い、これを書くことにする。

※富士フィルムから、感度800ネガカラーフィルムの販売終了がアナウンスされました。2019年12月に販売終了だそうです。
http://ffis.fujifilm.co.jp/information/articlein_0090.html

CONTAX T2を使った上手な写真の撮り方、というか、使用上のノウハウというのは、ある。
1993年から2005年までと、2014年以降、実機を使ってきて感じたことなどをまとめてみたい。

◉結論◉

簡単に言ってしまうと「高感度のネガカラー(おすすめは感度800)を使って、絞りダイヤルはf2.8、室内ではストロボを積極的に使う」です。
個人的にはやっぱり富士の800が自然かつ鮮鋭な発色で好みです。
メーカーとしてはコダック、ロモグラフィも製品を販売しています。
これらのフィルムで「撮り比べ」をしてみるのも面白いかもしれません。

しかし、以上の結論だけではあまりにも身も蓋もないので、書き足します。

◉CONTAX T2の特徴/今時のデジタルカメラとの違い◉

まず、CONTAX T2の特性として、今の(よくある)デジタルカメラとの比較で言うと、重要なポイントが3つある。

(1)手ぶれ補正機能がない。
(2)一度フィルムを詰めたら感度は変えられない。
(3)シャッター速度は最高で1/500まで、絞りはf16までである。

いずれも「当たり前」のことではあるが、この3つが今のコンパクトデジタルカメラでは解決されている「問題点」であるとも言える。

まず、(1)の手ぶれ補正機能がない件については、基本的には、シャッター速度を上げるほかない。
手ぶれの発生するおおよその基準として、「レンズの焦点距離の数値=手ぶれが目立たないシャッター速度」であると、写真の専門学校では教える。CONTAX T2のレンズは焦点距離が38mmなので、シャッター速度が1/38より速ければよいという計算になる。

ただしCONTAX T2には、1/30・1/60・1/125・1/250・1/500しか選択肢がなく、しかもシャッター速度は手動では変えられない。絞り優先AE、つまり、絞りとフィルム感度から自動的に最適なシャッター速度を選択する仕組みになっている。であるから、なるべく1/60以上のシャッター速度でシャッターを切れる条件を揃えることが重要になる。

◉シャッター速度は1/250以上が好ましい◉

しかしながら、この「手ぶれが目立たないシャッター速度」というのは、あくまで「目安」と考えてほしい。個人差もあるけれど、私のように手が震えやすい人は、1/60でも手ぶれが目立つ写真になる場合がある。手持ち撮影においては、おすすめしたいのは1/250以上のシャッター速度だ。
カメラを三脚に固定することができるのであれば、シャッター速度は遅くても構わないが、それではコンパクトカメラとしての機動性が活かせないので、ここでは略する。

◉高感度フィルムのすすめ◉

ではシャッター速度1/250を得るにはどうすればよいかというと、(2)に関係してくることだが、なるべく感度の高いフィルムを使うほかない。感度の高いフィルムは、一般的に、画質や発色の点で不利であると言われる。「高感度フィルムなんかT2にはもったいない」という意見もあるだろう。実際、低感度フィルムを詰めてCONTAX T2を三脚に固定して撮影した写真は、驚くほど美しい。ただ、手持ち撮影を前提に言うならば、いくら発色の良い低感度フィルムを使ったとしても、手ぶれしていては写真として今一つ美しくない仕上がりになってしまう。多少の画質低下には目をつぶってでも高感度フィルムを使う方が、結果的に写真を綺麗に仕上げることができる。
今、市販されている銀塩ネガフィルムの最高感度は、モノクロで3200、カラーで800である。(ここでは増感撮影については略する。そういうことが分かっている人は、この「使い方」を検索する人もいないであろうから。)

◉高感度フィルムも万能ではない◉

それでは3200や800のフィルムを使えば万事OKかというと、そうはならない。ここで(3)の、シャッター速度は最高で1/500、絞りはf16まで、という制約が問題になる。
感度3200のフィルムでは、蛍光灯を付けたリビングなどの室内での撮影なら、特に問題はない。
CONTAX T2の絞りをf2.8に設定すれば、暗ければf2.8、やや明るければそれ以上の絞りに自動的に絞られる「プログラムAE」が動作する。(ここでは、絞りを開いて背景をぼかすとか、絞りを絞って被写界深度を稼ぐといった話は省略する。これも、そういうことが分かっている人は(以下略))
感度800のネガカラーフィルムでは、やや露出が不足する。
この場合には、ストロボを積極的に使うか、三脚を使用する、壁や柱にcontax T2を押しつけて固定して撮る、などするとよい。

問題は屋外晴天時である。目安として、屋外の晴天下では、感度800・シャッター速度1/250で適正露光を得るには、絞りf22くらいが必要になる。絞りf16であればシャッター速度は1/1000が欲しい。f22も、1/1000も、CONTAX T2では設定できない値である。ではどうすればよいか。

◉屋外で撮るなら感度400〜800のネガカラーがおすすめ◉

答えは、屋外での撮影には、なるべく感度400のフィルムを使うようにすることだ。感度400であればシャッター速度1/250でf16が、ほぼ適正露光になる。(ここでは最少絞りによる回析現象についての話は省略する。そういうことが分かっている人は(以下略))

しかし実際には、1本のフィルムで、屋外でも室内でも撮影したい、ということも多いと思う。では、どうすればよいか。
一つには、室内ではCONTAX T2内臓のストロボを、積極的に使うことである。ストロボを焚けば感度400でも大体は何とかなるものである。

◉薄暗い場所では、T2を柱や壁に押し付けて固定する◉

しかし、室内でもストロボを焚きたくない場合もある。あるいは、広々としたホールの全景を写したい場合などには、ストロボを焚いても光が足りない=暗い=露出が不足する、というケースがある。

そういう場合にはどうしたらよいかというと、まず、手持ち撮影をあきらめる。三脚がない場合には、手すりや柱、壁などにCONTAX T2を押し付けて、ぐらぐらと揺れることを防げばよい。(ただし、被写体が動いている場合には、手ぶれがなくても、被写体がぶれて写ることは避けようがない。)

◉室内には感度800+ストロボ◉

感度800のフィルムさえあればOKかというと、そうではない。「蛍光灯を付けたリビングなどの室内」でも-1程度のアンダー(暗い)になる。そういう場合には、たとえ800のフィルムを使っていても、手すりや柱、壁などにCONTAX T2を押し付けて、カメラを固定する必要がある。

ここで今どきのコンパクトデジタルカメラでれば、自動的に感度6400、感度12800といった値が選択されるし、デジタル一眼レフカメラであれば、25600、51200、102400といった値も選択できることが多い。しかし、いかんせん銀塩フィルムでは、カラーで最高800(昔は3200があった)、モノクロで3200である。(繰り返すが増感撮影については略する。)

◉800のネガカラーを詰めて屋外晴天下での撮影◉

感度800のフィルムを詰めて晴天屋外に行くと、どうしても露出オーバーの警告が出てしまうことがある。(ファインダー内で500の数字が点滅)
そういう時にはどうしたらよいか。

◉+2程度の露出オーバーは問題ないネガカラーフィルム◉

結論から言うと、ネガカラーフィルムを使っていれば、+1、+2程度の露出オーバーはさして問題にならない。
(問題なく写真が写る)。
CONTAX T2の絞りはf2.8(ダイヤルの緑色の数字)に合わせればよい。ファインダー内には「露出オーバー」の警告として、500の数字が点滅するようになるが、気にせずにシャッターを切ってよい。あるいは、警告がどうして気になるようであれば、露出補正ダイヤルを+1に設定すればよい。

もっぱら屋外だけでしか写真を撮らないのであれば、積極的に、感度400のネガカラーフィルムをお勧めしたい。CONTAX T2の絞りダイヤルはf2.8に合わせておいて、あとはカメラ任せで十分綺麗に映る。感度800のネガカラーフィルムの場合であっても、絞りのダイヤルはf2.8に合わせて、あとはカメラ任せにしておくとよい。

◉終わりに◉

以上の話は、高度なテクニックを要しない、あくまでも「最低限ブレずに綺麗な画面を作る」こと前提に書いた。絞りを開いて背景をぼかすとか、絞って過焦点距離を利用するとか、回析現象を回避するとか、そういう話がわかる人は、このページにはアクセスしてこないと思うので、あえて省略した。

CONTAX T2には、絞りやシャッター速度以外に、「オートフォーカスのピント合わせが失敗する」ことが、しばしばある。これについての対策は(あまり対策らしい対策はないのであるが)、気が向いたら、その時に記そうと思う。

※こちらの記事もご参考になれば幸いである。
「CONTAX T2の上手な使い方(ピント合わせの話)」2016/11/4記入
http://hmk.iijiman.com/mamenikki/?p=6635

※屋外での撮影には感度100のフィルムを使えばいいじゃん、という意見もあるとは思うし、ポジフィルムを使うときにはどうすればよいのか、とか、いろいろ突っ込みどころはあると思う。
ただ、実際私は、以前は感度50のポジフィルムをT2に詰めて写真を撮っていた。その時の「失敗」を痛感しているので、あえて上記のような記事を書いた。
※2018.6.24 感度1600のネガカラーフィルムが昨年発売中止になっていたことに気付き、文章を修正しました。

※参考までに、感度1600で撮ったらどういう絵になるのか、というサンプルはこちら。いずれもノーリツのラボマシンで、現像と同時にCD-Rに書き込んでもらった。スキャナは持っているけれど、面倒臭いので・・・

https://note.mu/iijiman/n/n968c75e4a598

https://note.mu/iijiman/n/n64ec16aa667a

https://note.mu/iijiman/n/n427e3fbe2f0d

あと、蛇足ながら感度100のポジ「Velvia 100」で撮ったサンプルはこちら。印刷原稿などに使う場合はともかくとして、スキャニングしてCD-Rに書き込んでもらったデータは、確かに綺麗といえば綺麗。

https://note.mu/iijiman/n/n7ed074218fea

野菜ジュースが当たった


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ひなまめ珈琲園の搬出から帰って来たら、ちょうど、ゆうぱっくの配達の人が来ていた。
何かと思ったら、先月、ひなが応募していた伊藤園の抽選が当たって、野菜ジュースのセットが送られてきたのだった。
嬉しい。

野菜ジュース

野菜ジュース

大手町、どこまで行っても、大手町


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大手町
どこまで行っても
大手町

http://iijiman.art.coocan.jp/photo2001/20010625/index-2.htm
このネタは2001年に既に書いていたが、今日も半蔵門線大手町駅からJR東京駅まで歩いたんですけど、すごく遠かったです。大手町駅といっても半蔵門線大手町と東西線大手町では全然離れているし、千代田線とか都営三田線とか丸ノ内線とか「大手町駅だらけ」な訳です。

マジ、「大手町循環バス」とか作って欲しいです。

大手町、どこまで行っても、大手町

大手町、どこまで行っても、大手町

恩師の写真展、3/27まで


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半蔵門のJCIIフォトサロンに行く。
恩師の大西みつぐ氏の写真展「Wonderland 1980-1989」。
http://www.jcii-cameramuseum.jp/photosalon/photo-exhibition/2016/20160301.html

WONDERLAND 1980-1989

WONDERLAND 1980-1989

JCIIフォトサロン

JCIIフォトサロン

会場にはモノクロのシャープなプリント。

WONDERLAND 1980-1989

WONDERLAND 1980-1989

こういう写真展を開催する機会が、もし私に与えられたら、こういう箱の中に鉄道模型を走らせたいです。DD51とスハ43とか。まあ永遠にそんな機会はないですよね。あと、東京五輪の千円銀貨は、私も持っています。

コラージュ

コラージュ

ひなまめ珈琲園4、搬出


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今日、神田珈琲園に「ひなまめ珈琲園4」の搬出に行ってきた。
しかしまずは最初に、ブレンドとトーストを注文する。

神田珈琲園のトースト+ブレンド

神田珈琲園のトースト+ブレンド

ブレンドは450円、トーストは80円(いずれも税込)。コメダの「たっぷりブレンドコーヒー」のモーニグセットは520円なので、一見すると神田珈琲園の方が高いかに見えるが、実は違う。神田珈琲園はブレンドが「おかわり無制限」なので、珈琲の実質量が多いのである。そして、何よりトーストが半端ではない。コメダは縦1/2カットのトーストだが、神田珈琲園は、四つ切りのトースト1枚まるまるで80円なので、実質的には安いのである。値段の話ばかり書いてしまったが、味の点では、いくら私がコメダが好きだからといって、これだけは嘘は書けないので正直に書くが、珈琲の味は、神田珈琲園の「ほぼ毎日自家焙煎&マスターのネルドリップ」のブレンドの方が、明らかに美味しい。トーストは味では互角かと思うが、コメダが自社工場の食パンなら、神田珈琲園は地元神田のパン屋さんが焼いたパンで、全然コメダに負けていない、それが1/2じゃなくて、1枚まるまる付くんです。神田珈琲園グレート。

そうそう、で、搬出。展示物をすべて外した状態の珈琲園。

すっぴん神田珈琲園

すっぴん神田珈琲園

それからまた紅茶ゼリーを頼んでしまう。これが450円(税込)で、紅茶味のゼリーの下にはヨーグルト味のゼリーが仕込んであって、それで、上に乗っているのは何かと言うと、オレンジリキュールのゼリーなんです。レモンティーかと思う味わいが、もう、すごいんです。

紅茶ゼリー

紅茶ゼリー

美味しいわ。

美味しいわ

美味しいわ

時刻表タイムトンネル・1979


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先日、古い時刻表6冊のことを書いたが、実は、それとは別にもう1冊、「京阪神からのお出かけに便利な時刻表」という、近畿地区限定で発売されていた時刻表も出てきた。私が持っている時刻表の中では、一番古い時刻表ということになる。

京阪神からの旅行に便利な時刻表1979年8月号表紙

京阪神からの旅行に便利な時刻表1979年8月号表紙

この号の特集に「冷房のある臨時列車一覧」というのがある。1ページ半に収まるものだったが、それ以外には冷房は付いていなかったということか?

快適冷房臨時列車一覧

快適冷房臨時列車一覧

お約束の北海道の路線図。青函連絡船なんかも書いてある。

北海道地図

北海道地図

朝の東海道新幹線。東京ー新大阪間3時間10分。それなりに混んではいるが、全ての列車の最高速度が210km/h。今、朝など、のぞみが3分間隔で続行して285km/hとかやってる訳ですから、もう、全然別の鉄道システムになったと言っても過言ではなかろう。

東海道新幹線下り朝

東海道新幹線下り朝

夜の東京駅。九州、山陰、四国連絡、紀勢方面。きら星のように並ぶや「ブルートレイン」。といっても、「九州ななつ星」や「カシオペア」はおろか、北斗星のような「シャワー付き、デラックス食堂車付き」のような列車など来るはずもない。食堂車はプラスティックの椅子だったと思う。壁とかも無機質な合板張り。まあ定食くらいはあっただろうね、カレーとか。せいぜいそんなもん。あと、「さくら」「みずほ」「出雲3号+紀伊」についている★1つの寝台車のマークは「3段式B寝台」。個室云々以前に、3段ベッドで、頭ぶつけながら乗っていた訳ですよ、マジ。お客さんのニーズというか価値観も、「今とは違う」ものだったのではないかと思う。
ただ、その編成がホームに入ってきたときの「風格」のようなものは忘れられない。今の列車に負けずと劣らぬ堂々としたものがありました。

東海道下り夜行

東海道下り夜行

もちろん下りの東北も凄い。北海道連絡の夜行列車がぞろりと顔を揃えている訳です。常磐線経由の夜行があって、というか、常磐線経由の方がメインで、「ゆうづる」なんか、1号から14号まで、一晩に7往復していたんです。さらには夜行急行の「十和田」が2往復。これで全てかと思ったら、この他に奥羽本線経由の「あけぼの」にも青森行きがあった。一体何本あるんだ、北海道連絡。

東北下り夜行

東北下り夜行

この時刻表のダイヤから37年後の「未来人」なんです、私たち。
そりゃ、世の中も変わる訳です。

時刻表タイムトンネル・1980


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実家から古い時刻表が出てきた。リアルタイムで買ったもので、オークションで落札したものではない。合計6冊あって、上越新幹線開業、というのもあったのだけれど、それよりさらに古いものもあった。

とりあえず2冊ほどめくってみる。
1980年3月号(草津・桜井・和歌山線電化)と、1980年10月号(室蘭本線・千歳線電化、千歳空港駅開業)

時刻表・1980年3月、1980年10月

時刻表・1980年3月、1980年10月

北海道の路線図なんて、もう、現在と全然違うネットワークになっている。

1980年3月、北海道の路線図

1980年3月、北海道の路線図

あと、上野を起点とする「東京から北海道方面へ」の「連絡早見表」があって、青函連絡船があって、特急「はつかり」とか特急「みちのく」とか、隔世の感がある。

1980年3月、北海道連絡

1980年3月、北海道連絡

2016年3月26日改正版、在来線・新幹線表定速度ランキングを作ってみた


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3月26日に、北海道新幹線が開業する関係で、JRのダイヤ改正がある。という訳で、時刻表を買った。
去年「2015年3月14日改正時点での、在来線表定速度ランキング」http://2015.iijiman.comというものを作って、これが結構アクセスをいただいたので、今年も作ってみることにした。http://2016.iijiman.com

在来線1位は、北陸特急の「サンダーバード」。昨年から首位をキープしている。
快速史上最速の北越急行の「超快速スノーラビット」も健在。

今年は、いわゆる「通勤ライナー」もランキングに入れてみた。
「通勤ライナー」を特急の仲間にいれるべきか快速の仲間に入れるべきか悩んだが、暫定的に、快速の仲間ということにしてみた。
表定速度60km/h台あたりから快速が頻繁に顔を出すようになる。私鉄の、いわゆる料金不要の特急で最速は阪急京都線の特急ということになりそうだ。
いすみ鉄道の急行は、同じ線を走る各駅停車より遅いことで有名だけれど、実はこの表に出ているより遅い便もある。急行料金を要する列車としては現時点ではもっとも遅いかもしれない。しかし世の中には料金必要でもっと遅い列車というのがあって、釜石線のSL銀河の方が、表定速度の上では遅いということになる。ただ、この列車は遠野駅で長時間停車を行うために、計算上遅くなっているという事情もある。
表定速度20km/h台になると、これはもう「遅さ競争」みたいに思えてしまう。ゆったり乗ることに意義があるということなのだろう。

一方、新幹線1位は「のぞみ」だった。これは、全区間の半分を占める山陽新幹線区間で300km/hが出せることが大きいのだろう。「はやぶさ」が320km/hを出せるのは、宇都宮ー盛岡間に限られている。

新幹線版の表は、昨年7月頃に「2015年3月版」を作ったのだけれど、これが大変な間違いをしていて、1位を「のぞみ」と判定していたのだけれど、計算ミスで、実際には「はやぶさ」の方が速かった。すみません。